幅広い事業と少数精鋭の組織。「三菱UFJ信託銀行」だからできるチャレンジがある。

幅広い事業と少数精鋭の組織。「三菱UFJ信託銀行」だからできるチャレンジがある。

幅広い事業と少数精鋭の組織。
「三菱UFJ信託銀行」だからできるチャレンジがある。

このストーリーのポイント

  • 7つの事業領域で幅広く活躍できることに惹かれて三菱UFJ信託銀行へ
  • 大胆に業務の効率化を推し進め、組織風土も変革する
  • テクノロジーとの高い親和性など、信託銀行ならではの先進性がある

大手生命保険会社から三菱UFJ信託銀行へ。大胆に権限を委譲するカルチャーの中、理想の組織づくりを目指して走り抜けてきた。仲間のために、後輩のために、さらにチャレンジは続いていく。

PROFILE
三菱UFJ信託銀行株式会社

金子 怜子

人事部
採用・キャリアグループ 課長

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新卒で入社した大手生命保険会社で法人・個人向け生損保営業を担当後、2007年に三菱UFJ信託銀行にキャリア入社。リテール営業、法人営業を経て2017年より本部業務に。経営企画部、デジタル企画部を経て2022年に人事部採用・キャリアグループ。2023年より課長職。趣味はリアル脱出ゲーム、航空機、旅行、宇宙。

責任ある仕事を任せてもらえるから“個”が輝く

私が新卒で日系の大手生命保険会社に入社したのは、生命保険という商品を通じて人や企業の課題解決に貢献したいという思いからでした。配属されたのは関西の営業部。実家から通いながら法人・個人向けの生損保営業に取り組みました。

生命保険会社での約2年半はとても充実していて、楽しかったです。営業という仕事も、自分に合っていると感じました。
一方で次第に物足りなさを感じるようになったのも事実です。というのも法人であれ、個人であれ、お客さまの抱える悩みや課題は千差万別で、最適なソリューションを提供する上で保険という商品に対して限界を感じるようになったからです。そんなもどかしい思いが募っていった頃、たまたま新聞で目にしたのが当社の求人広告でした。
信託銀行は一般の銀行に認められている、預金、貸出、為替などのお金を扱う「銀行業務」に加え、お客さまの資産を預かって管理する、その資産を運用できるという「信託業務」と、遺言保管や遺言執行、企業の株主名簿管理、不動産売買仲介など「併営業務」も営むことができる金融機関のため、コンサルティングを通して出てきた多様なニーズに即したソリューションを提案できます。
「そうか、信託銀行という道があったんだ」。
そんな思いで私は、キャリアチェンジへの一歩を踏み出しました。

私が新卒で入社した生命保険会社は非常に大きな組織でした。それに対して当時の当社の社員数は約8,000人。これだけの人数でリテール、不動産、資産金融、証券代行、受託財産、市場、システムという7つの事業を展開しているわけですから、私も幅広い業務にチャレンジできるに違いないと思ったことが入社の一番の決め手となりました。
この印象はまさにその通りで、例えば三菱UFJフィナンシャル・グループの銀行と信託、証券が一体手となって取り組む、いわゆる「銀・信・証」連携プロジェクトに際して、キャリア入社間もない私が「信」を代表して1人で参加するということがありました。若手のうちから責任ある仕事を任せてもらえる風土は、当社ならではの大きな魅力です。

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周囲を巻き込み、大きなムーブメントへ

大きな転機となったのは入社10年目。リテール営業(ライフプランニング営業部)、法人営業(資産金融第1部)を経て、本部組織である経営企画部に異動したことでした。当社には年に一度、キャリアの希望を部長に直接伝えることができる自己申告制度があります。私はこの制度を利用し、自ら希望して経営企画部に移りました。背景にあったのは、「業務の効率化を推し進めたい」という強い思いでした。
営業として働きながら私が感じていたことは、例えば日本の金融機関ならではの“ハンコ文化”が業務のスムーズな進行を妨げているということでした。書類にはいくつもハンコを押してもらう必要があり、たまたま1人が休んでいたり別の場所で働いていたら、そこで書類がストップしてしまいます。こうした不合理さを排していくことで、当社で働く誰もがもっとパフォーマンスを発揮できる環境にしたいと考えました。

経営企画部 業務改革推進室で私は、業務効率化に向けて全社員に専用のPCとiPhoneを支給しモバイルワークを可能にしました。加えて、ペーパーレス化も進め、在宅勤務を可能にしました。これにより、育休・産休取得中はもちろん、復職後の時短勤務中も、不本意ながら仕事から離れざるを得なかった社員が、柔軟な働き方を手に入れることができました。
「これまでは子どもが生まれたら働く時間が限られ、思うように成果を出せずに歯がゆい思いをしてたけれど、これからは子育てしながら安心してマネジメント層を目指せるようになった」という喜びの声を耳にしたときは、本当に嬉しかったです。働き方だけでなく、同じ職場で働く仲間の生き方を変えることにも貢献できたと思いました。

私はキャリア入社でしたから、転職した当初は社内に知った顔はありませんでした。そんな中で仕事をしながら次第に仲間を増やし、人脈を広げてきました。経営企画部に異動したときも同じで、業務改革推進室のたった1人の本務担当としてスタート。当初は孤軍奮闘でしたが、「説得するのではなくて納得してもらおう」という姿勢を貫く中で次第に共鳴してくれる仲間が増えていきました。
自ら動くことで周囲を巻き込んでいき、やがて大きなムーブメントへと発展させていく過程は本当に面白かったです。自ら望めばキャリア入社の私もこうしたチャレンジができるのも三菱UFJ信託銀行らしさであり、それによって確かな足跡を刻めたことに感謝しています。

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テクノロジーとの高い親和性も魅力

その後、私はデジタル企画部に異動。やはり自己申告制度を利用し、新しいテクノロジーを活用して新しいビジネスを生み出したいとの思いでチャレンジしました。私は宇宙が大好きなので、大きな盛り上がりを見せていた宇宙ビジネスに、信託銀行としてどんな取り組みができるか「宇宙×信託」という切り口でのアプローチもしました。“信託”はデジタルから遠い存在と思われるかもしれませんが、例えば信託機能×ブロックチェーンを活用することで権利の小口化・管理をすることが可能になり、今まで個人が購入できなかった旅館などの数十億~数百億するような大型不動産や航空機などその権利を販売できるような新ビジネスを生みだしました。いずれはロケットや人工衛星などにも個人投資家が投資できるようにしていきたいですね。冒頭にお話ししたように信託銀行は事業領域が幅広いため、こうした新しいチャレンジが無限にできるのです。

現在私は人事部に所属し、新卒及びキャリアの採用業務に携わっています。今もお話ししたような信託銀行ならではの魅力、三菱UFJ信託銀行で働く醍醐味等を学生や求職者の皆さんに発信していくことに力を入れています。
学生の皆さんは信託銀行と聞くと、古くて堅い業界というイメージをお持ちかもしれません。実はそんなことはまったくなくて、実は新しいテクノロジーと非常に高い親和性を持っているのが信託銀行なのです。
こうした無限のポテンシャルを秘めている信託銀行の魅力について、ぜひ皆さんに知っていただけたらと思います。

採用の観点で新しく取り組んでいるのが、過去の新卒内定辞退者にアプローチして、第二新卒としての採用を促進することです。せっかく三菱UFJ信託銀行と接点を持っていただいたのに、残念ながら「信託銀行はよくわからない」と辞退される方は少なくありません。ご縁がそこで途切れるのは残念なことです。そこで他社に入社されて社会人となった方にも継続して情報発信することで、当社のことを思い出していただけたらと考えています。
さらに、新卒入社の皆さんが最初の配属先の事業を選べる部門選択採用制度の導入も検討中です。

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社外副業で自分の価値を高めていく

新しいトピックとしてぜひご紹介したいのが、社外副業です。これまで当社では自分の所属とは別の部署で業務・プロジェクトに取り組める社内副業と、狭い範囲に限定して社外の副業が認められていましたが、自らのキャリアステップ・スキルアップに挑戦しようとする社員の意欲に応えるために、2022年度副業の範囲を拡大しました。
私は早速この制度を利用して、あるIT企業で人事系・総務系・広報系の業務顧問に就き、人事制度構築のお手伝いもしています。他の社員も積極的に活用しており、ソムリエ、通訳、コーチングなど、それぞれのスキルや経験を活かして副業に従事しています。
得られた所得はもちろん自分の収入となりますが、それ以上に大きいのは様々な業界に人脈が広がり、自分のスキルを磨くことができ、それによって市場価値の高い人材へと成長できることです。ぜひ皆さんも将来は挑戦してみてください。

当社が求めるのは、経営理念である「Fiduciary Duty」に合致した人財です。私たちはお客さまの大切な資産をお預かりするのですから、高い専門性を発揮してお客さまの信頼にお応えしなくてはなりません。この理念に心から共感できる方を求めています。
加えて、革新的なこと、前例にないことに自ら挑戦していく姿勢をお持ちの方を歓迎します。

入社以来これまで様々なことにチャレンジさせてもらいました。少数精鋭の組織だから1人ひとりが取り組める業務は広いはずだという私の狙いは、その通りでした。これからも特に人事や広報部門で自分を磨き、社外からも必要とされる人材であり続けることを目指していきます。そしていずれは当社の経営陣の一角として仕事ができたらと考えています。
何よりもこれから入社される皆さんのロールモデルになれたら嬉しく思います。もちろん私のすべてをお手本にしてほしいというのではありません。当社には皆さんがお手本とすべき素晴らしい人財がたくさんいます。数多くのロールモデルの一つとして私の背中を見ていただける、そんな存在を目指したいと思っています。

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