「人」を大切にするのがマツモトらしさ。お互いの成長を応援する風土がある。
「人」を大切にするのがマツモトらしさ。
お互いの成長を応援する風土がある。
このストーリーのポイント
- 京都で働きたいから、地域貢献を貫くマツモトに入社
- 従業員1人ひとりをしっかりと見てキャリアアップさせてくれる
- 「人」に携わることで、これからのマツモトの成長に貢献したい
地元・京都に貢献したいとの思いで入社したマツモト。いくつかの店舗を経て、今は「人」を通じて会社の成長に携わっている。これからもずっと地域を大切にする姿勢にこだわりたい。
株式会社マツモト
小宮 浩史
人事教育部 マネジャー
2008年入社
産業社会学部人間福祉学科卒
入社後、本部研修、店舗実習を経て青果部門に配属。青果部門チーフ、グロサリー部門、副店長、店長を経て、2019年より人事教育部にて新卒採用担当。自分が採用に関わった社員が成長していく姿に、大きな喜びを感じている。
地元代表のスーパーを目指す姿勢に惹かれて
人の役に立ちたい、誰かを笑顔にしたいと思っていた私は、大学で福祉を専攻。まさか将来はスーパーマーケットで働くことになるとは想像もしていませんでした。
学生時代に一番力を入れたのは、レストランのホールスタッフのアルバイトです。地元のお客様との他愛ない会話だったり、観光のお客様にお勧めスポットを案内したり、そんなコミュニケーションがとても楽しかったです。
アルバイトの経験から「食」「接客」といったキーワードが就職活動の軸になり、スーパーマーケットを志望するようになりました。もちろん飲食業界にも関心はあったのですが、スーパーのほうがより幅広い層のお客様に接することができると思ったのです。
当時、京都市内にマツモトは3、4店舗しかなく、私は一度も行ったことがありませんでした。ただ「五条のほうにすごい勢いのスーパーがある」と聞いたので行ってみたところ、確かに活気にあふれていて、その熱気に驚きました。従業員さんも楽しそうに働いているし、熱量という点では他のスーパーを圧倒していると感じました。
入社の決め手は、説明会で先輩社員が本当に楽しそうに自分の仕事について話す姿に接したことです。面接でも社長自身が大変な熱量で会社の未来について語ってくれ、これから京都市内にどんどん店舗ができていくんだろうと感じました。
何よりも魅力だったのは、地元で働けることでした。
福祉を学んだ私は地元に暮らす人々に尽くしたいという思いを強く持っていたので、全国転勤のある大手よりも地域密着の企業で働きたいと思いました。そのほうが社会のへの貢献もリアルに実感できると考えたのです。京都生まれの食品を京都の皆さんにお届けすることにこだわるマツモトの姿勢は、私の価値観にフィットするものでした。
店長から採用担当へ、想定外だったチャレンジ
入社して青果部門を皮切りに多くの店舗で経験を積んできました。何も知識のないところからのスタートで、私は不器用なタイプでしたから、とにかく目の前のことを一つひとつ一生懸命にこなしました。どの仕事も全力でしたし、楽しかったです。
7年目には副店長に昇格し、それまで売り場を担当していたときとは違って、一気に視線が高くなったのを感じました。副店長は店舗の運営に携わるため、従業員の働き方の管理だったり、安心して働ける環境づくりなどに取り組まなくてはならなかったからです。店長が不在時にはお店の責任者の役割も務めなければならず、自分がミスをすればお店の全員に迷惑をかけてしまうという緊張感がありました。店長の姿に学びながら、一つひとつ必死でこなしていった記憶があります。
大きなターニングポイントとなったのが、人事教育部に異動して新卒採用の担当になったことです。私にとってはまったく想定外のことで、本当に驚きました。私自身、採用の仕事を志望したことは一度もなかったですし。
後で言われたのは、「どんなお店に赴任してもうまく溶け込んでいるし、誰からも好かれている。そして、どんな立場になっても一生懸命に取り組んでいる点を評価して、採用の仕事を任せることにした」ということでした。私にとっては望外の言葉でしたが、マツモトという会社は社員1人ひとりをよく見てくれていると実感し、改めて本当に人を大切にしてくれる会社なんだと実感しました。
採用の仕事は、難しいです。企業や仕事に対して希望することは人それぞれ。価値観はみんな違いますから、それに合う情報をお伝えすることは簡単ではありません。だから私のお伝えした情報で就活生の皆さんがマツモトの魅力を感じてくれたときは、達成感が得られます。仮にご入社に至らなかった場合でも「今度はお客様として買い物に行きます」と言ってくれると、本当に嬉しいです。
何よりも感動するのは、私が採用に携わった社員が、それぞれの現場で活躍する姿を見たときです。
お店へ足を運び、店長や従業員が「新人が頑張ってるよ」「いい人材を採ってくれたね」と言ってくれると、企業にとって最も大切な「人」に携わっているやりがいを感じます。もちろん壁にぶつかったり、悩んだりする社員もいるでしょう。遠くからでもそんな様子はわかるし、応援しています。壁を乗り越えて成長し、キャリアアップしていく姿を見る喜びは、採用担当者ならではの醍醐味です。
スーパーマーケットには大量採用のイメージがあるかもしれません。しかしマツモトでは就活生1人ひとりとの接点を大切にし、私も真剣に応援しています。常に笑顔であることは私の持ち味ですから、入社された社員が「就活で目にした笑顔の中で、小宮さんが一番でした」と言ってくれると心が熱くなります。
現場主義を貫くことも、マツモトらしさ
冒頭お話した通り、地域密着の姿勢はマツモトの最大の強みです。社長以下、全員が京都で一番のスーパーを目指し、商品や接客でも、その点をとことん追求しています。そのためにはお客様との距離の近さが重要ですから、京都の様々な生産者さんの現場に足を運び、1つひとつ、丁寧に商品選びをしています。
こうした距離の近さは従業員同士にも言えることで、どのお店でも親密なコミュニケーションができ、困ったとき、悩んだときもお互いに助け合うカルチャーが根づいています。
私自身、新人の頃は仕事に対する甘さから、心が折れそうになったことがありました。そのときは、先輩が週に何回もファミレスやカフェに連れ出して「気持ちを楽にしていいんや」「みんな期待してるんや」と声をかけてくれました。入社1年目の一番しんどい時期を支えていただいたという思いがあります。あのときの言葉は今も忘れられません。
新人に対して職場のみんなが目を配り、手を差し伸べてくれる、そんなカルチャーが働きやすい環境につながっていると思います。
現場主義も、マツモトらしさです。
本社には午前中、人事と経理以外の社員はいません。空っぽです。全ては現場にあるという考えなので、営業担当者やバイヤーなど、誰もがお店に足を運んでコミュニケーションを取っています。
もちろん経営トップも週に1回はお店にやってきて、現場の従業員と話をしています。これほど経営トップと直接コミュニケーションできる企業も、珍しいのではないでしょうか。新人であってもちゃんと名前を呼びながら声をかけてくれるし、新人ならではの意見に耳を傾けてくれます。私たちにしてみれば当たり前のことなのですが、改めて考えるとすごいことだと思います。声をかけられるとやはり嬉しいですし、あったかい会社だなあと感じます。
若手の育成については、かなり手厚いと自負しています。
入社後の2週間の研修後、店舗でOJT研修を行いますが、並行して3ヵ月に1度、部門ごとに集まって売り場づくりの勉強などをしています。その際は地元企業の方をお招きしてお話を伺ったり、生産者さんを訪問して商品がどのように作られているかを見学させてもらったりしています。商材の1つひとつ、大変な手間で作られていると知ることで、今まで以上に地元の商材を大切にしようという気持ちが生まれるでしょう。
地域の誰もが大好きなスーパーを目指す
マツモトが京都でトップのスーパーを目指していくという戦略は、今後も変わりません。やみくもに「量」を追求するのではなく、いかに地元に根づいていくかという「質」を大切にしていきます。
その中で私自身は今後も採用を通じて、会社の成長に貢献したいと考えています。今は新卒採用の担当ですが、今後は中途採用、パートさんやアルバイトさんの採用にも携わり、さらには研修や育成も含め、トータルに「人」に関わっていけたらと思います。「人」を何よりも大切にするのがマツモトですから、そこに私も大きな喜びを感じています。
アメリカのスーパーの視察に行ったことがあるのですが、あの国ではみんなスーパーが大好きで、スーパーで働きたいという人が非常にたくさんいることに驚きました。スーパーの社会的地位が高いんですね。マツモトもそんなふうに誰もが働きたいと思えるスーパーになれるよう、貢献していきたいと思います。
マツモトは若いうちからいろんなチャレンジをさせてくれますし、そのチャレンジを周囲が後押ししてくれます。仮に失敗しても、誰かが手を差し伸べて助けてくれる。そんな社風が一番の魅力です。
だから年齢や経験に関係なくチャレンジしたい方には、ぜひお勧めです。きっと楽しみながら成長できるでしょう。
私が期待するのは、人に言われて動くのではなく「こんなことがやってみたい」「挑戦したい」と自ら動き出せる方。スーパーの仕事は人が主役ですから、人間同士のつながりが大切で、挑戦する人は誰だって自然に応援したくなるんです。失敗してもいいですし、再チャレンジも大歓迎。強い向上心をお持ちの方と、一緒に働きたいと思います。