キャリアアップとともに見える景色も変わってきた。SMBC日興証券で出会った、新しい自分。

キャリアアップとともに見える景色も変わってきた。SMBC日興証券で出会った、新しい自分。

キャリアアップとともに見える景色も変わってきた。
SMBC日興証券で出会った、新しい自分。

このストーリーのポイント

  • 支店営業から本社業務まで、幅広く経験する
  • 新プロジェクト立ち上げなど、挑戦する姿勢を応援する風土
  • 子育てと仕事を無理なく両立。支えてくれる制度と環境がある

支店での営業を皮切りに、ゼネラリストとして幅広い業務を経験する。自分でも気づいていなかったポテンシャルを引き出してもらったことに、人を大切にする会社の姿勢を感じている。

PROFILE
SMBC日興証券株式会社

藏 容子

人事部 第一人事課 課長 ※取材時点
2008年入社

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経済学部卒。吉祥寺支店、経理部(現・財務企画部)、経営企画部を経て2022年より人事部へ。営業の最前線からコーポレート部門まで幅広くキャリアを重ねてきた。2023年に課長に昇進し、採用や異動など人財リソースフローに関する業務全般を担うチームのマネジメントに携わる。

困っていたら必ず手を差し伸べてくれる

私が就職活動をしていた頃、世間的には「証券会社は競争が厳しくて、仕事がきつい」というネガティブなイメージが強かったですが、私は厳しいからこそ自分がどれだけ成長できるかに挑戦したいという思いがあったので、ためらいはありませんでした。何よりも、ダイレクトに資本市場につながっている仕事に大きな面白みを感じていました。
当時を振り返ると、当社を含めて証券業界は随分と変わったと思います。事業会社ですから予算目標があるのは当然ですが、その数字を追求することが目的ではなく、お客さまに価値あるコンサルティングを提供することで、健全な対価を得ていくという意識がしっかりと根づいてきたのです。社員に対する評価も、結果だけでなく、プロセスも含めて評価されるようになりました。

証券業界の中でSMBC日興証券に決めたのは、“人”の魅力が大きかったです。出会った先輩方が素晴らしい人柄の方ばかり。困っていたら必ず手を差し伸べてくれるような、いい意味で“お節介”な方が多いと感じました。こうした先輩たちと一緒に働くことが自分にとって一番しっくりとくると感じて入社を決めたのです。いわば“肌感覚”のようなものですが、そうした直感は案外的を射たのでしょう。

同期入社の社員は当時400人ほど。約3割が女性だったと記憶しています。当時の私にとって結婚や出産は遠い未来のことではありましたが、仕事と家庭を両立させて長く働くことは決めていました。入社前に女性の先輩社員と面談した際、子育てしながら働くことが当たり前の環境だと聞いたことは安心材料になりました。また、キャリア形成において男女のギャップのようなものはないと教えていただいたのですが、これもその通りだったと感じています。

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子育てと仕事の両立を応援してくれる

入社して配属されたのが吉祥寺支店でした。個人のお客さまを中心に担当する営業としてのスタートです。入社してまもなく、リーマンショックが起こり、マーケットは非常に厳しい環境ではあったのですが、私は1年目ということで「何も失うものはない」という気持ちで取り組みました。もちろん仕事は決して簡単ではなく、お客さまから厳しい言葉を頂戴したこともあります。それでも辞めたいと思ったことは一度もなかったですし、同僚たちと切磋琢磨しながら、とにかく前を向いて進もうと決めて日々を過ごしました。

4年目に本社の経理部(現・財務企画部)に異動しました。ここではグループの連結決算や国際会計基準(IFRS)への対応などを担当した後、予算策定等の管理会計にも携わることができました。財務会計・管理会計の両面からSMBC日興証券という組織全体を見ていく視点を学んだことは、その後のキャリアにおいても財産になっています。

実は、いずれは本社部門にとは思っていたものの、まさか経理を担当することになるとは想像もしていなかったのは事実です。大学で簿記は少し学びましたが、専門知識があるわけでもなかったですし。ですから当時は「なぜ私が経理を」と不思議に思ったものでした。ただ、人事の業務に携わっている今の立場で思うのは、社員本人も気づいていないポテンシャルを引き出すために1人ひとりを見ているのが当社だということです。自分でも想像していなかった新しい自分に出会えるのは、当社で働く魅力の一つです。

経理部時代、2人の子どもを出産し、二度の産休・育休を取得しました。
入社前に聞いていたように当社では子育てしながら働くことが普通であり、現在でも女性の復職率は92%(2024年3月時点)と非常に高くなっています。ありがたかったのは産休前と復職前に、子育て中の先輩方と座談会形式で対話をする機会があり、多くのアドバイスをいただけたことでした。出産準備だけでなく、その後の復職を見据えて早めに準備しておくべきポイントなど、体験者ならではの助言は非常に助かりました。

復職後、私は育児短時間勤務制度を利用せずに働きましたが、子どもが小さな頃は残業の免除を利用していました。テレワークと組み合わせた柔軟な働き方により、子供の用事や病気、家事都合の際にも対応できています。子ども看護のために休暇を取得できる看護特別休暇制度、ベビーシッターの利用を支援する制度など、子育てに対する当社のサポートは非常に手厚いと言えます。何よりも“お互いさま”の精神で、男女の壁なく、子育てと仕事の両立に取り組む仲間を応援しようとする意識が根付いていることを嬉しく思います。時には子育てに手がかかり、キャリアアップが遅れるのではと悩んだこともありました。そのときの上司の「仕事は後からいくらでも巻き返せるけど、子育ては今だけだから」という言葉には、とても勇気づけられました。

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社内プロジェクト「Nikko Ventures」の立ち上げ
「やってごらん」との言葉に背中を押される

大きな転機となったのが、10年目に経営企画部に異動したことでした。ここで私は、社内プロジェクト「Nikko Ventures」の立ち上げに携わりました。これは社員が従来の枠組みや発想にとらわれることなく自由なアイデアを出し合い、新たなビジネスを創造するというプロジェクトです。当社が創造的企業へと変革していく上でのチャレンジとして自ら起案し、上司に掛け合って実現させた取り組みでした。

前例のないプロジェクトなので当然のことですが、「Nikko Ventures」立ち上げは簡単ではありませんでした。イントレプレナー育成のために同様の取り組みをしている他社を訪ねて話を伺ったり、上司を相手にディスカッションを繰り返したり。立場を超えて健全な議論をたたかわせることができたからこそできる思い出話ですが、当時の上司は「あの時は“そんなの古いですよ”って言われたっけ」と苦笑しながら振り返っています。最終的に社長以下の経営陣から「やってごらん」とGoサインが出て、「Nikko Ventures」を立ち上げることができました。当時の私は30代半ばでした。私自身に前向きの勢いがあったことは事実ですが、真っすぐ突き進もうとする社員に対し、「やってみなさい」と背中を押してくれるカルチャーのおかげで実現できたと感じています。

「Nikko Ventures」は2019年に立ち上がり、現在も「Nikko Ventures NEXT」へと進化して継続しています。社長へのプレゼンテーションを経て採択されたチームの事業案は「Nikko Open Innovation Lab(NOIL)」という組織で、提案者自らの手で、事業化に向けた取り組みが進められています。私自身はNOILを離れたので、今は進化していくNOILの取り組みの行方を見守っているところです。私の生み出したプロジェクトがしっかりと育ち、自走していることは嬉しく思いますし、会社に確かな足跡を刻めたという実感があります。

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まだ見たことのない景色を楽しみに

現在私は人事部に所属し、採用や異動といった人財リソースフローにかかわる業務全般に携わっています。人事部に異動してきて感じるのは、社員1人ひとりの顔や人柄がよく見えるようになったことです。年間を通じて多くの社員と面談し、声を聞くことで、誰もがよりポジティブに仕事と向き合えるような人事を実現したいと思っています。それによって個人と組織がWin・Winの関係になれたときが、一番嬉しいですね。

当社もその一員であるSMBCグループでは、会社と社員が一体感を持って同じ方向に向かっていくための旗印として、2023年度に「SMBCグループ人財ポリシー(以下、人財ポリシー)」を制定し、「従業員に求めるもの」と「従業員に提供する価値」を明確にしています。当社は独自に、従業員に求めるものとして創業者の精神である「親切で正直」を、社員に提供する価値として「継続的な人財投資」を加えて、「人財ポリシー+1」としました。当社は目に見える商材を扱っているのではなく、人財こそ価値を生み出す源泉です。目先の業績に囚われることなく、中長期的な価値向上を見据えた教育投資や、変化する時代に合わせた制度のアップデートは継続していきます。直近では、女性社員からも取得のしづらさが指摘されていた「生理休暇」を「マイケア休暇」と改め、男女の別なく誰でも心身のメンテナンスに使える休暇としました。会社が求めるものに社員が応え、会社は社員に価値を提供していく。そのような幸せな関係を大切にしていきたいと考えています。

営業の最前線でスタートし、経理部で「お金」、経営企画部で「戦略」、人事部で「人」に携わってきました。広い領域で恵まれたキャリアを積ませてもらっていると感じます。次のキャリアについて具体的な希望があるわけではありませんが、自分自身の手触り感を大切にしながらものごとを前に進めていく仕事に携わりたいと考えています。

初任地の吉祥寺支店で上司に言われた「今見えている景色だけがすべてじゃない。当社は大きな組織だから、立場が変われば、まったく別の景色が見える」という言葉は、今も心に深く刻まれています。SMBC日興証券には、私が見たことのない景色がまだまだ多くあると思うのです。この先どんな景色を目にすることができるのかを楽しみに、歩んでいきたいと考えています。

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