与えられたポジションで何を実現するか。それを自ら考え切り開いていくのが、総合オリコミ社がチームリーダーに求める役割

与えられたポジションで何を実現するか。それを自ら考え切り開いていくのが、総合オリコミ社がチームリーダーに求める役割

与えられたポジションで何を実現するか。
それを自ら考え切り開いていくのが、総合オリコミ社がチームリーダーに求める役割

このストーリーのポイント

  • 夢中になれるものがあった学生時代。会社選びでも、自分がワクワクできるかがポイントに
  • 必死にもがいた1年目。それが、今の礎となった
  • プレイヤーであり、マネージャーでもある難しさ。自分なりのチームリーダー像を目指していく

今年、創業50周年を迎えた総合オリコミ社。いつの時代であっても、常にお客様に驚きと活気をあたえてきた。その原動力となっているのが、社員一人ひとりだ。チームリーダーは、そんなメンバーたちに寄り添い活躍を支えていくポジション。それぞれが、どんな想いで仕事をしているのか、4人に語り合ってもらった。

PROFILE
株式会社総合オリコミ社

岩切 菜未

営業部広島支店 チームリーダー
2008年4月入社、2018年4月再入社
人文学部卒

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宮崎県出身。音楽が大好きで、大学ではバンド活動に夢中になる。その持ち前の明るさとバイタリティを活かして、総合オリコミ社では営業として活躍。結婚を機に一旦は退職したものの、子育てが落ち着いた段階でパートとして再入社。気が付いたらいつの間にか正社員になっていたと笑顔で語る。現在は若手や後輩たちの指導に悪戦苦闘中。


福谷 凌

営業部大阪支店 チームリーダー
2020年4月入社
社会学部卒

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大阪府出身。高校から始めたクリケット。大学でも続けたいとクラブを立ち上げる。発足当初は、10連敗という記録を樹立したこともあったが、4年次には関西学生選手権で優勝するほどの強豪校へと成長。キャプテンとして、チームの礎を築いた。現在は、大阪支店の営業として大手ドラッグストアを担当するとともに、チームを率いる。


大越 雄介

制作部 チームリーダー
2015年4月入社
情報科学部卒

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広島県出身。ヒップホップが大好きで大学ではダンス部ADDICTIONに所属。七夕祭や大学祭などで個性に溢れる仲間たちと一緒に踊っていた。リズム感は体に浸み込んでいるらしく、今でも軽快な音楽を聴くと自然と体が動いてしまうという。総合オリコミ社の制作部で働く今は、紙媒体を通じてのパフォーマンスを堪能している。


白石 みほ

制作部 チームリーダー
2015年4月入社
経済情報学部

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出身は山口県。大学時代は、尾道市内にある個人経営の焼肉屋でアルバイトを続ける。元々、面倒見が良い性格だけに、常連のお客様から可愛がられていたようだ。総合オリコミ社には制作部として入社。その高いデザイン能力は早くから評価されていた。現在は、チームリーダーとして後輩の面倒を見る立場となっている。

会社の誠実な姿勢や社員の人柄に惹かれ入社を決める

──学生時代と就職活動についてお聞かせください。

岩切 私は軽音楽部に入り、ライブハウスなどで演奏をしていました。実は、私が作詞を担当した楽曲をCDとして自主制作したこともあるんです。

福谷 すごいですね。僕は高校からクリケット競技をしていて、大学でも先輩と一緒にクラブを創設しました。キャプテンも務めました。

大越 僕はストリート系のダンスにはまっていました。ダンス部に入るとともにダンススクールにも通っていました。

白石 私は焼肉屋でのアルバイトに夢中になっていました。そのお店で4年間ずっと働いていたので、常連さんとはかなり親しかったです。

岩切 白石さんは、どんなきっかけで総合オリコミ社に興味を持ったの?

白石 元々、「モノづくりをしたい」という気持ちがありました。その基準で色々な会社にエントリーしました。中でも、総合オリコミ社は「未経験からでも大丈夫」と書いてあったので惹かれました。実際、お話を聞いてみたところ、何も包み隠さずオープンに教えてくれる会社だと思いました。また、他社と比べると現場の社員と触れ合う機会が多くて、皆さんの人柄や職場の雰囲気を垣間見ることができました。

大越 僕もモノづくりに興味がありました。その流れで、広告会社を調べていました。総合オリコミ社に惹かれたきっかけは、面接で梶本シニアマネージャー(SM)とダンスの話で熱く語り合えたからです。自分という存在を個として見てもらえたことが嬉しくてたまりませんでした。他にも、お会いした方々がとても柔らかな雰囲気だったので、「ここで頑張ってみよう」と思いましたね。

福谷 僕は広告業界に興味を持っていました。出身が大阪ということもあって、物事を面白おかしく表現するのが好きだったからです。総合オリコミ社の会社説明会に参加して、実力のある社員の方が多いなと感じました。「若手なのに、こんなことまでやれるなんて凄い」と驚くと共に、「僕もあんな風にスーパーマンになれるかもしれない」と憧れてしまいました。

岩切 実は私は、マスコミ志望でした。新聞社やテレビ局で報道の仕事をしたかったんです。ただ、かなり就職が厳しい時期だったので、広告会社も視野に入れていました。総合オリコミ社はその一社でしたね。二次試験のときのことを今でも鮮明に覚えています。面接官の皆さんが、私の話をすごく深掘りして聞いてくれていたんです。なので、とてもリラックスしてやりとりできました。最終的な決め手となったのは、内定者懇親会でした。初めてお会いした梶本SMと推しのアイドルの話で盛り上がり、「この方がいる会社なら何があってもやっていけるかもしれない」という安心感を持つことができました。

白石 人柄に加えて、「私たちの会社をもっと知ってほしい」というスタンスで選考されていることに心地良さを感じました。実際、選考が進めば進むほど会社の魅力が伝わってきました。なので、最終面接の段階では「ここしかない」と判断しました。

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先輩のアシスタントとしてデビュー。仕事の難しさを知る

──入社後の仕事内容をお聞かせください。

白石 私は制作部に配属となりました。初めて携わったのは、ドラッグストアのチラシでした。裏面を任せてもらい、そこで初めてデザインを経験したんです。それが実際に採用され、すごく嬉しかったことを覚えています。

大越 僕も制作部でした。1年目は、先輩のサブとしてホームセンターやスーパーマーケットなどのチラシ制作に関わっていました。白石さんと違って、自分が提案したものが即採用となったということはなかったですね。

福谷 僕は大阪支店に営業として入りました。最初にドラッグストアのお客様をアシスタントとして担当したんです。先輩に同行してお客様と商談を行い、ご依頼いただいたチラシ作りの方向性や内容を制作部の方々にフィードバックをしたり、ディレクションをしていました。

岩切 私も営業として入社し、広島支店の配属となりました。先輩が担当していた売上額の大きなホームセンターのフォローという形で加わりました。慣れてきたところで、同じクライアントが運営されているドラッグストア事業の販促物を扱わせてもらいました。入社してすぐに思ったのが、同期への劣等感でした。あまりにも優秀な営業メンバーが揃っていたので、自分が情けなかったからです。「相当頑張らないとこの会社で生きていけない」と痛感しました。

福谷 僕も1年目は辛かったです。担当していたクライアントが大手だったので、仕事量がかなりありました。まるで、毎日1000本ノックを受けている感じでした。特に制作部へのディレクションには悩みました。大越さんには良くご指導いただいていました。

大越 そうだったかなあ、僕も岩切さんと同様に同期メンバーに劣等感を持っていたので、どうしたらスピード感やクオリティをアップできるかと焦ってばかりでした。

白石 私はマイペースな性格なので、周りと比較することはしませんでした。むしろ、私がミスしたのに、先輩が営業の方から怒られている姿を見るのが辛かったです。「二度とミスをしないように」と毎回自分に言い聞かせていたものの、1年目はどうしても見落としてしまったということがありました。

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チームリーダーとしてメンバーを取りまとめる責任の重さを痛感

──チームリーダーになった際の心境ややりがいをお聞きしたいです。

大越 僕は入社6年目にチームリーダーへと昇格しました。実を言うと、自分としては「なれるかも」と思っていました。パートナーを管理する仕事が長かったからです。いざ内示が出たときには、「そうだろうな」という気持ちと「やってやろう」という気持ちの両方がありました。

白石 私は入社7年目のときでした。元々、マイペースで仕事をしたいタイプなので、メンバー管理は得意ではありませんでした。興味もなかったので、すごく不安でしたね。ただ、教えることは好きだったんです。それであれば、育てることに力点を置いて頑張ってみようと考えました。

福谷 僕は入社4年目にチームリーダーへの打診がありました。期待を込めてのお声がけだったと思います。正直言って、キャリアがまだ浅かったので「果たしてやれるか」という不安がありました。最終的には、「せっかくのチャンスなので、前向きにトライしてみよう」という感覚で受け入れさせてもらいました。

岩切 私は三人とは少し状況が異なります。社歴としては、もう20年近くになるのですが、一度育児に専念するために退職していた時期があります。子育てが落ち着いてきたので再入社したという流れです。戻ってきて7年ほどが経ち、広島支店の状況もかなり変わりました。年齢が上の人が少なくなって来ていて、誰かが若手の育成をしなければいけない状況でした。それで、私がチームリーダーにならざるを得なくなったんです。

大越 僕がチームリーダーとして感じているやりがいは、仕事を組み立てていけることです。一方、苦労したのは、年代がさまざまなメンバーをどう評価するかでした。

白石 後輩の皆ができることが増えていくのは、私にとっても大きな喜びです。なので、私は後輩に教えて上げることを何よりも優先しているため、どうしても自分の仕事が後回しになってしまいます。パートナーさんにも協力してもらって、何とかやり繰りしています。

岩切 白石さんは、本当に面倒見が良くてほとんどデスクにいないよね。

福谷 メンバーは一人ひとり性格や年代、能力が違います。そこをいかにまとめて適材適所を実現していくかは難しいところです。イメージとしては、部活動のキャプテンの心づもりで取り組んでいます。適材適所で当てはめていき、案件を遂行できたときにはやりがいを感じられます。

岩切 私は今、まさに苦労の真っただ中です。どうやって若手や後輩を指導すれば良いのかに悩んでいます。私が若手だったころとは価値観が違うので、同じアプローチが通用しないと感じるからです。昨年の夏辺りは悩みがピークとなり、梶本SMに相談したくらいです。「まずは、マネジメントの原理原則を理解するために本を読んだら」とアドバイスしてもらいました。

白石 岩切さんは、チームリーダーになってからの喜びも感じていらっしゃいますよね。

岩切 ありがとうね。今私がいる広島支店は会社の土台なので、しっかりと守っていかないといけません。それだけに、チームリーダーになってからは少しでも影響力を発揮していきたいと思い、幾つかの取り組みを実施してきました。それに対して、若手の子たちが評価してくれたり、私の想いを理解してくれ始めています。そこは、やりがいに繋がっています。

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挑戦するからこそ得られる喜びがある

──それぞれにとって、印象的であったエピソードと今後の目標をお聞かせください。

白石 入社3年目に初めて顧客訪問をさせていただいたことです。今岩切さんと一緒にお仕事をしているお客様のもとに、制作という立場で同行する機会をいただけたんです。実際にお客様と対面でお話をして、考えや人柄を五感で感じられ、今まで以上により良いものを作らなければという意識が高まりました。

大越 僕としては、チームリーダーになってからの1年間で色々な経験をさせてもらいました。多くの壁にぶつかり、日々悩み続けてきました。それが、今の僕の土台になっている気がします。

福谷 入社4年目となる昨年、コンペに打ち勝って社内でもトップレベルの大型案件を受注することができました。案件を社内で回し、完結させていくのは大変な苦労でしたが、やり切った時の達成感は大きなものがありました。

岩切 私は入社2年目に、「乗るか反るか」という覚悟で挑んだプレゼンが今でも忘れられません。掛け持ちで担当していた四国のドラッグストアが他社にM&Aされることになり、仕事がなくなるのではと思ったのですが、幸運にも買収側のコンペに参加することができ、周囲の予想に反して受注することができたんです。自信がつきましたね。

大越 それぞれが今後チャレンジしていきたいことも語り合いませんか。まずは、僕が先陣を切りますね。僕は今、社内で新しい仕組みを作ろうというプロジェクトに参加しています。まずは、それを成功に導く助けになりたいです。

白石 私はチームの皆が楽しく仕事をしていける状態を作りたいです。どうしても忙しくなってくると、面倒を見て上げられなかったりします。そういう面ではマネジメントというか、人を育てる技術をもっと上げたいと思っています。制作部には、仕事も育児もバリバリとこなしている女性マネージャーもいらっしゃいます。尊敬できる方が身近にいるので、すごく励みになります。

福谷 僕は大阪支店を盛り上げていきたいです。成績も伸ばしたいですし、働きやすさや仕事の楽しさも追求したいと思っています。まずは、そういうポジションに就いて皆を引っ張っていければと願っています。

岩切 それって、ひょっとしたら。

福谷 はい、マネージャーを目指します。目標が大きいほど、張り切ってしまうタイプなので宣言します。

白石・大越 すごい。

岩切 いいんじゃない。私は入社してからずっと上司や先輩の背中を見て頑張ってきました。いざ自分の年齢を考えると、今後は若手や後輩から目標としてもらえるような先輩にならないといけないと思っています。自分の背中で格好良く語れる先輩になりたいです。

福谷 最後に就活生の皆さんへのメッセージ、行きましょうか。

大越 何か一つで良いので自分が好きなこと、夢中になれるものを持ってもらいたいです。それが就職活動の軸になると思うんです。総合オリコミ社には、そういった想いを持って入ってきた人が沢山います。なので、色々なところで刺激をもらえます。

岩切 新卒採用を受ける機会は人生で、たった1年しかありません。この瞬間を悔いのないよう、そして自分が希望する仕事に就けるよう頑張ってもらいたいです。

福谷 総合オリコミ社に来たら、あなたもスーパーマンやスーパーウーマンになれるかもしれません。1年目から業務を幅広く任せてもらえる会社ですから。「チャレンジしたい方はぜひ」と言いたいです。

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