ITの力で東北を支えたい。NTTデータ東北ならその想いをカタチに出来る

ITの力で東北を支えたい。NTTデータ東北ならその想いをカタチに出来る

ITの力で東北を支えたい
NTTデータ東北ならその想いをカタチに出来る

このストーリーのポイント

  • 東日本大震災で体感した防災の重要性。それをITの力で支えたいとNTTデータ東北へ
  • 若手であっても積極的にチャンスを与えてくれる社風であると実感
  • 周囲のサポートも受けながら着実に成長。次はプロジェクトマネージャーを目指す

東北に基盤を置きながらも、全国で幅広い事業を展開するNTTデータ東北。お客様に寄り添い確かな成果を導き出していく。開発の最前線で活躍するメンバーのモチベーションも高い。なぜなら、NTTデータ東北だからこそ実現できる醍醐味があるからだ。公共事業部開発部に在籍する、G.Nもそれを実感している一人だ。

PROFILE
株式会社NTTデータ東北

G.N

公共事業部 開発部
2020年4月入社
人文社会学群 経済学部卒

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生まれ育ったのは、東北・仙台。今でも大好きな街であると言う。そんな地元にITを通じて貢献できる人間になりたいと考え、NTTデータ東北に開発職として入社する。大学では文系、ITのスキルも知識もゼロからのスタートであっただけに、入社当初はかなり苦労を重ねた。それでも、「成長したい」「スキルアップしたい」一心で取り組み、今ではプロジェクトリーダーを務めている。

文系卒・IT未経験からSEに挑戦したいと決断

祖父に教えてもらい、幼い頃から始めた囲碁。その後、ますますはまっていきました。高校では、囲碁部の部長を務めると共に全国大会でも入賞。一番熱が入っていた時期でした。大学では、囲碁サークルには加入しなかったものの、個人として全国大会に出場していました。

学生時代に打ち込んだのはアルバイトです。地元・仙台に本拠地を構える楽天イーグルスの大ファンであったので、北海道から福岡まで応援で飛び回っていました。アルバイト代の大半は楽天イーグルスのために使っていたと思います。もちろん、授業も真面目に受けていました。

私は就職活動では、最初は業界を絞らず幅広く見ており、さまざまな業界にエントリーしていました。そんな中、就職活動をする中でこだわっていたポイントが2つあります。1つ目が、生まれ育った仙台に恩返しをするためにも、地元で腰を据えて働きたいということ。自分で言うのもなんですが、仙台愛・東北愛はかなり強いです。2つ目が、社内の雰囲気です。イベントに参加する中で「この会社で働いてみたい」と感じられるかどうかを重視していました。

そうした就職活動を進めていく中で私が興味を持ったのがIT業界でした。多くの企業が、ITを活用してビジネスを展開していますし、時代の流れを踏まえると最も成長性が感じられたからです。それで、NTTデータ東北の会社説明会に参加させてもらったんです。この会社なら、東北地方の各地にお客様がいるので、「この会社なら東北に貢献できるのではないか」と思っていました。

実際、説明会での印象はかなり良かったです。防災関連のシステムで東北各地を支えているお話をされていました。それが、東日本大震災を経験し、防災への意識が高まっていた私にはかなり刺さりました。

文系だと営業職を志望する方が多いかもしれませんが、NTTデータ東北では新卒採用者の大半はシステムエンジニア(SE)として配属されます。私自身、大学は文系で、ITは未経験なので、「やっていけるのか」という不安はありました。ただ、それ以上に「チャレンジしてみたい」気持ちが勝りました。

最終的には、NTTデータ東北を含む3社の中でどこに行くかかなり悩みました。ギリギリまで悩んだ上で、“東北・仙台×IT”で考えた時に事業分野や参画しているビジネスでNTTデータ東北が、自分の理想に最も合致すると判断し、入社を決断しました。一番の決め手は、地域への貢献です。内定をもらってからは、少しでもITの勉強をしておこうと思い、独学で勉強を続けていました。

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1年目から、要件定義からリリースまで一通りの工程を経験

入社後は、まず新入社員研修を2カ月間受講しました。コロナ禍だったので、オンラインでの受講となりました。社会人としての基礎に始まり、中盤からはプログラミングを学んでいきました。この段階になると、経験がない分、キャッチアップしていくのはなかなか大変でしたがグループワークなどを通じて、他のNTTデータグループ地域会社の人たちと切磋琢磨しあい、何とか乗り切ることができました。

新入社員研修終了後、自社で配属先が発表され、私は希望通り公共事業部に配属となりました。公共事業部は、東北地方を中心とした官公庁、学校、図書館など幅広い公共機関のお客様に対し、多種多様なシステムを提案・構築しており、私が興味のあった防災システムも公共事業部の担当の1つです。幸いなことに、公共事業部の中でも防災ドメインの担当となりました。本当に、自分の希望を受け入れてくれる会社なんだと実感しました。嬉しかったです。

防災ドメインに在籍するメンバーは私を含めて10名ほど。ベテランから若手まで幅広い世代が揃っていました。年次の近い方もいましたし、年の離れている先輩も皆さん気さくな方々ばかりであったので、職場にスムーズに溶け込むことができました。

実務では1年目はOJTの期間でしたので、トレーナーの先輩について色々と仕事の進め方を教えてもらいました。私が担当した案件は、防災分野システム『宮城県総合防災情報システム「MIDORI」』の再構築でした。これは、地震・津波・風水害等の自然災害が起きた時に、防災情報を迅速かつ的確に収集し、県や地方機関、市町村などで必要な情報を共有しながら、災害の拡大防止を図るためのシステムです。1993年から運用が開始されていて、私が入社した2020年に改修作業が進められていました。かなり大規模なプロジェクトでしたし、非常に重要な役割を担っていただけに、私も緊張感を持って臨みました。

私自身、このプロジェクトでは要件定義から設計、リリースまでの工程を一通り経験させていただきました。1年目にして、そこまで関われるのかと驚いてしまったくらいです。といっても、右も左もわからないような状態での配属でしたから、最初は先輩の仕事ぶりを隣で見ているだけというレベル。様子が少し理解できてきたところで、先輩に指示された通りに業務を行っていました。その後も、先輩方には色々とサポートをしてもらいながら、何とか1年間を乗り越えることができました。

元々パッケージシステムがあったのでかなりプログラミングをしなければいけないというわけではありませんでした。ただ、会議の場では自分が知らないITや防災関連の専門用語がどんどん飛び交うため、そうした知識面でついていくのが大変でした。必要に応じて先輩に聞いたり、用語集を自分で作成したりして一度覚えたものを忘れないように心がけました。

再構築が落ち着いたのは、入社1年目の3月でした。そのタイミングから新総合情報システムとしての運用がスタートし、以来その保守業務を担当しています。

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多くの経験を積み重ね、今ではPLとして活躍

入社2年目に参画した「震災ナレッジプロジェクト」も、私にとっては印象的な案件でした。これは、東日本大震災後に宮城県内のとある市町村の自治体関係者や消防の方向けに行ったアンケートデータをTableauというBI(Business Intelligence)ツールを用いて、当時の状況を分析したり、可視化する取り組みです。

期間としては半年ぐらいであったのですが、震災時の様子や被災者のリアルな声など本当に生々しいデータが数多くストックされていて、精神的にもつらいものがありました。そういった局面でも、ITを駆使して何かしら防災に貢献できればという想いで携さわらせていただきました。この取り組みは各方面から高く評価され、プロジェクトマネジメント学会の場で、活動の成果を会社を代表して発表させてもらいました。それもあって、私にとっては忘れられない案件となりました。

その後も、さまざまな防災関連のプロジェクトに携わらせていただきました。本当に色々な工程の経験を積めたことで、成長できたと思っています。

『宮城県総合防災情報システム「MIDORI」』の再構築にしろ、「震災ナレッジプロジェクト」にしろ、若手に大きな裁量を委ねてくれるのはNTTデータ東北ならではです。もちろん、任せきりにはしません。しっかりとサポートもしてくれます。そういった点でも、入社してよかったと感じています。

また、会社全体もそうですし、事業部でも尊敬できる先輩が多数おります。そうした方々と一緒にプロジェクトに参画し、活き活きと働かれる姿を見ることで、自分も多くの知見を吸収することができますし、今後も引き続き吸収していきたいと思っています。

今後、私が特に高めたいのはマネジメントスキルです。現在は、複数のプロジェクトでプロジェクトリーダー(PL)を務めており、『宮城県総合防災情報システム「MIDORI」』の保守や、最近立ち上がった宮城県の防災関連プロジェクトもそのひとつです。PLとしてプロジェクト全体を円滑に進められるよう、さらにスキルをアップしていきたいと思っています。

振り返ってみると、入社1年目の時にはただ単に自分の目の前の作業だけをしていました。それがPLとなると、全体を俯瞰して見ないといけませんし、プロジェクト全体を把握し、考える必要があります。そういったところでは、今まさにPLの難しさに直面しているところです。

しかし、立場が上になった分、やりがいを感じられているのは事実です。元々、東北に対して何かしら貢献したいという想いを持って飛び込んで来たため、実際にそれが実現できている喜びは大きなものがあります。特に、自分が担当したかった「防災」という非常に重要な仕事ができていることには、満足感を味わえています。

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チャレンジを支える、万全な体制が整っている

私のように、入社早々であっても責任ある職務を任せてくれるのが、NTTデータ東北という会社です。もちろん、最初は戸惑いますし、不安もあると思います。でもNTTデータ東北であれば、サポート体制や研修制度が充実しています。IT未経験で入社しても、安心して働ける環境があります。実際、私自身もそうでした。「全く心配はいらない」と自信を持ってお伝えしたいです。

もちろん、私がSEとして完璧に業務をこなすことができていると言いたいわけではありません。現在は、お客様と打ち合わせをしながら、プロジェクト全体をいかにマネジメントするかといった仕事が多いものの、もっとプログラミングの技術など、IT全般のスキルを磨きたいと思っています。それに向けては、社内でさまざま研修が用意されているので知識をしっかりと身につけられる環境であると思っています。

また、サポート体制が万全であるという点では、入社1年目は毎月OJTレポート書いて1か月間の取り組みを振り返り、先輩や上司からフィードバックされますし、2年目以降も期初に設定した目標に対する進捗についてコメントをもらうことができます。

加えて、柔軟な働き方ができるのも、NTTデータ東北で働く魅力です。私自身が入社した当時は、まだコロナ禍であったということもあってテレワークが中心でした。どうしても、会社でないとできない業務がある時だけ出社していました。現在も基本的には、ハイブリッドが続いています。フレックスタイムもあるので、自分のライフスタイルに合った働き方をカタチにできると思います。もちろん、他にも豊富な福利厚生や常時4000を超える研修制度の充実ぶりなど、NTTデータ東北だからこそのメリットは沢山あります。それらも、ぜひ実感していただきたいです。

そうした環境の中で私が挑んでいきたい目標は、安心してPLを任せてもらえるような存在になることです。それに向けては、マネジメントスキルだけでなく、IT全般のスキルも身に着けていかなければいけないと考えています。もう少しロングスパンの目標としては、プロジェクトマネージャー(PM)になりたいですね。そのためにも、全体を統括していくリーダーシップを磨いていきたいです。全体を俯瞰する視点、先を読む力というPMに求められるスキルは、私が慣れ親しんできた囲碁に通じるものがあるのではと最近思っているところです。

就活生の皆さんに一点だけお伝えするとすれば、自分自身の軸を持っていただきたいです。自分がどうなりたいのかという軸を確立し、それを貫いてください。もし、「ITを通じて東北に貢献したい」方がいらしたら、ぜひエントリーしてもらいたいと思います。決して、後悔することはないと断言します。

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