
インターンは何社エントリーすべき?状況別に社数を解説!
ほとんどの大学生がインターンを経験している
インターンは何社エントリーすべきか?場合別に解説
インターンシップに参加するメリット4選
インターンシップに参加するデメリット2選
インターンシップ応募の注意点
インターンシップの探し方
インターンは何社エントリーすべきか?まとめ
ほとんどの大学生がインターンを経験している
「マイナビ2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査」によると、3年生の12月までに93%の学生が平均して8.8社のインターンシップ・1Day就業体験に参加しています。
近年ではインターンに参加する学生が増えているので平均が増加している傾向にあります。
また、多くの学生がサマーインターンシップから始めることが多いようです。
インターンは何社エントリーすべきか?場合別に解説
ここではインターンは何社エントリーすべきかについて紹介していきます。
個人の状況によるので一概に何社とは言いにくいのです。
そのため、業界や企業が定まっていない場合と定まっている場合に分けて解説していきます。
1.業界や企業が定まっていない場合
2.業界や企業が定まっている場合
3.行ってみたい業界や企業があれば行ってみる
それでは紹介していきます。
1.業界や企業が定まっていない場合
ここでは業界や企業が定めていない場合について解説していきます。
1dayや仕事体験を7社
短期インターンを5社
やりたい業界が定まったら深堀する
それでは紹介していきます。
1dayインターンを7社
業界や企業が定まっていない方ほど多くの業界や企業のインターンシップに参加しましょう。
インターンの中でも1dayインターンはオンラインでの開催も多く、気軽に参加することができます。
目安では7社前後ですが「気になる企業があるのであれば全部行く」くらいの気持ちが大切です。
何も決まっていない方は、業界・企業の理解が必要になります。
闇雲に就活をしていても、自分に合った仕事は見つからないためです。
そのため、より多くの会社や業界を見ることで、どこが自分に一番適性があるのか比較することができます。
ただ参加するのではなく、目的をしっかり持って挑むことが大切です。
目的の例としては、「自分に合っているのか見極める」「この業界で自分は活躍できるかイメージしながらじゃなしを聞いてみる」「やりたいことだったら積極的に質問をしてみる」などになります。
何も考えずに沢山インターンに参加しても意味がないのです。
あくまで、自分の適性を見極める手段としてインターンを利用するのであって、参加することが目的にならないように心がけましょう。
また、短期インターンでは2日〜2週間程度のものなので気軽に参加できると思います。
短期インターンを5社
グループディスカッションや業務に近いプログラムを体験することもできるので、「長期インターンに行ってみたいけど時間が無い…」という方にもおすすめです。
また、開催日数が多く、募集人数が多いため参加のハードルは低いため、興味を持った企業は積極的にエントリーしましょう。
やりたい業界が定まったら深堀する
「どの業界が向いているかわからない…」という状態の方は幅広くいろんなインターンに行くのがおすすめですが、ある程度行きたい業界が決まった場合は長期インターンがおすすめです。
短期インターンだけでは分からないようなことを沢山学ぶことができます。
長期インターンに行く時間がない場合は、企業研究や業界研究を徹底的にやりこみ理解を深めましょう。
2.業界や企業が定まっている場合
ここでは業界や企業が定めている場合について解説していきます。
短期インターンは最低でも2社参加すべき
長期インターン1社は参加しよう
短期インターンは最低でも2社参加すべき
行きたい業界や企業があったとしても最低でも2社は参加するようにしましょう。
一つの業界だけを深堀してしまうと視野が狭まり、本当に自分に合った仕事なのか分からなくなってしまいます。
その点、2つ以上の業界や企業に行くことで比較対象があるため、本当の自分の意見や会社の良い所や悪い所を見つけることができます。
ただ、なるべく同業種の会社ではなく、全く違う業界の会社に参加するのがおすすめです。
別の業界での自分の適性や他の就活生から学びがあるかもしれません。
万が一合わなくても、短期インターンではそこまで大きな時間を有するわけではないので痛手にはなりません。
気になっている業界や毛嫌いしている業界でも、参加すれば必ず得られるものの方が多いので積極的に参加してください。
長期インターン1社は参加しよう
先ほども紹介してきたように、幅広く業界を見てそれでも自分はこの業界で働きたいと思った場合は長期インターンに行くことをお勧めします。
実際に長い期間働いてみることで、より自分に適性があるのか判断することができます。
私も実際に様々な長期インターンに参加しましたが、想像とは違う業務や企業のイメージでギャップを感じることがありました。
そのため、実際に働いてみて本当にこの業界でいいのか、確認すると良いと思います。
また、長期インターンでは社会経験が身につくので、新卒で習うようなことを大学生の間に学ぶことができるので、新卒の時に重宝されやすいメリットもあります。
長期インターンを経験することは人としても成長できる上に、業界や企業の内情も知ることができるので時間に余裕がある方はバイトの代わりにやってみてはどうでしょうか。
※長期インターン生を労働力として、お金を払わなかったり悪い待遇で働かせようとする企業もあるので気を付けてください。
基本長期インターンは時給が発生する場合が多いです。
3.行ってみたい業界や企業があれば行ってみる
上述してきたことはあくまで目安なので、7社以上は行ってはいけないという訳ではありません。
自分の興味のある業界や企業があれば、スケジュールを管理しながら沢山行ってみましょう。
インターンに行くことで、価値観や自分が本当に大事にしていることが見えて来たりします。
その中で、絶対に譲れないポイントを見つけ出し比較ポイントにして多くの企業と比べることでより自分に合った企業を見つけることができるでしょう。
インターンシップに参加するメリット4選
ここではインターンシップに参加するメリットについて紹介していきます。
1.面接での対応力が上がる
2.同業他社を比較できる
3.視野が広まる
4.社会経験ができるので成長でる
それでは解説していきます。
1.面接での対応力が上がる
インターンシップに参加するメリットの1つ目は「面接での対応力が上がる」です。
就活で一番重要になってくるのが面接になってきます。
エントリーシートや学力がどれだけ優れていても、面接に慣れていなければ、受け答えがスムーズにできないものです。
そのため、あらかじめインターンシップの面接で、面接を受ける回数が増えれば自然と対応力をアップさせることができます。
いきなり就活で面接するよりもインターンの面接をする方が心理的なハードルも低いです。
以下に対面面接での入室のマナーを詳しく解説している記事があるので、気にある方はご覧ください。
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▶面接の入室マナーを分かりやすく解説!好印象を与えるポイントから注意点まで!
2.同業他社を比較できる
インターンシップに参加するメリットの2つ目は「同業他社を比較できる」です。
就職サイトだけの情報だけでは実情や社風などが分かりにくいです。
そのため、実際にインターンで体験することができれば、社員の人柄や詳しい業務内容なども比較することができます。
ただ、比較するためには自分自身で譲れないポイントや何を見極めたいのかをしっかり決めてから参加するようにしましょう。
「なんとなくこっちのほうが良かったかも」のような決め方では意味がありません。
同じ業界でも企業によって特性は大きく違ってきます。
それを肌で感じながら自分の適性を考えることができれば、必然的にエントリーシートや面接で放つ言葉に重みが出てくるはずです。
3.視野が広まる
インターンシップに参加するメリットの3つ目は「視野が広まる」です。
業務を実際に行うことができるので、深くそれぞれの業界を知ることができます。
元々興味がなかった業界でも業務内容や社風などを見て「ここで働きたい」と思うようになる人は大勢います。
何も興味がない人こそ様々な業界を見てみるのがおすすめです。
そして、この業界が良いと心から見つけられるものがあれば長期インターンに行ってみるのがおすすめです。
4.社会経験ができるので成長できる
インターンシップに参加するメリットの4つ目は「社会経験ができるので成長できる」です。
インターンに参加することで、仕事での反省点や目標などが出てくると思います。
そうして、自分の未熟なところを知り、改善を繰り返していくことで、本当にこの仕事が自分に適性があるのか判断することができます。
万が一「この業界は自分には向いていなかった」と分かっても、決して時間の無駄になったわけではありません。
インターンで学んだ知識は必ず社会人になってから役に立ちます。
インターンシップに参加するデメリット2選
ここではインターンシップに参加するデメリットについて紹介していきます。
1.大学の勉強に影響が出る場合がある
2.アルバイトができなくなる可能性がある
それでは解説していきます。
1.大学の勉強に影響が出る場合がある
インターンシップに参加するデメリットの1つ目が「大学の勉強に影響が出る場合がある」です。
企業側もインターン生には学業を優先してもらいたいと思っていますが、「突発的なトラブルが起きて対処していたら講義に遅れてしまった」ということもあるようです。
他にも、大学の試験前に、講義やインターンシップどちらにも身が入らず単位を落としてしまう方もいました。
学生の本業は勉強なので、学業をおざなりにはできません。
インターンで単位を落としてしまうのは本末転倒なので、自分のキャパやスケジュールに合わせて参加しましょう。
2.アルバイトができなくなる可能性がある
インターンシップに参加するデメリットの2つ目が「アルバイトができなくなる可能性がある」です。
インターンは短いものもあれば長い間参加しなければいけないものもあるので、スケジュール管理が難しいです。
ただでさえ学業で忙しいのに、バイトやインターンとなるとキャパオーバーになってしまう方もいるでしょう。
他にもサークル活動や部活をしているとさらに時間調整に気を使わなくてはなりません。
このようにバイトやサークルを控えるか、時間を調整してやりくりするなど、時間的制約があるのがデメリットになります。
以下にWeb面接準備のことを詳しく解説している記事があるので気になる方は是非ご覧ください。
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▶Web面接の全体の流れから事前準備など分かりやすく解説!初めてでも大丈夫!
インターンシップ応募の3つの注意点
ここではインターンシップ応募の注意点を紹介していきます。
1.応募しても参加できないこともある
2.インターンに参加する理由を明確にする
3.スケジュール管理
それでは解説していきます。
1.応募しても参加できないこともある
インターンシップ応募の注意点の1つ目が「応募しても参加できないこともある」です。
応募したからと言って必ずインターンシップに参加できるわけではありません。
特に長期インターンでは就活のように採用の枠が決められている場合が多いです。
そのため、面接で不採用になってしまえば長期インターンには参加できません。
また、短期インターンや1Day仕事体験なども募集人数に制限がある場合があるので「行きたかったのに参加できなかった」とならないように気を付けてください。
2.インターンに参加する理由を明確にする
インターンシップ応募の注意点の2つ目が「インターンに参加する理由を明確にする」です。
インターンに参加することが目的になっており、何か自分の中で明確な目標が無い方は要注意です。
インターンに参加していく過程で「目標」や「自分軸」を見つけることも良いことですが、ずるずる決めずにいるとただ無駄に時間を消費している状態になりかねません。
あくまで自分の「価値観」や「目的」と会社の「方向性」や「社風」が合っているのかを判別する機会であり、ただインターンに行けば良いというわけではないのです。
そのため、しっかりインターンに参加する理由を明確にするようにしましょう。
3.スケジュール管理
インターンシップ応募の注意点の3つ目が「スケジュール管理」です。
先述したように「インターンシップは必ず参加できるわけではない」ということで一度に沢山のインターンシップに申し込みをする人が稀にいます。
悪いことではないのですが、万が一全部行けるとなってしまったら予定を詰めすぎて疲れてしまいます。
自分の考えをまとめる時間なども必要になってくると思うので、自分の体力や時間と相談しながら無理のない範囲での申し込みをしましょう。
インターンシップの探し方
ここではインターンシップの探し方を紹介していきます。
1.キャリアセンター
2.インターン専門サービス
それでは解説していきます。
1.キャリアセンター
インターンシップの探し方の1つ目が「キャリアセンター」です。
大学のキャリアセンターや就職課に行けばインターンシップを紹介してもらえます。
また、面接や応募書類の作成なども手伝ってもらうなどのサポートも受けれるメリットがあります。
2.インターン専門サービス
インターンシップの探し方の2つ目が「インターン専門サービス」です。
就職専用アプリでもインターンシップの掲載はありますが、個人的におすすめなのが「インターン専門サービス」です。
実際に私も長期インターンに行く時に利用しました。
インターンシップに特化しているからこそ効率よく自分が行きたい業界や企業を探し出せます。
インターンは何社エントリーすべきか?まとめ
インターンは自分の将来のキャリア形成のための大事なイベントになります。
インターンに参加することで今まで興味のなかった業界や自分の適性や得意なことを見つけることができ有利に就職活動を進めることができます。
ぜひ頑張ってください!
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