ミライト・ワンは「人間中心経営」。未来へ向けて事業や働き方の変革を推進する。
ミライト・ワンは「人間中心経営」。
未来へ向けて事業や働き方の変革を推進する。
このストーリーのポイント
- 社員の健康づくりに注力。多様な施策を展開する
- 社員のキャリアパスと事業戦略のすり合わせに取り組む
- 人材育成にも大きな投資。eラーニングシステムを展開
ミライト・ワンでは2022年以降、事業や働き方の変革を積極的に行っている。福利厚生や働き方改革、研修などの各種施策に取り組む社員3名が語った。
健康・教育・労働環境。より柔軟で働きやすい会社を実現
──皆さんのお仕事内容について教えてください。
岩崎 私が所属する健康経営推進室は、福利厚生面の施策を企画・展開していく役割を担っています。ポイントは、単に何らかの施策に取り組むだけでなく、経営戦略に沿った福利厚生を実践していくことです。
木下事業を考えると、社員一人ひとりの生産性の向上が重要ですよね。
岩崎 そうなんです。生産性の向上には社員の健康が不可欠という考え方で、さまざまな施策を展開しています。経営トップに向けて、健康経営に対する実りある投資を促すのも大切な役目です。
佐生 岩崎さんが「健康」というキーワードで取り組んでいるのに対し、私の所属する育成企画部門では、人的資本経営に関する人材育成のさまざまな施策を立案しています。また、同じ人材育成部のみらいカレッジ部門では、人材育成プラットフォームとして2022年に設立した「みらいカレッジ」の運用や階層別研修などを行っています。
木下私の所属するダイバーシティ&インクルージョン推進室では、「多様な人財の誰もが働きやすい環境づくり」を目標に掲げて働き方改革に取り組んでいます。
佐生 当社も在宅勤務やフレックス勤務、時間単位勤務など、柔軟な働き方が広がってきましたよね。
木下ええ。「フレックスタイム制(コアタイム10時~15時)」だけではなく、始業時間をシフトして勤務できる「選択型シフト勤務制(プチフレックス)」、年次有給休暇を1年につき5日(40時間)を限度とし、1時間単位で取得できる「時間単位年休」など、柔軟性に富んだ働き方ができるようになりました。在宅勤務においては、費用軽減措置として実施日数に応じて補助を行っています。こうした施策を通じて、社員がこれらの制度を積極的に活用できる環境づくりを進めています。
岩崎 健康のためには、しっかり食べて運動して、睡眠も十分に取ることが大切ですよね。でも、わかってはいても、なかなか実践は難しいというのが多くの人たちの本音ではないでしょうか。できない背景には長時間労働や業務量の負荷などが原因となっている場合もあるので、木下さんが柔軟な働き方のできる環境づくりを進めてくれることは、非常に意義深いと感じます。
佐生 当社は健康経営優良法人としても認定されていますよね。
岩崎 2024年3月に認定されました。これは2023年度に続き2回目となります。これからも健康経営の指標の1つとして健康経営優良法人の認定を維持しながら、大規模法人部門の上位法人として、ホワイト500の認定取得も目指していきます。
トップと連携した健康づくりに向けて
──お仕事のやりがいについて教えてください。
佐生 社員一人ひとりが自分自身のキャリアパスや成長を自身で考えながら形を作っていくことができるように、社員の育成面談を2023年10月に新たにスタートさせました。育成面談そのものは以前から実施していたのですが、より積極的に自身のキャリアを考えるものにブラッシュアップできたという自負があります。
木下人材育成は当社の事業の発展に直結する大きなテーマですよね。
佐生 やはりそこが一番のやりがいですね。今後、ミライト・ワンが注力していく「みらいドメイン」では、街づくり・里づくり/企業DX・GX、グリーン発電事業、ソフトウェア事業などを見据えており、そのために必要な人材育成と活用に取り組む必要があります。育成面談は、社員の描きたいキャリアパスと当社の事業戦略を丁寧にすり合わせる場であると同時に、新しいチャレンジを後押しする場として利用してもらっています。
岩崎 私たち女性にとっては、ライフイベントと仕事との両立は気になるテーマですね。
木下当社では子どもが3歳になるまで取得できる育休制度(法定では1歳未満)、小学校3年生まで利用できる短時間勤務制度(法定では3歳未満)といった、出産・育児・キャリアの両立を支援する各種制度を複数用意しています。
岩崎 法定以上の充実ぶりですね。ダイバーシティへの取り組みについてはいかがですか。
木下多様な価値観を尊重し、個々の人財の特性や能力を最大限に活かせる職場環境づくりを推進しています。これからも社員の声に耳を傾け、さらに「働きやすい会社」を目指していきたいですね。
佐生 健康づくりについても、経営トップとの連携が重要ですよね。
岩崎 そのとおりです。そこで私たち健康経営推進室のメンバーが社員の声を拾い上げて、経営トップ層に届ける役割も担っています。
木下イベントも企画されていますね。
岩崎 ええ。これまで、ウォーキングや社長を囲んでのバーベキューなどを開催しました。まだ手探りの状況ですが、今後はさらにアップデートしていきたいと考えています。
佐生 人材育成の面では、いつでも・どこでも学べるeラーニングシステムを展開しています。100以上の講座を取りそろえてスキルアップをサポートしており、今後もさらに取り組みには力を入れていく予定です。
直接足を運んで、ミライト・ワンらしさを感じてほしい
──就活生の皆さんにメッセージをお願いします。
岩崎 企業に対して少しでも興味があれば、直接訪問できるイベントなどを利用してコンタクトする機会を持ってほしいです。社風や人の雰囲気は文面では分かりづらいところがあります。なるべく社員と直接会って話をすることで、インターネットの情報では知りえない、より具体的なイメージをつかむことができるでしょう。当社には「皆で楽しく働ける会社にしていこう!」というカルチャーがあるので、ぜひ実感していただけたらと思います。
木下企業が現在どのような事業に取り組んでいるのかを調べる方は多いと思いますが、将来に向けてどんなことに取り組もうとしているのかもぜひ研究してみてください。当社では未来へ向けて成長させていく「みらいドメイン」という事業領域を設けて、新たなチャレンジをしています。上司や同僚とのコミュニケーションが取りやすく、風通しのよい環境も魅力です。そんなところも注目していただけると嬉しいですね。
佐生 皆さんが企業研究で重視するポイントは、やはり社内の人間関係ではないでしょうか。それを知るためには、社員同士のつながりや雰囲気、社風といった点を把握することが重要となると思います。会社見学やインターンシップなどを利用して社員の振る舞い方を観察してみると、社風や人柄が見えてきますよ。ミライト・ワンは既存領域を基盤に新しい領域へ挑戦していることから、チャレンジできる環境が広がっている点も大きな魅力です。みなさんと一緒に働ける日を楽しみにしています。