Web面接の全体の流れから事前準備など分かりやすく解説!初めてでも大丈夫!

Web面接の全体の流れから事前準備など分かりやすく解説!初めてでも大丈夫!

WEB面接と対面面接の違いやWEB面接で失敗しないための事前準備、好印象な受け答えについても紹介していきます!



Web面接とは、スマホやタブレット、PCなどを利用してオンライン上で行う面接のことです。

コロナ禍において対面の面接が厳しくなった現在では、Web面接を実施する企業が増加しています。

大方対面の面接と進行は変わらないのですが、Web面接ならではの準備や注意点があります。

また、実際にビジネスシーンで使われているツールは、以下の物です。

Zoom
Google Meet
Microsoft Teams
Skype
Webex

上述したもの以外でも企業独自のツールを使用しているケースもあるので、事前に確認しておくと安心です。

企業側から面接の前にURLが送られてくるはずなので、そこから使用するツールを確認しておきましょう。


ここでは対面の面接との違いについて紹介していきます。

1.面接の場所は自由
2.インターネット環境が必須

それでは解説していきます。

1.面接の場所は自由

対面の面接では基本的に就活生が企業に行き面接をするケースが多いです。

しかし、Web面接では原則自宅が会場となります。

そのため、背景を整え、周囲の音が入りにくくする工夫が必要になります。

2.インターネット環境が必須

Web面接では、PCやタブレットを使用して行うので、インターネット環境が必須です。

普段メールやチャットは問題なく行えていても、映像になると重くなってしまうことがあるので、事前に確認しておきましょう。

ここではWeb面接の全体の流れについて紹介していきます。

1.事前に企業からURLを受け取る
2.開始時間5分前に待機する
3.面接官へあいさつ
4.締めのあいさつをして退室

それでは解説していきます。

1.事前に企業からURLを受け取る

Web面接の全体の流れの1つ目が「事前に企業からURLを受け取る」です。

面接の前に企業からURLが送られてきます。

面接に向けて分からないことや疑問点があればこの段階で質問をしておきましょう。

2.開始時間5分前に待機する

Web面接の全体の流れの2つ目が「開始時間5分前に待機する」です。

開始の5分ほど前になったらURLをクリックして、開始時間まで待機しておきましょう。

面接官がいない状態でも姿勢を正して待ち、いつでも面接を始められるようにしておきましょう。

3.面接官へあいさつ

Web面接の全体の流れの3つ目が「面接官への挨拶」です。

画面に面接官が表示されたら、対面の面接同様最初に挨拶をします。

「初めまして、本日面接を受けさせていただきます。〇〇大学から参りました。○○と申します。お時間をいただきありがとうございます。よろしくお願いいたします」といったものが良いでしょう。

4.締めのあいさつをして退室

Web面接の全体の流れの4つ目が「締めのあいさつをして退室」です。

面接終了時は面接官側の接続が切れるのを待ちましょう。

ただ、企業側が「退出してください」と指示がある場合は、面接の御礼を述べて退出しましょう。

どちらのケースもあるので、面接官の指示をよく聞いて臨機応変に行動してください。




ここではWeb面接で失敗しないための事前準備を紹介していきます。

1.機材の準備
2.インターネット環境の確認
3.背景を決める(整える)
4.カメラ写りの確認
5.ツールを起動しておく
6.服装を整える

それでは紹介していきます。

1.機材の準備

Web面接で失敗しないための事前準備の1つ目が「機材の準備」です。

使用するデバイスはパソコンが好ましいですが、スマホやタブレットでも面接することができます。

また、なるべくイヤホンも使うことをお勧めします。

イヤホンを使うことで外部の音を遮断することができるので、面接官の声が聞きやすいです。

ただ、ヘッドフォンは目立ってしまうので、イヤホンにしたほうが無難です。

※スマホやタブレットしかない場合は、上半身が映るようにし、上から見下ろす角度にならないようにカメラの位置や角度を調節しましょう。
また、倒れないように固定する必要もあるのでスマホスタンドの利用も視野に入れてください。

2.インターネット環境の確認

Web面接で失敗しないための事前準備の2つ目が「インターネット環境の確認」です。

インターネットはWeb面接で欠かせないものになります。

インターネット接続が悪いと、音声が途切れる、大きなタイムラグや画像のフィリーズなどの問題が発生し、面接の妨げになります。

そのため、静かで安定したネットワークがある所となると自宅がおすすめです。

やむを得ない理由がない限り自宅での面接をお勧めします。

3.背景を決める(整える)

Web面接で失敗しないための事前準備の3つ目が「背景を決める(整える)」です。

背景は壁を背にするようにしましょう。

壁がない場合は、モザイク機能を使うか、なるべく何もない所を背景にするなどしてすっきり見せれるようにしてください。


背景がごちゃごちゃしていると不真面目な印象になってしまいかねないので、気をつけてください。

※ バーチャル背景の使用は控えてください。

4.カメラ写りの確認

Web面接で失敗しないための事前準備の4つ目が「カメラ写りの確認」です。

カメラに映る範囲は上半身です。

デバイスによって映る範囲や角度が変わってくるので、事前に確認しておきましょう。

位置を決めることができたら、背景に余計なものが写っていないかも確認してください。

また、部屋の明かりだけでは、思っていた以上に暗くなっている場合があるので、ライトスタンドなどがあると簡単に顔まわりを明るくすることができます。

※外の音が入ってこないように窓を閉め、宅配の時間もずらしておきましょう。

5.ツールを起動しておく

Web面接で失敗しないための事前準備の5つ目が「ツールを起動しておく」です。

企業から送られてきたURLが開けるのか事前に確認しておきましょう。

また、ツールの使い方に慣れてない方は操作方法も確認しておいてください。

ボリュームの変更画面の明るさなども確認しておくと安心です。

6.服装を整える

Web面接で失敗しないための事前準備の6つ目が「服装を整える」です。

対面の面接と同様で、面接官に失礼のないように敬意を払った服装や髪型、メイクで挑みましょう。

企業側から指定がない限り基本はスーツですが、服装に指定がない場合でも派手な格好は避けシンプルな服装を心がけてください。

マスクは原則外しますが、自宅以外での面接でやむを得ずマスクを着用しなければいけない場合は事前に報告しておきましょう。

また、マスクも派手な色ではなく、無地のマスクを選ぶようにしてください。


ここでは面接直前に見ておくと良いチェックリストを作ったのでぜひご利用ください。

□インターネット環境の問題はないか?

□デバイスの充電は満タンになっているか?

□体の映る範囲や目線の高さは適切か?

□ツールのプロフィール画像やアカウント名は適切なものになっているか?

□背景は適切な環境になっているか?

□部屋の明るさは顔が明るく映るようになっているか?

□マイクの音量設定の確認をしているか?

□雑音が入っていないか?

□髪型やメイク服装は適したものになっているか?

ここではWeb面接聞かれる質問一覧を紹介していきます。

・自己紹介をしてください
・自己PRをしてください
・志望動機は何ですか?
・学生時代に頑張ったことは何ですか?
・就職したらやりたい仕事は何ですか?
・長所と短所を教えてください
・失敗した経験について教えてください
・他社の選考状況を教えてください

上記のことは聞かれることが多いので、必ず答えられるようにしておきましょう。

以下に「自己PR例文30」について詳しく解説している記事があるので、気になる方はぜひご参照ください。

関連記事
▶︎就活の自己PR例文30選!書き方からアピールポイントまで一挙公開!


ここではWeb面接での好印象な受け答えについて紹介していきます。

Web面接で好印象な人
Web面接で印象が良くない人

それでは解説していきます。

Web面接で好印象な人

・面接官(カメラ)と視線を合わせながら会話する
・面接官が話している時は相槌などのリアクション
・明るく丁寧な話し方
・電波の調子の良さや声の大きさについての気遣いがある
・服装や髪型が清潔

Web面接で印象が良くない人

・視線が合わず熱意の感じられない態度
・表情が乏しい
・通信状況が悪くても話し続ける
・簡潔に話さない(ダラダラと話し続ける)
・声が小さく聞き取れない音量
・清潔感のない服装や髪型

ここではウェブ面接でよくある質問について紹介していきます。

1. 指定されたURLがエラーになったら?
2. 音声が聞こえないこちらの声も届かない場合は?
3.通信不良の場合は?
4.スマホの通知が鳴ってしまったら?
5.カンペを使うのはいいですか?
6.自宅以外での面接はだめでしょうか?
7.緊張から、頭が真っ白になってしまったら?
8.面接の録音やスクリーンショットは良いですか?

それでは解説していきます。

1. 指定されたURLがエラーになったら?

メールか電話でURLが不具合になっていることを伝えてください。

そしてまた新しいURLを送ってもらいましょう。

2. 音声が聞こえないこちらの声も届かない場合は?

ツールのチャットで不具合が起きていることを伝えましょう。

チャットがない場合は、電話やメールで不具合が起きたことを伝えてください。

また、不安であれば面接日程の相談をしている際に「接続が切れたときなどの対応」を確認しておくと安心です。

3.通信不良の場合は?

上述したことと同様に、チャットか電話やメールで不具合を伝えてください。

ただ、面接をしている中で通信状況が悪いと感じたらあらかじめ「通信環境があまり良くないので、お聞き苦しくて申し訳ありません」と言っておきましょう。

そうすることで、実際に通信が途切れてしまった時でも対応がしやすいです。

4.スマホの通知が鳴ってしまったら?

通知がなってしまった場合はすぐにお詫びをしましょう。

そしてスマホの電源を切ってください。

ただ、面接の前に必ずスマホの電源は落としておきましょう。

5.カンペを使うのはいいですか?

基本NGですが、言いたいことを端的に箇条書きにして残すのは良いです。

全部の文章を読んでいると、目線が下がり読んでいる感が出てしまい、面接官は不審に思うでしょう。

そのため、箇条書き程度にして、忘れてしまった時に思い出せるくらいにしておきましょう。

ただ、やはりカンペは無い方が良いです。

面接官には入社したいという熱意を伝えることが一番大切なので完璧である必要はありません。


6.自宅以外での面接はだめでしょうか?

原則自宅での面接が好ましいです。

やむを得ず自宅以外で面接を行わなければいけない際は、あらかじめ「大変申し訳ありませんが、〇〇な状況で面接を受けさせていただきます」と説明しましょう。

7.緊張から、頭が真っ白になってしまったら?

緊張していることを面接官に正直に伝えましょう。

そして、一度深呼吸をして気持ちを落ち着かせてみるのもよいでしょう。

以下に「面接の効果的な練習方法」について詳しく解説している記事があるので、気になる方はぜひご参照ください。

関連記事
▶︎面接練習の効果的な仕方について!1人でできる練習方法から上達するポイントまで解説!

8.面接の録音やスクリーンショットは良いですか?

基本NGです。

対面面接の際に録音をしないように、Web面接でも録画やスクリーンショットもやめましょう。

面接が終わって自分なりに振り返ることが大切です。

Web面接でも対面面接でも気をつけることは基本的にほぼ同じことですが、Web面接ならではの気をつけなければいけないマナーもあること覚えておいてください。