スギ薬局で見つけた無限の可能性。在宅医療への挑戦で、新たな道を開く。

スギ薬局で見つけた無限の可能性。在宅医療への挑戦で、新たな道を開く。

スギ薬局で見つけた無限の可能性。
在宅医療への挑戦で、新たな道を開く。

このストーリーのポイント

  • キャリアの可能性の広さに惹かれてスギ薬局へ
  • コミュニケーション力を活かして患者様に貢献
  • 患者様一人ひとりに寄り添える喜びを実感する

在宅医療に力を入れるスギ薬局。在宅集約型拠点を展開し、先駆的な取り組みを続ける。こうした環境があるからこそ、薬剤師も新たなチャレンジが可能に。患者様一人ひとりと向き合いながら、専門性を磨き続けていく。

PROFILE
株式会社スギ薬局

水庭 侑香

薬剤師
2023年入社/昭和大学薬学部卒

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茨城県出身。自分の可能性を広げてくれるフィールドがあると感じて、スギ薬局に入社。それまでまったく縁のなかった中部地方で、社会人としての生活をスタートさせる。調剤併設ドラッグストアの薬剤師を経て、2年目より在宅調剤センター訪問薬剤師として在宅医療に携わる。

野球部マネージャーで培ったコミュニケーション力

何らかのかたちで人の生命を救うことに関わりたいと思っていた私に母が勧めてくれたのが、薬剤師という仕事でした。風邪をひいたときなど、薬局で接する薬剤師さんの姿がとても頼もしく、格好良く見えていたこともあり、母の言葉は私の心に素直に入ってきて、小学校の卒業アルバムには「将来の夢は薬剤師」と書きました。

学生時代はアルバイトや部活をいくつも掛け持ちしていました。忙しい中、様々なことを効率よくこなしていくことが好きなので、とても充実した時間を過ごすことができました。
特に力を入れたのは、高校から大学まで続けた野球部のマネージャーです。ポケットモンスターシリーズに変身能力を持つ『メタモン』というキャラクターがいるのですが、マネージャーとしての経験を通じて、私もこのキャラのように個々の選手に合わせて柔軟にコミュニケーションする力を磨くことができました。このスキルは薬剤師としての仕事をする上で、私にとっての大きな力になっています。

就職活動では、最初はMRやCRAを考えていました。しかし就職活動を続ける中で、薬学部を選んだときの気持ちを思い出したんです。患者様に寄り添って、命を救いたいという志が根底にあると気が付き、薬剤師としての道を選ぶことにしました。そして人に寄り添うという点では、OTCも含めて様々な側面でお客様と関われるドラッグストアが一番ではないかと考えました。
スギ薬局を選んだのは、キャリアの幅が最も広いと思ったからです。採用担当の方やリクルーターの方と会っても、皆さん、私と同じような思いで入社し、自分の可能性を広げることに挑戦していると感じました。仕事に対する思いやキャリアビジョンは、働いていくうちにどんどん変わっていくと思います。スギ薬局ならそうした変化に合わせ、自分の可能性を広げていける環境があるんです。

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若手のチャレンジを後押ししてくれるカルチャーがある

初期配属はスギ薬局発祥の地である愛知県。愛知県で暮らすのは初めてでしたが、近くの店舗には同期の仲間が多く、毎週のように集まってご飯を食べたり遊びに行ったりしたので、不安や寂しさはまったくありませんでした。今でも同期とは毎日のように連絡を取り合っています。
初期配属の店舗はスギ薬局の中でも歴史のある店舗で、市内の病院から大勢の患者様がいらっしゃいます。そんな中、新人薬剤師である私は一つの目標を立て仕事に臨みました。それは“名前で呼ばれる”ということです。
忙しいお店なので、患者様とゆっくり接する時間は取りづらく、患者様も私たちを「薬剤師さん」とか「スギさん」と呼ぶのが普通です。それでも私は患者様とのコミュニケーションをなるべく多く持とうと心がけていました。ある患者様への服薬指導が終わった時、その患者様が雑談まじりに「旅行に行くので酔い止めの薬が欲しい」とおっしゃいました。患者様の症状を踏まえると酔い止めの薬は避けたほうがよいと判断した私は、薬ではなく食品やドリンクで車酔いを抑えるアドバイスをしました。こうしたことができたのも、患者様に合わせてコミュニケーションすることを常に意識していたからだと思います。
そんな姿勢が伝わったのか、その患者様から「薬剤師さん」ではなく「水庭さん」と呼ばれるようになりました。とても嬉しかったのを覚えています。

1年目の8月から採用活動のお手伝いも担当するようになりました。その一環として在宅調剤センターの取組を知ったことが、私が在宅医療に挑戦するきっかけとなりました。
スギ薬局には、自ら手を挙げることで新たな挑戦の機会が開ける公募制度があります。当時一緒に働いていた先輩がこの公募制度を利用して在宅調剤センターに異動したことから、もともと私も興味を持っていたんです。そんな中、採用業務で在宅調剤センターの業務を深く知り、先輩が言っていた「1人の患者様とずっとコミュニケーションを取っていくことができて、訪問診療に同行するドクターにおくすりの提案もできることが在宅医療の魅力」という言葉を思い出しました。
スギ薬局では、国が在宅医療を推奨する以前から在宅医療に力を入れており、最近ではホスピス事業を展開する企業と連携して施設を共同開発するなど、新たなチャレンジも行っています。そうしたこともあって、私も在宅医療に取り組んでみたいと強く思うようになりました。

在宅医療に挑戦したいという思いを担当のエリアマネージャーに相談したところ、「ぜひ挑戦してみたら」と賛成してくれました。「いろんな経験をできるのがスギ薬局の魅力だから、自分の視野を広げる意味でも、どんどんチャレンジしたほうがいい」と背中を押していただきました。1年目で、外来調剤をしっかり学んだのち、2年目からの異動が決まりました。
実は入社前の私は在宅医療にはまったく関心がなかったんです。ですから、まさか自分がという思いがありました。自分でも想定外の可能性に挑戦できると感じて入社したスギ薬局。経験が浅くてもどんどん新しいことに挑戦させてもらえる風土は大きな魅力です。

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プロとして、ドクターやナース、施設スタッフと連携

希望が叶い、入社2年目の4月に異動したのが、在宅調剤センターです。ここで私は、老人ホーム等の施設と個人宅を受け持つ在宅医療訪問薬剤師として勤務することになりました。
仕事の内容としては、お薬と服薬カレンダーをセットして施設や個人宅にお届けし、施設スタッフさんに投薬の説明をしたり、患者様に直接服薬指導をしたり、といったものです。訪問診療の際は、ドクターやナース、ケアマネージャーと一緒に訪問することになります。

在宅医療の仕事の醍醐味は、先輩も話していたように、患者様一人ひとりとしっかり向き合えることです。例えば体調について患者様と話し合いながら薬の種類を変えたり、飲みやすさを工夫したりすることで患者様にも積極的に投薬に関わっていただき、アドヒアランスを維持できるわけです。
スギ薬局のグリーンの制服を着て施設を訪問するので、患者様にも薬剤師ということがわかりやすく、「この前の新しい薬はよかったよ」などと気軽に話しかけてもらえます。時々、まるで自分の家族に接しているような感覚になることもあります。
一方、ドクターとは常にメールで連絡を取り合っており、投薬についてのご相談をいただくことも多いです。ベテランの先生からのご相談も多く、2年目であってもプロフェッショナルとして信頼されていることがやりがいにつながっています。

現在は新規施設への在宅導入も担当しています。
何もないところからお薬をお渡しする仕組みを作ることになるので、アドヒアランスを維持するための用法の検討をはじめ、施設スタッフさんの負担を軽くするにはどのような薬の管理がいいか、などドクターをはじめとした関係者と協議を重ね、決定します。とても難しい仕事で、この施設の患者様すべての生命をお預かりする責任の重さを痛感しながら取り組んでいるところです。
もちろん私1人ですべてできるわけではありません。調剤の薬剤師、調剤薬局事務など、多くの先輩が私をサポートしてくださっているからこそです。毎日「ありがとうございます」と伝えていますし、ご指導いただくこともあります。先輩がちゃんと私を見てくれて、意見をくれるのはありがたいです。スギ薬局にはこんなふうに、みんなで若手を育てていこうとするカルチャーがあります。

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新しい土地で暮らす喜びを実感しながら

しばらくは在宅医療の仕事に集中し、経験と知識を積んでいきたいと考えています。同時にリクルーターとしての仕事も続けていき、新しい人材の採用に貢献していきたいです。
将来については具体的なビジョンは固まっていませんが、本部での業務にも興味があります。入社前は興味のなかった在宅医療に取り組んでいるように、現在の私では想像もできない業務に取り組んでいるかもしれません。スギ薬局での選択肢は、無限に広がっています。

こうした将来の可能性が多いことが、スギ薬局の一番の魅力です。薬剤師としての専門性を磨きつつ、同時に視野を広げていくことで、可能性は広がっていくと感じています。
これから入社される方にも、患者様にお薬を渡すことだけが薬剤師の仕事と決めつけず、様々な可能性を模索していただきたいと思います。向上心があれば未来は自分の力でいくらでも膨らませられるのが、スギ薬局です。

現在愛知県で働く私ですが、もともと茨城県出身で、愛知県には子供の頃に万博見学で一度行ったきりだったんです。記憶にはほとんど残っていないので、縁もゆかりもない土地でした。
実際に住んでみると、愛知県は地理的に日本の中心にあるので、どこへ旅行に出かけるのも便利ですし、都会と田舎のいいところを併せ持っていたりと魅力がたくさんあります。想像以上に住みやすいですよ。また、スギ薬局はドミナント出店をしているため、近くに同期や先輩が多く、大学時代の一人暮らしのような感覚です。社宅制度も充実しているのも嬉しいポイントです。
初めての土地で暮らすことはそれ自体が挑戦ですし、新しい可能性に出会えることにつながります。こんな選択ができたことも、スギ薬局に入社したからだと思っています。

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