“大丈夫、何とかなる”。このポジティブさこそ、最高の自分らしさ。

“大丈夫、何とかなる”。このポジティブさこそ、最高の自分らしさ。

“大丈夫、何とかなる”。
このポジティブさこそ、最高の自分らしさ。

このストーリーのポイント

  • 成長できる環境を求めて、証券営業を志す
  • ポジティブ思考で、営業職として1年目から花開く
  • 支店が一体となって取り組むカルチャーが心地いい

「まさかあなたが営業に」と友人はみんな驚いた。しかし本人は、絶対にできると自分を信じていた。そんなポジティブさを持ち味に、着実に成果を上げ、成長を続けている。周囲のサポートも、大きな力を与えてくれる。

PROFILE
大和証券株式会社

関 紗花

川崎支店
2023年度入社

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東京都出身。就職活動では、成長できる環境で働きたいと考えて証券会社を志望。温かみのある社風に惹かれて大和証券に入社する。川崎支店資産コンサルタント課に配属され、個人や未上場法人のお客様の資産運用や管理、相続、事業継承などのコンサルティング業務を担当。

柔らかな雰囲気に惹かれて入社

学生時代の一番の思い出が、1人で行ったヨーロッパ旅行です。1人だったことに深い理由はなく、急に思い立った旅行だったため、友達を誘う時間もなかったのでした。
旅行中、一番困ったのが、スマホが壊れてしまったことです。ホテルの場所が全くわからなくなって、とにかくつたない英語で街行く人に尋ねてまわり、ホテルにたどり着くまでには数時間かかりました。スマホが壊れた瞬間「終わった」と思ったけれど、未知の土地で1人でもホテルまでたどり着けたことで、たいていのことは何とかなる、多少の失敗なんて怖くないという自信が得られました。
今、営業の仕事をしていて、上手くいかないときも、“大丈夫、何とかなる”と思えます。この“強さ”を得られたという点でも、ヨーロッパ旅行は私にとって大きな経験でした。

こんなふうに私は、いろんな経験や出会いによって変化し、成長するタイプの人間です。自分でもそれを認識していたので、就職での一番の軸は、自分が成長できる環境ということでした。それにはいろんな方との出会いがある営業職がいいと思いました。
その上で、ゼミで企業分析などに取り組んでいた経験が活かせるのではと思い、証券業界に興味を抱きました。
証券営業は厳しい仕事というイメージが一般的なようで、私も友人に「大丈夫?」と心配されたものです。けれど厳しい方が自分の成長につながるし、“大丈夫、何とかなる”と思っていました。

大和証券に決めたのは、“人”の魅力です。大手証券会社の中で、とても柔らかい雰囲気の会社だという印象を受けました。リクルーターの先輩も、私の就職活動そのものの相談に乗ってくださり、親身になってアドバイスを送ってくれました。もちろんお目にかかったのは一部の方でしたが、その全員がとてもいい方で、こういう人たちと一緒に働けたらいいなと思ったことが決め手になりました。
入社してもこの印象はまったく変わらず、むしろ入社前に想像していた以上に優しく受け入れてもらいました。

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支店全員が本気で喜んでくれた

入社時研修を終えて私が配属されたのは、川崎支店です。一緒に研修を受けた同期の仲間は、全国の配属先へと向かいました。研修を共にした仲間が各地で頑張っていることを思うと励みになるし、いつも心の中でエールを送っています。
川崎支店での私の仕事は、お客様の資産にまつわる課題に対し、大和証券の多様な商品・サービスを活用したソリューションを提供することです。もちろん新入社員の私には、お客様がいません。まずはお客様を探すところから、営業職としての私の日々が始まりました。

新規開拓に近道はありません。電話をかけてアポイントを取るのはもちろんですが、アポイントなしで直接伺うこともあります。自転車で担当エリアを走りまわり、とにかく会う方、会う方に名刺を配るようにしました。
新規開拓と聞くと、厳しい仕事というイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。実は私もそうでした。ところが実際に始めてみたら、想像とは異なり、毎日新たな人との出会いを楽しみながら取り組むことができました。そして新規開拓を始めて3日目、初めての口座開設に至りました。

一番最初に口座を開設いただいたお客様は、電話でアポイントを取ってお目にかかりました。そこで「ぜひ資産運用のお手伝いをさせてほしい」とお伝えしたところ、ご快諾いただき、チューターとともに再訪した際に口座を開設いただきました。あとでお客様にうかがったら「あなたが一生懸命だったから」とのこと。私の気持ちが伝わったようで、嬉しかったです。
この日は、支店に帰ったら、支店のみんなが私の初めての口座開設を喜んでくれました。証券営業というと、自分の数字だけを追いかける一匹狼の集団のように思われがちですが、そんなことはありません。
誰かが成果を上げればみんなで喜び、誰かが浮かない顔をしていたら「どうしたの」とみんなが声をかける、そんな雰囲気が私は大好きで、入社前に感じた温かい社風そのものを実感しています。

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「上手くいかないときこそ仕事と向き合え」と励まされて

今までで一番印象に残っているのは、配属されて3ヵ月ほどで出会ったお客様です。以前から面談をお願いしていたにも関わらずなかなかお目にかかることができていなかった社長に、偶然会うことができたのです。それはお客様のオフィスにたまたま立ち寄ったときのことで、タイミングよくオフィスから出てきた社長と鉢合わせすることに。私はこのチャンスを絶対に逃すまいと、ためらうことなく話しかけ、ようやく提案の機会をいただくことができました。
成果が出なくても足を運ぶことをいとわなければ、やがてチャンスは生まれるものです。その時に臆せずにチャンスをつかみ取れるかどうかが、結果を出せるかどうかの分かれ目ということでしょう。そういった行動の甲斐あって、このお客様とのお取引がスタートし、今も良い関係を築くことができています。

一方で、落ち込むこともあります。
お客様の立場にたって様々な資産運用をご提案しますが、金融商品ですから、値上がりもあれば値下がりもあります。提案した商品によっては、お客様の資産に大きな評価損が出ることもあり、そういった局面ではお客様から不満をぶつけられたりお客様からの信頼を失ってしまったりすることも少なくありません。そういう時は自分の力不足を悔やみ、落ち込んでしまうことがあります。
そんな私に向かって支店長が口にしたのが「仕事で落ち込んだときこそ、仕事と正面から向き合え」というアドバイスでした。
この言葉は心に染みました。そして悔しさをバネに今まで以上に仕事に打ち込むことで、より付加価値の高いコンサルティングが提供できる自分にアップデートできているのではないかと思っています。

仕事は基本的に1人で行動しますが、決して孤軍奮闘というわけではありません。先ほども言ったように支店のみんなが目をかけてくれ、支えてくれていますし、一緒に喜んでくれます。特に支店長には支えてもらっていると感じます。
支店長は常に誰かと同行しているので、なかなか席を温めるということがありません。私も支店長のスケジュールは常に把握していて、空いている時間があればすぐに同行を依頼しています。
支店のみんなから頼りにされ、部下のために常に全力でサポートする支店長を私は尊敬していて、教えてくれるすべてを吸収したいと思っています。

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結果だけでなく、成長の過程も評価してくれる

入社1年目の成果として、最優秀新人賞を受賞することができました。私がまさか受賞するとは想像もしていませんでした。嬉しいというよりも、驚きの結果です。これもサポートしてくれた川崎支店のみんなのおかげ。だから川崎支店全員に対する賞だと思っています。
実は私が入社前「大和証券で営業をする」と友人に話したら、全員、とてもびっくりしていました。とても営業ができるタイプだとは思われていなかったようで、「まさか」とも言われました。こんな私でも一定の成果を出すことができたのだから、後輩の皆さんも絶対に大丈夫。臆することはありません。
もし一つだけアドバイスするとしたら、常にポジティブでいることがとても重要だということです。
どんなときも自分に“大丈夫、何とかなる”と言い聞かせているように、私は、うまくいかない自分を想像することはありません。どんな状況でも絶対にうまくいく自分しか思い浮かべないし、それがいい感じのイメージトレーニングになっているのでしょう。そうすると謎の自信が自分の中に湧いてくるのです。
ネガティブな言葉も絶対に口にしません。月曜の朝に「会社に行きたくない」や、仕事がうまくいかないときに愚痴をこぼすことも、絶対にしないようにしています。
常にポジティブであること。これさえできれば、大丈夫です。

大和証券に入社してよかったと思う一つに、会社の知名度があります。「大和証券」と名前を出すと、お客様から「あの大和証券?」と言っていただくことも多く、新規開拓における最初のハードルを、少し下げることができていると思います。
また、結果だけでなく、プロセスを評価してくれる社風も好きなところ。営業職ですから「数字」が大切ではあるのですが、それが全てでもありません。たとえ結果に結びつかなくても、その過程で得られた成長は必ず評価してくれます。結果を焦る必要もありません。

私はこの「資産コンサルタント」という仕事が好きなので、別の支店へ異動することになってもずっと続けていたいと考えています。いずれ結婚や出産というライフイベントを迎えるでしょうが、仕事としっかり両立できる自信があるし、その環境と制度も整っていると思います。
何よりも実際に子育てをしながら活躍している先輩たちの背中は、とても心強く映ります。その姿は私に“大丈夫、何とかなる”と話しかけてくれているようです。

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