三菱UFJ信託銀行キャリア入社社員座談会

三菱UFJ信託銀行キャリア入社社員座談会

キャリア入社社員座談会

PROFILE
三菱UFJ信託銀行株式会社

A.H

資産金融部
2022年入社

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T.N

オルタナティブ商品開発部
2013年入社

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A.H

資産運用部
2018年入社

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もっと専門性を深めたい。それが第一の転職理由。

T.N 私の前職はM&Aブティックですが、創業者の引退に伴い経営方針が変化し、私自身もアドバイザーという立場ではなく、投融資の立場でキャリアを重ねたいという気持ちが強くなり転職を決意しました。バックグラウンドがエクイティのため、多くは投資銀行やプライベートエクイティに転職するのですが、私はあえてデット領域での転職も検討。エージェントから示された三菱UFJ信託銀行の資源・インフラの大型案件に関心を抱いて転職を決意しました。A.Hさんは、どのような理由で転職を決意されたのですか?

A.H 私は生命保険会社で融資審査やクレジット投資、部門企画などに携ってきました。ただ、定期的に異動があり、じっくり腰を落ち着けて専門性を深めることが難しいんです。私は証券アナリストの資格も取得して、クレジット分析の分野で活躍したいと考えていたので、専門性が求められる信託銀行に転職しようと思いました。三菱UFJ信託銀行を選んだのは、受託残高も国内トップクラスで運用スキルを継続的に高めるにはもっとも適した環境だと考えたからです。

T.N A.Hさんは新興クレジットカード会社からの転職でしたね。

A.H ええ、バリバリの異業種です。新卒から3年程はカード審査・債権管理部門でシステム改善・企画を担当し、その後は営業部門やマーケティング部門への異動を経験しました。転職を考えたきっかけは育休後のキャリア形成への悩みがあったことと、働き方の柔軟性が必要だと感じたためです。それに、新卒から3年間担当したシステム改善企画に大きなやりがいを感じていたため、同様の業務ができる企業を幅広く検討しました。最終的に三菱UFJ信託銀行を選んだのは、私の希望が一番実現できそうだと感じたから。面接官がとても親切で、入社後の働く自分の姿が具体的にイメージできました。

A.H どんな風に働くのか。それがイメージできるって大事ですよね。私のときも、後にチームメンバーになる人が面接官を務めてくれて、詳しく業務の内容を説明してくれました。前職での経験やスキルが活かせることもわかったので、不安の多くが解消されました。

A.H 採用面接では次課長クラスや役員の方が出てこられることが多いですが、三菱UFJ信託銀行は“現場”をよく知っている方との面談を用意してくれます。そこで知りたいこと、不安に思っていることをすべて聞けます。転職者にとっては嬉しい採用プロセスです。

T.N 私が転職した2013年頃は、まだそこまで親切じゃなかったんですよ。キャリア人材の必要性が高まり、採用プロセスも変わりました。現在、私は採用にも関わる立場になり、キャリア入社の人たちの不安を解消できるような、そしてきちんと三菱UFJ信託銀行の特色や仕事が理解できるような情報提供を行うことを心がけています。

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信託銀行なら、キャリアチェンジという選択も。

A.H 現在、私は主に年金資金を運用する資産運用部で債券アクティブ運用のクレジットアナリストをしています。発行体の信用力分析や、各ファンド特性も踏まえた投資提案・情報提供を行っており、専門性を高めるという希望を叶えられましたが、皆さんはいかがですか?

A.H 私も満足しています。所属する資産金融部はフロント・バックが共存するため、DX推進課では双方におけるシステム導入改善や業務フローの効率化・デジタル化を推進しています。私は主にRPA化を担当しており、金融DXの一翼を担っている充実感があります。

T.N オルタナティブ商品開発部は、その名の通りオルタナティブ商品の開発・運用を行っている部署です。私が所属するインフラ運用課では海外プライベートデットファンドや国内再エネエクイティファンドの組成と運用を行っており、現在は海外LBOを投資対象とするデットファンドや国内再エネファンドの組成に取り組んでいます。世界的にオルタナティブ投資が拡大するなか、その最前線で専門性を深めることができるのは大きな喜びであり、またやりがいでもあると感じています。

A.H T.Nさんの場合は、前職のM&Aとは異なる分野の仕事ですね?

T.N そうですね。ただ、私の場合はディールソーシングに重きを置いて転職したので、その意味での希望は叶っています。本音を言えば、イメージと違う仕事だったらまた転職すればいいと思っていましたし(笑)。そうした意味では事業領域が広く、それぞれで専門性を深めることができる信託銀行は、キャリアチェンジを図りたい人にとっても有力な転職先だと思います。

A.H なるほど。新しい自分への挑戦ですね。

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何を成し遂げてきたのか。何を実現したいのか。

T.N ところで皆さんは、キャリア入社社員には何を求められていると思いますか?もちろん即戦力としての専門性は大きな要素だと思いますが、私は三菱UFJ信託銀行の文化や社風に新しい風を入れることもキャリア入社社員に求められる役割のひとつだと感じています。実際、オルタナティブ商品開発部は約半数がキャリア入社社員ですが、多様なバックグラウンドを持つメンバーがフラットに議論を重ね、チャレンジ精神をもって常に新しいアセットクラスやスキームを模索しています。

A.H やはり経験を活かしながら新しい視点で業務をより良くしていく役割を求められていると感じます。前職での経験を踏まえた意見やチャレンジしたいと思うことについて、とても丁寧に聞いていただけるし、真剣に耳を傾けていただける環境です。

A.H 私も同感です。基礎知識が未熟であるがゆえの視点からの忌憚ないアイデアや意見、三菱UFJ信託銀行の型にはまらない提案や案件の進め方などにも、否定から入るのではなく、良い部分は取り入れて改善していこうという姿勢を強く感じます。

T.N 建設的な議論、ロジカル検証、高い熱意を伴った提言であれば、三菱UFJ信託銀行はしっかり受け止める器量のある会社だと思います。とくに現在はMUFGにおける信託への期待が高まっており、グループ力を発揮した大きなビジネスへのチャレンジも増えています。自らも変革し続けようという意識が全社的に浸透していると感じます。

A.H 前職の経験に基づく新しい視点が求められているのはその通りですが、私は人間性も重視されている気がします。

A.H 人間性というと?

A.H 熱意とか、想いとか。あなたはこれまで何を成し遂げてきたのか。これから何をやりたいと思っているのか。そういった姿勢のようなものもキャリア入社社員に求めている要素のひとつだと感じます。

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キャリア入社社員の不安を払拭する、1年間にわたるOJT。

A.H 入社前と入社後でギャップを感じたものはありますか?私は銀行に堅いイメージを持っていたのですが、思っていた以上にフランクでした。現場の裁量も大きくて、やりたいことができるのは嬉しい誤算でした。

T.N 大きな組織で、縦割りの弊害も少し残っていますが、信託銀行という資産を“信じて託される”業態である以上、慎重にステップを踏むという文化は残されて当然です。それでも最近は新しいビジネスで他部署やグループと連携を求められるケースが増えており、熱意をもって当たれば組織横断的な取り組みにも前向きに応えてくれるようになっています。

A.H 私が驚いたのは研修体制です。OJTだけでなく部門単位の研修もあり、キャリア入社社員にとって非常にありがたいです。また同時期入社のキャリア採用者との研修や懇親会もあり、他部署とのつながりを持つことができたことも、会社に馴染むうえで大いに役立ちました。

A.H 1on1ミーティングで、何でもすぐに相談できるのもありがたかったです。私が入社したときは同じチームの同年代の社員の方が隣の席で、どんな小さなことでも気軽に聞ける環境をつくっていただきました。

T.N 私が入社した頃に比べてフォローアップ研修もずいぶん拡充しました。キャリア入社社員にとって安心できる環境はより整ったと思います。研修も通り一遍ではなく、尖ったものもけっこうあります。私はTOEIC900点に挑戦するという研修を受けて、数ヶ月英語漬けの日々を送りました。

A.H OJTも1年間にわたって行われ、それぞれの部署で必要な知識が身につけられます。また企業の歴史や事業の意義についても学べるので帰属意識も自然に身につきました。

T.N キャリア入社社員にとって、どうやって組織や仕事に馴染んでいくのかは大きな問題ですから。ギャップに感じるほど充実したオンボーディングは、キャリア入社社員にとって心強いはずです。

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