
三菱UFJ銀行だから可能な支援、地元企業が世界に進むチカラになる。
三菱UFJ銀行だから可能な支援、
地元企業が世界に進むチカラになる。
このストーリーのポイント
- 日本を代表する金融機関で活躍したいとの志で
- 「One for all, All for one」の精神で法人営業に取り組む
- 日本アニメが世界で活躍するための支援を
地域に密着した法人営業。そこから生まれたビッグプロジェクトの芽が、大きく育とうとしている。世界進出へ向けて、三菱UFJ銀行だからこそ可能なサポートを展開。手応えは大きい。
株式会社三菱UFJ銀行
遠藤 洋介
練馬支店
取引先第二課 支店長代理
2013年入行(新卒)
中学から大学卒業まで、ラグビーに打ち込む。入行後は蒲田支店に配属。王子支店、小松川支店で法人営業を担当した後、2022年より練馬支店。上場企業から中堅、中小企業まで幅広い業種のお客さまを担当。
法人営業で人間力が磨かれる
学生時代に打ち込んだものは、ラグビーに尽きます。中学から始め、大きな怪我をすることなくずっと続けられました。三菱UFJ銀行に入行後も当行のラグビー部に所属し、現在は三菱グループ各社で構成されたラグビーチームの事務局も務めています。
ラグビーで学んだものは、やはり「One for all, All for one」の精神です。銀行での仕事にも、間違いなくこのスピリットは活きていると感じます。
就職活動の際も同じ精神で、「誰かの役に立てる仕事」「社会の縁の下になれる仕事」というイメージで企業研究を進めました。金融業界を志望したのは税理士の父の影響もあったかとは思うのですが、やはり“モノではなく自分が商品”という点に惹かれたためです。「自分を磨けば磨くほど、商品の価値も上がっていく」という先輩の言葉は特に胸に響きました。
ラグビーを通じグローバルな交流をした経験があることから、三菱UFJ銀行への入行を決めた背景には、せっかくなら日本を代表する金融機関で働きたいという気持ちもあったように思います。
入行後は現支店を含めて4つの支店を経験しました。いずれも山手線の外側の支店です。都心部の支店と違ってお客さまは中堅、中小企業が中心で、皆さん地域密着の姿勢を大切にされていました。
人とのつながりを大切にする、人間的魅力にあふれたお客さまと接する中で、私も人間性を高めることができたと思います。
お客さまの課題にAll for oneで向き合う
思い出に残っているのは、二場所の王子支店での経験です。いわゆる町工場など製造業の多い地域で、事業承継にはどのお客さまも頭を悩ませていました。私が担当したお客さまも例外ではなく、ご高齢の経営者から事業承継についてのご相談をいただきました。
お客さまがご希望されたのは、幼いお孫さんが成人したときに事業を引き継げるよう、道筋をつくってほしいということ。私はそのための情報整理や遺言作成などをサポートさせていただきました。残念ながらその方はしばらくしてお亡くなりになりましたが、生前にご希望に添えるお手伝いができたことを嬉しく思っています。
今まで大切に築き上げてきたものを私のことを見込んで託してくださったと思うと、全力を尽くして本当によかったと感じています。
当時の私はまだ入行6年目、20代でした。
経験豊富な経営者がなぜこんな若手にご自身の事業の将来を託してくださったのか、本音のところはわかりません。私自身はただ、お客様さまのために何ができるだろうと考えながら、無我夢中で取り組みました。もちろん経験も知識も至らないところがありましたから、遺言のことや相続のことなど、支店長や副支店長はもちろんのこと、地区本部長、本部の専門家チーム、さらには顧問税理士も含めてサポートしていただきました。こうした総合力はまさに三菱UFJ銀行ならではのものでしょう。
それぞれの分野のプロフェッショナルが力を発揮して、1人のお客さまの課題解決に取り組んでいく──。 これぞAll for oneそのものだと思いました。そこから生まれる熱量は、どこにも負けないと自負しています。
これまでと同様、現在も地域に密着した企業のお客さまを担当しています。地元を愛しているオーナーさまと直接お話ししながら事業の将来を一緒に考え、道筋をつけていく仕事は本当にやりがいを感じます。
今では営業の統括も担当しています。私以外の営業担当者は私よりも経験豊富な人ばかり。その中で担当者をまとめ上げ、数字をつくっていく仕事は決して簡単ではありませんが、私にとっての新しいチャレンジです。成長の階段を一歩上がっていくチャンスと受け止めています。
地域密着から世界へ。可能性は無限に広がる
現在では上場企業も複数社担当させて頂いており、私のキャリアの中で初めてのことです。練馬区というと畑が広がるイメージをお持ちの方も多いと思いますが、漫画・アニメ等のコンテンツ産業が盛んで、動画スタジオをはじめ、そういったコンテンツに関連する企業が多数存在します。私はその企業の中の一社の世界進出を見据えた事業戦略のお手伝いをさせていただいています。
この会社は日本で大ヒットした有名コンテンツをお持ちです。このコンテンツが実は海外でも大人気を博しており、ついには海外でそのコンテンツをテーマにしたレジャー施設をつくるという発表がありました。
当行は海外にも拠点がありますから、お客さまが現地でビジネスを進めていくための必要なご支援ができるはずで、当行だからこそ可能なサポートをできればと思っています。
同社に対しては以前から為替変動等の対策について相談にのらせていただきました。海外で日本のコンテンツ産業が急成長した分、リスクヘッジやガバナンス面を含めて対応が必要になります。これからも当行のサポートが同社のさらなる成長に貢献していくと信じています。
当然のことながら海外での事業拡大を大きなビジネスチャンスととらえる多くの企業とのビジネスマッチングも広がっています。
漫画・アニメ等のコンテンツは日本が誇る産業の一つです。まだ未開拓の海外の地に日本コンテンツ産業のランドマークを築くことができれば、さらに大きな市場が開けていくことでしょう。同社はもちろんのこと、日本の文化そのものが世界に進出していくチカラになれることを信じています。
挑戦を評価し、成長をうながす
私は支店で営業担当者を取りまとめるリーダーも務めています。お客さまの課題解決や支店がめざす姿の達成に向けて、全体の戦略を立てながら、一人ひとりの行動に具体的に落とし込んでいくことが求められます。もちろん、私自身も一人の営業担当として、全力で取り組んでいます。
最も難しいと感じるのは、人それぞれのミッションやモチベーションが異なることです。だからこそ、一人ひとりに寄り添い、一緒に挑戦する姿勢を大切にしています。決して一方的なアプローチにならないよう、心を込めて取り組むとともに、各メンバーがそれぞれの役割を果たして、全員が一丸となって地域やお客さまに貢献できるように、全力を尽くしたいと思います。
幸いにもこれまで個人としても、支店としても、表彰をいただくことができました。三菱UFJ銀行は大きな組織ですが、一人ひとりの頑張りをしっかりと見て、評価してくれる姿勢があると感じています。
20数人の営業担当者を束ねるこの経験をベースに、次はさらに大きな組織をリードしていくことに挑戦したいと思っています。
ラグビーで培った力、支店の法人営業を通じて培った力を土台に、さらにリーダーシップを磨いていきたいです。
これからも当行が世界進出を支えるチカラになるべく、自分自身を研鑽し続けていきます。