笑顔で働ける会社がここにある。その理由をお話ししましょう。

笑顔で働ける会社がここにある。その理由をお話ししましょう。

笑顔で働ける会社がここにある。
その理由をお話ししましょう。

このストーリーのポイント

  • 釣りの知識は不要。仕事を楽しむ気持ちがあれば大丈夫
  • 持ち味を活かして、自分らしい接客スタイルを確立
  • 動画配信など、やりたいことに自由に挑戦できる

釣具店の経営で業界トップのタカミヤ。その最前線で活躍する社員には、意外なことに釣りについてはまったくの素人が多い。副店長の孫山聰美もその1人。仕事の醍醐味や会社の魅力について、自由に語ってもらった。

PROFILE
株式会社タカミヤ

孫山 聰美

釣具のポイント八幡本店

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山口県出身。スポーツ学部スポーツ学科卒。2017年入社。入社後は横浜港南台店、小倉赤坂海岸店を経て現在は八幡本店で副店長を務める。

なぜみんな楽しそうに働いているのだろう

小学校4年生から大学卒業まで打ち込んだのが陸上競技です。種目は、やり投げ。国体(国民スポーツ大会)には3度出場し、インターハイでは7位になりました。有名なオリンピック選手と競い合ったこともあります。
やり投げは、投てき競技の中で唯一、“走る”と“投げる”の両方ができる種目なんです。だから思い切り自由に、自分らしい動きのできるところが魅力でした。それにフィールドに立ってスタジアムの視線と歓声を浴びるのは最高の喜びで、一度それを経験するとやみつきになりました。
一方、陸上のシーズンは短く、特に冬場などはやりに触れることもなく、延々と筋トレなどで過ごさなくてはなりません。そうやって自分を追い込んだにも関わらず、やっと迎えたシーズン序盤でケガをしてしまうこともありました。そんな経験から、逆境に追い込まれても折れることなく、「何とかなるさ」と過ごせるメンタルは身につけられたと思います。

そんなふうにやり投げ一筋に過ごしてきましたから、漠然とスポーツ関係の仕事に就くのだろうと考えて就活シーズンを迎えました。そして参加した合同企業説明会で出会ったのが、タカミヤでした。
それまで何度か釣りをしたことはありましたが、特に好きというわけではなかったですし、タカミヤについても何となくロゴマークを知っているという程度。ところが説明会に参加してみたら、とても面白かったのです。
説明会で他の企業は会社の理念とか事業内容とかを話すというのに、タカミヤの採用担当者は延々と釣りの楽しさを話すばかり。その表情が実に楽しそうで、好きな仕事ができて本当に幸せなんだろうなあと思いました。面接で出会った社長も同じで、趣味の筋トレの話で盛り上がったほど。釣りに興味はないし、会社の事業もよくわからなかったけれど、とにかく楽しそうに仕事をする人ばかりなのは間違いないと感じ、本当に面白い会社なんだろうと入社を決めました。

当時の私は、仕事とは辛いもの、大変なものというイメージがありました。それなのにタカミヤでは誰もが楽しそうに働いています。ここなら自分もきっと楽しみながら仕事ができると思ったのです。
以来、思った通り楽しみながら働いてきました。なぜ楽しいのかというと、一つは、当社のお店にいらっしゃるお客さまは基本的に釣りが好きな人ばかり。買い物や販売員と接するのが楽しくて、皆さん笑顔なんです。趣味の世界に関わる仕事って、だから楽しいんだと思いました。
さらにもう1点、楽しめる理由がありますが、それについては後でご紹介します。

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「孫山ちゃん」と呼ばれながら

最初に配属されたのは、神奈川県の横浜港南台店でした。私は全国転勤のある総合職で入社したのである程度の異動は想定していたものの、まさか関東地方の配属とは思っていなくて、目が点でした。とはいえ横浜港南台店は当社で最も売上の多い一番店ですから、その配属は名誉なことと受け止めました。

一番店に新人として配属された私は、釣りの知識なども何もなく、ひたすら知識の習得に努めました。一番の先生はお客さまです。好きなことを聞かれると、人間は誰でも嬉しくて笑顔で答えるじゃないですか。私が釣りについて教えてほしいとお願いすると、お客さまは本当に楽しそうに教えてくれるんです。そうやってコミュニケーションを取ったことは、私という販売員の存在をお客さまに印象づけることにつながりました。その結果、新人の中でトップの販売実績を挙げることができたのです。自分でも驚きましたが、大きな勲章を手にすることができました。
私の接客スタイルは、一言で言うと、親戚のおじさんと話すようにお客さまと接することです。釣りのことだけでなく、世間話もするし、愚痴も聞きます。親しくなると「孫山ちゃん」と「孫やん」と呼んでいただくことも。
もちろん基本的な接客マニュアルはありますが、こうした接客スタイルは販売員それぞれが自由に作り上げていくことができます。自分の持ち味やキャラを活かせばよく、本人に委ねられていることが嬉しいです。

横浜港南台店には1年いて、次に小倉赤坂海岸店に異動しました。
実は私の実家は自営業を営んでおり、人手不足に苦しんでいたことから、急きょ私が手伝うことになりました。そこで上司に相談したところ、総合職として入社しても家庭の事情によって地域限定社員に転換できる制度を利用するよう、勧められました。この制度を利用し、2年目には地元に戻って実家を手伝いながら働くようになったのです。
社員のことを思い、1人ひとりが長く働けるようにサポートしてくれる、そんな会社の姿勢を感じた出来事でした。

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勝手に始めた動画配信に、社長が…

2年前に現在の八幡本店に異動しました。ここは社員10人、パートさん数名の大きなお店で、私は副店長を務めています。
店長がこの店舗のすべてについて責任を負うのに対し、私はそのサポート役。一番の面白みは、やはり人の成長に携われることです。私はあまり人を叱るタイプではなく、一緒に考え、一緒に汗を流しながら育てることを大切にしています。そのためにこだわっているのが、とにかく話を聞くことです。特に部下が悩んでいたり、失敗したりしたときは、とことん話を聞き、「じゃあどうしようか」と一緒に考えます。そうした積み重ねで、以前はできなかったことができるようになっていく部下の姿を見るのは、最高の喜びです。

もちろん接客もします。基本的なスタンスは変わらず、お客さまとの親戚のような関係を大切にしています。釣りの話はまったくせず、雑談で終わることも珍しくありません。けれどそれが必ず次につながっていくのです。
釣り具だってネットで簡単に買える時代だからこそ、お客さまがお店にわざわざ足を運んでくださる理由を作ってあげることが大切なんです。だから「孫山ちゃんに話を聞いてほしかった」という言葉は、本当に嬉しく思います。
こうした姿勢が評価されて、全店の見本となる接客を行うスタッフに与えられる「接客マイスター」を得ることができました。名札にも表示されていてお客さまに「それは何」と聞かれることがあり、今まで以上にお客さまとの関係性を深めていかなくてはと思っています。

八幡本店は大型店ですが、以前の小倉赤坂海岸店は比較的小さな現場型の店舗でした。現場型とは海に近い店舗、すなわちこれから釣りを楽しみにいくお客さまが立ち寄るお店ということです。そのため雨が降ると、極端に暇になってしまいます。
その暇な時間を使って私は、SNSに動画を上げることにしました。会社の公式のコンテンツとしてではなく、私が勝手に面白そうなネタの動画を後輩と作って公開したんです。これが「面白い」と評判になって再生回数も増えていったところで、社長から「会社の公式としてやってくれ」と言われました。それまで自分が好き勝手にやっていたことが社長の目に留まってしまったわけです。普通なら炎上のリスクもあるし、注意されるところでしょうが、当社は逆。むしろ面白がってくれるんです。
先ほど、タカミヤでは社員が楽しそうに働いているとお話ししましたが、そのもう1つの理由がこれ。社員が好きでやっていることを応援し、自由にやらせてくれるからです。好きなことだから楽しいし、笑顔になれる。そんなカルチャーが、私は大好きです。

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いつかは店長を目指したい

就活の最終面接で会長の前で宣言したのが「いつか店長になります」という言葉。一緒に面接を受けた就活生にはちょっと引かれたようですが、私は本気でした。その志には今も変わりありません。
店長は店舗の数字についての責任も負わなくてはなりません。私は数字やデータの管理が苦手なので、これを克服することが店長への道だと考えて、勉強していくつもりです。

タカミヤは業界ナンバーワンの会社です。その安心感は、社員として働く上で非常に大きなものです。就活生の皆さんにとっても、企業選びの大切な指標になるのではないでしょうか。
その上で、先ほどからお話ししているように自分のやりたいことに自由に挑戦させてくれ、伸び伸びと働かせてくれる会社です。楽しく働けるというのは、最大の魅力です。

私は釣りに興味のないまま入社し、8年が過ぎました。ですから釣りのことはまったくわからないという方も、大丈夫。釣りの好きな人に喜んでもらいたい、役に立ちたいという思いさえあれば、十分です。
もちろん女子も大歓迎です。当社では女性は少数派ですので、ぜひ多くの方に入社していただけると嬉しく思います。

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