圧倒的なプロダクトやサービスラインを活かし、超富裕層向けにベストなサポートを提供する。

圧倒的なプロダクトやサービスラインを活かし、超富裕層向けにベストなサポートを提供する。

圧倒的なプロダクトやサービスラインを活かし、
超富裕層向けにベストなサポートを提供する。

このストーリーのポイント

  • 大手監査法人、事業会社を経て入行
  • オーナー及び企業に向けて、長期的に最適な資本戦略を提案
  • 高い専門性を発揮し、顧客の信頼に応える

公認会計士としての知見と、大手監査法人での経験を活かし、オーナーと企業の資本戦略をサポートする。三菱UFJ銀行ならではの豊富なプロダクトやサービスが強みだ。プロフェッショナルと呼ぶにふさわしい専門性を発揮できる喜びがある。

PROFILE
株式会社三菱UFJ銀行

松本 裕治

コーポレート情報営業部
資本戦略推進室 戦略チーム
2020年入行

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2007年に公認会計士試験に合格し、大手監査法人に入社。アメリカ留学を経て帰国後は再び大手監査法人で働く。その後、EC企業を経て、2020年に三菱UFJ銀行に入行。資本戦略推進室にて、オーナー系企業に対する事業承継等を含む資本戦略の提案に取り組む。

重要な経営判断の場に学ぶ

公認会計士を目指して学生時代から勉強を続け、試験合格後に入所したのが、大手監査法人でした。ここで会計監査、四半期レビュー、米国IPO業務等を担当しました。その後、海外での経験を積みたいと考えいったん監査法人を退職して自費で米国にわたり、ファイナンスとマネジメントを学びました。
約1年後に帰国した後は、再び大手監査法人で海外企業が日本で上場するための監査等の業務に携わりました。

20代を監査法人で過ごしたことになりますが、今振り返ってもこの期間は私の基本をつくった重要な時間だったと思います。1年目から私は日本を代表する大企業の監査に携わり、経営陣の重要な意思決定を目の当たりにすることができました。20代という若さでは考えられないような経験をさせてもらったと思います。
また、グローバル企業の監査を通じて、アメリカなど海外の監査チームとコワークする機会も多く、自然とグローバルなビジネスセンスを磨くことができました。これらの経験は私にとって今も大きな財産となっています。

大手監査法人で学んだことは非常に多くありましたが、一方でよりお客さまに近いところで仕事がしたいという思いが強くなり、事業会社に転職することを決めました。入社したのは、ECと金融に力を入れているプラットフォーマーです。
金融セクターにおいて主に法人向けの投資・引受関連業務に従事し、母体となるコンシューマービジネスで培った、顧客にどのように商品や情報を届けていくのか、徹底的にPDCAを実施していく姿勢に、ビジネスの厳しさ、面白さを経験できたことは、私にとっての新たな知見の獲得につながりました。

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誰もが知る組織であることが、確かな信頼に

三菱UFJ銀行に転職したのは、社会人として10数年の経験を積んだ頃でした。年齢的に最後の転職になると思われたため、自分が培ってきた会計やファイナンス、タックスなどのナレッジを集大成的に発揮したいと思い、それには金融業界が最も適していると考えました。
その中で三菱UFJ銀行を選んだのは、オーナー企業の事業・資産承継を長年支援されている業界の第一人者の方に直接面接いただきお話をお伺いできたこと、お客さまをご支援できる体制・サービスラインの幅広さが圧倒的だったことが理由でした。当行が長年をかけ構築したお客さまとの信頼関係を軸に、MUFGグループでレンディングから運用のアドバイス、M&A、不動産運用、遺言とあらゆる領域にお客さまをご支援することができ、多様なプロダクトを組み合わせて最適なサービスを提供することができます。この点は非常に大きな魅力でした。

実は最後まで迷ったのは、政府系のファンドでした。政府系ファンドも日本経済の発展に大きく貢献できるという点で、非常に魅力的でした。一方で国の方針、指針の中でのサービス提供にとどまり、その枠を超えた取り組みは難しいという点も感じていました。顧客に寄り添いながら、顧客に最も適したサービスを提供できるのは、やはり三菱UFJ銀行だと思いました。

銀行というと“堅い”というイメージがありますが、私の場合、長く過ごしてきた監査法人自体が“堅い”組織でしたので、さほど違和感はありませんでした。情報管理等も非常に厳格ですが、お客さまのセンシティブな情報を扱うので、これぐらい厳しくて当然だと感じました。むしろ服装などは、TPOに応じた服装での勤務が可能であり、思っていたよりカジュアルだったという印象です。
私の部署では他にも監査法人出身の行員が数名働いており、他部署でも同様だと聞いています。監査法人出身者は、むしろ当行の組織風土に馴染みやすいのかもしれません。

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長期的な視点でお客さまに伴走する

入行以来、資本戦略推進室に所属しています。
資本戦略推進室では、オーナー系企業の中でも経常利益10億円以上、純資産50億円以上の上場及び非上場企業に向けて、事業継承や資産運用等のソリューション構築、ご提案をしています。いわゆるファミリーオフィスがオーナー一族の資産運用に特化する傾向にある一方、我々はオーナー個人の軸と、企業の軸、両方からサポートすることができる点が違いです。
この領域は近年成長が著しく、他行はもちろんのこと、証券会社、会計系コンサルティング会社など、多くの競合がしのぎを削っています。その中で三菱UFJ銀行の強みは、我々のような高い専門性を有する担当者が、幅広いプロダクトを活用して最適の提案を行っている点です。当行がこのビジネスに着手してから既に20年以上が過ぎており、積み重ねてきた知見は圧倒的です。他社に負けない、業界トップの提案力を誇っているのは間違いありません。

あるお客さまのケースをご紹介したいと思います。
このお客さまは、オーナーが一代で100億円を超える純資産を保有する会社まで事業を成長させたオーナー一族で、オーナーは既にご高齢になっておられますが事業意欲はまだまだ旺盛。更なる事業拡大を図られている優良企業です。ただ、事業の拡大に対して組織体制は中小企業のままの体制となっており、二代目になるお子さまから組織体制の高度化とあわせた事業承継のご相談があり、オーナー及び二代目のお話しを複数回にわたりお聞きした上で、将来ビジョンを実現するご提案をさせていただきました。その後も二代目とは定期的に意見交換をさせていただき、事業規模にみあう体制の構築、円滑な事業承継に向けた取り組みを継続してご支援させていただいています。
また別のお客さまでは、専門性の高い製品づくりで優れた競争力を発揮する、グローバルニッチの優良企業で、オーナーの資産は500億円を超え、普段は東南アジアに暮らしており、将来は欧州への転居も視野に入れていらっしゃいました。オーナーは、会社の発展と同時にオーナー一家の資産維持についてのご懸念があり、我々が提案させていただくことなりました。当行内のリソースをフル活用して情報収集をしつつ、グループ会社の協力も仰ぎながら提案を実施し、大変喜んでいただくことができました。
長期的な視野のもと、多様なプロダクトを使いながら長い期間にわたって資本戦略をお手伝いできることは当行ならではの強みであり、お客さまにもご満足いただくことができていると思っています。

自身の資産を管理しつつ、次の世代に事業をしっかり受け継いでいきたいと願うオーナーの気持ちに応え、ベストな資本戦略スキームを提案していくことは、非常にやりがいのある仕事です。自分の知識だけでなく、銀行内外の知見もフルに活用しながらお客さまに伴走できる点は、大きな面白みです。オーナー側の顧問弁護士や顧問税理士と協力しながら進めていくことも珍しくありません。
もちろんスキームを提案して終わりではなく、5年、10年と伴走させていただきながらベストプラクティスを追求していく点も、当行ならではのやりがいです。

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キャリア入行向けメンター制度も用意

私は2024年春にスタートした新資格「Ex」を取得しました。「Ex」は特定の業務における高いスキル・専門性を持ったスペシャリストを処遇する制度であり、基本的に異動はありません。そのため今後も資本戦略推進室で超富裕層のオーナーとその企業の資本戦略に携わっていく考えです。
オーナーは10年単位どころか、世代を超えて、事業のことを考えています。「Ex」のため異動することなく、いつまでもオーナーをサポートでき、いつでもご相談いただけることはオーナーにとって大きな安心感につながり、それが三菱UFJ銀行ならではのさらなる強みにつながっていくことでしょう。

最近、第二子が誕生しました。当行では男性の育児休暇取得が推奨されており、私もためらうことなく2度に分けて育児休暇を取得しました。上の子が小学校に通っていますので、産後、私が家で帰宅後の面倒などを見ることができたのは、本当によかったです。妻にも感謝されました。
このようにワークライフバランスは非常に充実しているというのが実感です。
DXも進んでおり、高い専門性を有するスペシャリストが、部署の垣根を越えて自然に連携することができています。縦割りの組織という実感はほとんどありません。

キャリア人材の採用に力を入れている当行では、キャリア入行のメンター制度が用意されています。これはキャリア入行の行員に対し、同じようにキャリア入行した先輩行員がサポートする制度です。「聞きたいことがあるが、誰に質問していいか、わからない」という状況は案外多いですから、素晴らしい制度だと思います。
私がキャリア人材に求めるのは、常に自己研鑽しながら、フットワーク軽く、お客さまに寄り添うことができることです。金融機関やコンサルティング業界の方は、その専門性という点からも、非常にフィットしやすいのではないでしょうか。もちろん私のように監査法人で経験を積んだ方にも、ぜひ挑戦していただければと思います。

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