大好きなお客さまに、私にしかできないことで応えたい。
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佐藤 祥子
岡三証券株式会社
リテール営業/2006年入社
“環境づくり”を大切にしましょう。
岡三証券には、女性が活躍できる制度が充実しています。ただし、それだけでは仕事を続けることはできません。私の場合、自宅のそばに保育園が少なくて、本当に苦労しました。自宅の周囲に支えてくれる家族はいるか。保育園や病院は充実しているか。前もって環境を考え、整えていくことをお薦めします!
目標に縛られない。だからこそ、外へ。
好きなこの仕事を続けていきたい。右も左もわからない私を支えてくださったお客さまと、会社の皆さんに恩返しがしたい。そうした想いが強かったことから、私は「WLB育児コース」を活用しながら、結婚・出産後も育児と仕事を両立しています。
このコースは、原則残業禁止で、定量目標がなく組織への貢献度が評価されるというもの。通常なら、営業支援というかたちで、現場のサポート業務に従事するケースが多いのですが、私の場合は少しスタイルが違います。もともと営業に出るのが大好きだったので、後輩の営業に同行するなど、積極的に外に出かけていくことで、お客さまの開拓や目標の達成に貢献したいと思っています。
現在、とくに力を入れているのは、取引が中断している「休眠のお客さまへのアプローチ」です。目標数字がある営業担当者は、優先順位を付けて行動します。目標数字に縛られない私だからこそ、できる仕事がある。そう考えてのアクションでした。口座の解約を考えていたお客さまを訪問し、新たに資金を投入していただいたときには、チームの力になれたことが、何よりも嬉しく感じられました。「自分の数字」にならないのは、少しさみしいところですが、これも、通常のリテール営業に復帰するための大切なステップ。今後も、積極的に飛び回りたいと思っています。
一人ひとりを大切にしてくれる。
一人ひとりの社員に向き合ってくれる。大切にしてくれる。
それが、岡三証券を選んだ最大の理由でした。何より、そのありがたみを感じたのは、結婚・出産を迎えるにあたって、仕事を続けていくかを悩んでいたときのことです。私は、この仕事が好きでしたし、できれば続けていきたいとも思っていました。ただし、この仕事は厳しいもの。絶えず変化する市場を見ながら、金融商品の知識をインプットし続ける。お客さまのもとに足繁く通い、その想いに添い続ける。多忙な日々の中で、育児と両立していけるのか……。大きな不安を抱いていました。
その不安を取り除いてくれたのは、当時、所属していた支店の上司でした。「あなたが積み重ねてきたものを無くしてしまうのは、もったいない。大変だとは思うが、会社は全力で支える。だから、頑張ってみないか」。そのひとことが、私に勇気を与えてくれたんです。関東の支店に転勤することにはなりましたが、職場復帰を果たせたことも、今の私があることも、あのときの言葉のおかげだと思っています。その想いに応えられる自分でいたい。そう思って、日々の業務に向き合っているところです。
今後の目標は、リテール営業への本格復帰に向けて、資格の取得や勉強に勤しむこと。育児との両立で疲れ切って眠ってしまうこともありますが、将来に向けた準備を着実に進めていきたいと思っています。
SCHEDULE
AM | 出社 子どもを保育園に送り届けてから、出社します。朝礼に出られないこともあり、周囲とのコミュニケーションやPCや新聞などでの情報収集は念入りに行います。 外交準備 お客さまを訪問する前に、書類や資料を準備します。 訪問営業 「休眠のお客さま」への営業や、後輩の同行営業に出かけます。 |
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PM | ランチ お昼は外でとることがほとんどです。時間がないときは、簡単に済ませます。 訪問営業 引き続き、訪問営業を行います。相手の反応を見て、丁寧に、わかりやすく説明することを心がけています。 報告業務など 支店に戻り、その日の活動を日誌にまとめ、上司に報告業務を行います。 退社 退勤後は、職場近くの保育園へお迎えに。子どもの笑顔に癒される瞬間です。 |