やれない理由ではなく、やれる方法を探す。前例にとらわれず、ファンドファイナンス・ビジネスの起ち上げに従事。

やれない理由ではなく、やれる方法を探す。前例にとらわれず、ファンドファイナンス・ビジネスの起ち上げに従事。

やれない理由ではなく、やれる方法を探す。
前例にとらわれず、ファンドファイナンス・ビジネスの起ち上げに従事。

PROFILE
三菱UFJ信託銀行株式会社

T.S

インベスターサービスバンキング部
2015年入社

三菱UFJ信託銀行に転職した理由を教えてください。

私は大学卒業後アセットマネジメント会社に就職し、主に投信経理やトレーディング、外債運用業務などに従事しました。その後転職した信託銀行では、東南アジアや豪州のプロジェクト・ファイナンス、ECAファイナンス案件を担当。数多くのストラクチャード・ファイナンスの案件推進・成約を通じ、クレジット分析やドキュメンテーション、融資事務など、ファイナンス業務に係る幅広いスキルを身につけることができました。ストラクチャード・ファイナンスに興味を持った私は、さらに専門性を高めたいと考えるように。三菱UFJ信託銀行が幅広い金融プロダクトを持ち、極めて高い専門性を有していることは以前から知っておりましたので、有望な転職先であると考えていました。ただ、最終的に私の背中を押したのは、面接で出合った社員や役員の人柄です。真面目で誠実な印象だけでなく、業務に対する熱い想いに惹かれ、共感し、このような人たちと一緒に働いてみたいと思ったことが入社を決意した一番の理由です。

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入社後、どのようなキャリアを歩んでこられたのでしょう。

最初の配属先は資産金融第2部でした。ここで2年半、多様なストラクチャード・ファイナンス案件に取り組みました。その後、インベスターサービスバンキング部の前身であるインベスターサービス営業開発部の設立と同時に異動し、国内外のインベスターサービス事業に係る新業務・新商品の開発に携ることになりました。具体的にはオルタナティブファンドの領域で、当時世界的にニーズが高まりつつあったファンド・ファイナンス事業の開拓です。私は上司とローカルスタッフの3名で、ロンドンを拠点にファンド・ファイナンスの起ち上げや案件の積上げに奔走しました。とはいえ、それまでにファンド・ファイナンスの実務経験は非常に限定的でファンドがファンドの投資家に対して有するキャピタルコール権を主な引当財産とするサブスクリプション・ファイナンスや投資ポートフォリオの純資産総額に基づくNAVファイナンスについても0から知見を重ねていかなければなりませんでした。ビジネスの黎明期から創成期にかけては苦労の連続でしたが、約6年間で90件ほどのファンド・ファイナンスを組成することができ、3名だったメンバーも18名まで拡大。大きな事業への拡大に貢献することができました。現在は日本に戻り、社内外折衝や調整を含む各種プロジェクトの旗振り役を務めると共に、海外拠点で展開している個別案件の推進サポートを担当しています。

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三菱UFJ信託銀行の特色や強みをどのようなところに感じていますか?

私は入社前に2社での勤務を経験しておりますが、多様性を受け入れる風土、組織・社員の温かみは随一だと感じています。また、私自身もロンドン支店で6年の海外勤務を経験しましたが、グローバルなフィールドでダイナミズムに溢れたビジネスを経験できる機会も金融機関のなかでは三菱UFJ信託銀行が突出していると思います。このような環境が、私を含めて多くの社員を惹きつける強みでしょう。また、面接では仕事に対する熱い想いを感じましたが、それは入社後もイメージ通りでした。ロンドン支店でのファンドファイナンス・ビジネスの立ち上げ時に、当時の支店長から「やれない理由を探すのではなく、やれる方法を考えよう」と熱い檄を飛ばされたことは今も鮮明に覚えています。壁にぶつかったとき、人は「こんなリスクは取れない」「他行もやっていない」と易きに流れがちです。しかし、それでは何も生み出すことはできません。当時の支店長にいただいたこの前向きな思考方法は、今の私の仕事に対する向き合い方の土台になっています。

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今後の目標、ビジョンをお聞かせください。

三菱UFJ信託銀行が運用会社やファンド向けにさまざまなサービスやプロダクトを展開するなか、ファンドファイナンス・ビジネスの起ち上げや同事業を育てるプロセスに関与できたことは、私の社会人人生の中の大きな財産となっています。今後もグローバルな舞台でビジネスを創造し、成長させ、管理していく機会に携わりたいと考えています。三菱UFJ信託銀行は国内外で色々なバックグラウンドを有する社員が集まるダイバーシティに富む組織です。グローバルなフィールドで活躍できる環境やプラットフォームが多岐にわたり存在し、ビジネスパーソンとしての成長ややりがいを感じることができるため、グローバルなビジネスフィールドで自身を成長させたいと考える方には絶好の職場だと思います。

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