キャリアは自分で決めたい。オリックスならばそれができる。

キャリアは自分で決めたい。オリックスならばそれができる。

キャリアは自分で決めたい。
オリックスならばそれができる。

このストーリーのポイント

  • 事業の幅広さが将来の選択肢の豊富さにつながると考えて入社
  • 商材を並べるのではなく、ニーズを掘り起こす大切さを学ぶ
  • 他社との提携による新しいソリューションの提供

新宿支店で法人営業の本質を学び、今は中央支店で他社商材の積極活用という新たなチャレンジに打ち込む。売りたいものを売るのではなく、ニーズに応えるために自由な発想でソリューションを創造できることに、喜びを感じている。

PROFILE
オリックス株式会社

盛野 有花

法人営業本部 中央支店
2019年入社/商学部商業貿易学科卒

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埼玉県出身。入社後、法人営業本部に配属され、新宿支店で法人営業に携わる。2023年に中央支店に異動となり、現在に至る。

変わっていくキャリアビジョンにも

高校生から大学3年生まで続けていたのが、ドーム球場でのビールの売り子のアルバイトでした。きっかけは知人の紹介です。基本給+歩合給でしたので、頑張れば頑張っただけ稼げることが大きなモチベーションになりました。売り上げランキングも発表され、順位によってボーナスが支給されるのもうれしかったです。仲間に負けると悔しくて、それが新たなやる気につながりました。
球場には幅広い年齢層の顧客がいらっしゃって、ほとんどが私と初対面です。おかげでコミュニケーション力はずいぶん磨かれました。

売り子をすることで感じたのが、自分という商品を売ることの面白さでした。扱うのはビールという有形商材ですが、2杯目も私から買っていただけるよう、ちょっとした会話で印象づける工夫もしました。自分の営業努力で数字が伸びていくことが面白く、就職活動では同じようなやりがいの得られる仕事がいいと思うようになったのです。そこで頭に浮かんだのが、金融業界でした。

キャリアビジョンというものは、働いているうちにどんどん変わってくるものだと思います。就職活動時にイメージした“自分の将来像”が5年後、10年後も同じということは考えづらいでしょう。その時転職するのも一つの手段だとは思います。けれど私は、転職というリスクを冒さずに新たな道を歩んでいける環境があればいいと考えました。そこで見つけたのがオリックスだったのです。オリックスの事業は実に幅広く、自分のやりたいことが変わった時に、新しい道が必ず見つかると思いました。
また、社風も自分に合っていると感じました。金融系は堅苦しい雰囲気の面接がほとんどだったのに対し、オリックスでは肩肘を張らない雰囲気の中で雑談を楽しむような面接だったのです。そこから感じた温かな社風に惹かれ、入社を決めました。

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顧客の声に耳を傾けること

最初に配属されたのが法人営業本部の新宿支店です。新宿支店は名前の通り新宿エリアをマーケットとする、全国の法人営業の支店で最も大きな拠点です。1年目からこの巨大なマーケットで法人営業を学べたことは、自分の成長につながったと思っています。
この配属は自ら希望したものでもありました。この先、自分のやりたいことを見つけていくためにも、オリックスにはどんな商材があり、どのようなビジネスを行っているのかを知らなくてはなりません。オリックスの全体像を把握するためには法人営業が最も適しているのではないかと考えたのです。そうした思いを入社後の新入社員研修期間中に行われた配属希望面談で伝えたところ、新宿支店への配属につながりました。

支店の営業担当者は、オリックスグループの総合窓口としての立ち位置にあります。
オリックスと言えば一般的にはリースなどの法人金融事業がよく知られていますが、産業/ICT機器や環境エネルギー、自動車関連、不動産さらには事業投資・コンセッションと、多角的な事業を展開しています。本当に幅広い領域にわたって事業を行っており、それゆえに顧客のあらゆるご相談にお応えできるソリューション力が強みとなっています。それぞれの事業は専門部署やグループ会社が行っており、私たち営業担当者が顧客の課題を掘り起こし、専門部署・グループ会社と協力してソリューションを提供しています。
もちろん顧客も多彩。中小企業、スタートアップから上場企業まで、幅広い層の顧客をターゲットとしています。新宿支店は支店の規模も大きいだけに顧客も実に幅広く、市場には無限の可能性があると感じました。

1年目は先輩に同行して仕事の基本を学び、2年目にいよいよ1人で営業活動をスタートさせようというタイミングでコロナ禍に見舞われました。顧客を直接訪問する機会は激減し、在宅リモートでの営業が中心になりました。そんな中で先輩から引き継いだ顧客のことは、今でも印象に残っています。
この顧客とは特に大きな取引もなく、社長と定期的に連絡を取っていました。するとある時、従業員の待遇に関して悩んでいるということを雑談の中でこぼされたのです。詳しく伺うと「給料や賞与を上げてやりたいのだが、税金も増えるので手取りはあまり変わらず、従業員の利益につながらないのでは」とのことでした。そのつぶやきを聞いた私は、オリックスの企業年金サービスを提案。会社が退職金の積み立てを行うことで、より有利な条件で退職金が支払えることをお伝えしました。
社長は私の提案を大変喜んでくださり、これをきっかけに法人で契約されていた生命保険もオリックスが提案していた商品に切り替えてくださいました。常に顧客とコミュニケーションを取ることで新たなニーズが見つかって、それがソリューション提案につながり、より大きな取引へと広がっていく、そんな法人営業の醍醐味を実感しました。

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アライアンスによるソリューションの創造

新宿支店で上司から教わったのは、「カバンの中から次から次へと提案書を出すような営業になるな」ということでした。それは自分の売りたい商材を並べるだけのスタイル。大切なのは次から次へと商材を並べることではなく、顧客の言葉にとことん耳を傾けることだと教わりました。そのためにも日頃のコミュニケーションを通じて、どんなことでも話し合える関係性を築いておくことが必要なのです。
もちろんそこには決まった形はありません。営業担当者、それぞれの持ち味を生かした、自分ならではの方法でいいと思います。私の場合はビールの売り子で培った、誰とでも臆せずに会話できるコミュニケーション力が武器になっています。
この顧客は私が中央支店に異動する際にも「盛野さんの成績になるように」と新たな商材を契約してくださいました。「当社の担当があなたでよかった」との言葉は本当にうれしかったです。

4年目に中央支店に異動しました。私は地域限定型の総合職として入社したので、勤務先は原則として自宅から通える範囲に限定されています。
中央支店は中央区・千代田区・港区・渋谷区・新宿区といった都心エリアを広くカバーしています。法人営業としての仕事内容は新宿支店と変わりません。顧客には上場企業を含めて規模の大きな企業が多いことが特徴です。

ここで私が力を入れているのが、パートナー企業とのアライアンスです。
オリックスにない商材が必要になった場合、該当する商材を持つ企業を探し出して業務提携をすることで解決を図るケースもあります。現在私が担当している提携先は2社。いずれも人材サービス関連企業です。
パートナー企業の商材を活用すればオリックスとして顧客に提供できるサービスの幅は一気に広がりますから、他の担当者にも呼びかけることが大切です。そこで社内向けに商材の勉強会を開催。営業担当者間の情報共有に努めています。こうした取り組みが功を奏し、大手顧客へのサービス提供事例も生まれてきました。
自社商材にこだわらず、他社の商材も幅広く取り込んでいくことは新たなサービスを自らの手で創出する面白さにつながりますし、オリックスならではの醍醐味だと感じています。

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キャリアの選択肢を広げる社内制度

入社時に考えた、キャリアビジョンはどんどん変わっていくもの、という考えは今も心にあります。当面は法人営業を続けていきたいとは思うものの、一方でそろそろ専門部署を経験してみるのもいいかもしれないとの思いも生まれてきました。
オリックスには、希望する他部署で原則5営業日、業務に従事する「社内インターンシップ制度」があります。他部署の業務に興味・関心がわいたら一度そこで働いてみることで業務についての理解を深め、今後のキャリア形成に役立てるという制度で、多くの社員が活用しています。私自身も昨年、この制度を利用して広報部門の業務を体験しました。
また、「キャリアチャレンジ制度」の活用も考えています。これは異動を希望する部門に直接アピールし、双方で合意が成立したら実際に異動できるという制度です。
このように自分の歩む道を主体的に選んでいける制度が整っていることは、オリックスの大きな魅力です。今すぐ異動することは考えていませんが、目の前の仕事に全力で取り組みつつ、将来のステップアップへとつなげていけたらと思っています。

現在、中央支店には子育て中の女性営業担当者が3人います。男性の育児休暇取得も当たり前のことになってきました。
私自身、結婚・出産といったライフイベントはこれからですが、活躍中のママ社員の姿を見ると私もきっと働き続けられると感じますし、そのための制度・環境が整っていることに感謝しています。その意味で将来に対する不安はありません。

私が一緒に働きたいのは、常に前向きで、失敗を恐れない方です。
オリックスは前例にとらわれることなく、常に新しいことにチャレンジする会社です。新人だからこそ、従来の枠組みにとらわれずに挑戦できるでしょう。顧客のために自社商材にとらわれずに新しいソリューションを提供できる、柔軟で自由な発想をお持ちの方に期待しています。

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