インターンに落ちたら本選考に影響する?落ちる確率や原因と対策8選

インターンに落ちたら本選考に影響する?落ちる確率や原因と対策8選

インターンに落ちる原因や対策や落ちてからやるべきことを紹介していきます。

インターン落ちても本選考に影響しない?

結論から言うと、インターンに落ちても内定をもらうことができる場合があります。

インターンに落ちても内定できる場合がある
インターンに受かっても落ちる場合もある

以下で詳しく説明していきます。

インターンに落ちても内定できる場合がある

タイトルにもある通り、インターンに落ちたからと言って必ずしも本選考も落ちるわけではないのです。

インターンでは合格枠が少なかったりするので、そもそも落ちる可能性が高い傾向にあります。

そのため、企業側が落ちた就活生に対して、ネガティブな感情を抱くことは少ないです。

インターン時点で不採用だったとしても、その後の頑張りで巻き返せる可能性は十分にあります。

インターンに受かっても落ちる場合もある

逆にインターンに参加していたのにも関わらず、本選考で落ちる可能性もあるのです。

インターンでは、選考と同様に学生を評価するため、インターン中の態度や評価が悪いと落ちてしまいます。

そのため、インターンに受かったからといって、絶対に早期選考や内定につながるわけではないので、受かった時はしっかり取り組みましょう。

インターンに落ちる確率は?

業界・企業やインターンシップの内容にもよりますが、インターンシップで書類選考を行う企業は52.9%、面接選考を行う企業は28.4%となっています。

その中で選考別の落選率は、「書類選考:約40%」「面接選考:約41.9%」となっており、5人に2人が落選してしまうということになります。

また、有名企業や大手企業となると更にインターン合格の難易度は上がります。

そのため、インターンで落ちてしまうことは珍しいことではないのです。

「この後も全部落ちてしまうかも…」と落ち込むのではなく「落ちてもいいや」くらいの気持ちの方がいいかもしれませんね。

インターンに落ちる原因と対策8選

ここではインターンシップに落ちる原因と対策について解説していきます。

1.エントリーシートの質が悪い
2.コミュニケーション能力
3.ガクチカがありきたりになっている
4.企業側の求める人物像にあていない
5.志望動機が曖昧
6.身だしなみやマナー
7.逆質問をしていない
8.大手にばかり固執している

順に解説していきます。

1.エントリーシートの質が悪い

原因
自己分析が甘い
第三者視点で書けていない可能性がある
対策
徹底的な自己分析
第三者からの添削

インターンに落ちる原因と対策の1つ目が「エントリーシートの質が悪い」です。

エントリーシートを書くには、徹底的な自己分析も必要になります。

まずは、自己分析で自己理解を深め、どんなことを質問されても答えられるようにしましょう。

それが終わったら、先輩やキャリアセンターの方に第三者視点でアドバイスをもらうと良いです。

エントリーシートは一長一短でできるものではないので、長い時間をかけて完成させましょう。

そうすることで、自分が本当に伝えたいことを言語化できるようになっていきます。

以下に自己分析やエントリーシートについて詳しく解説している記事があるので、気になる方はぜひご参照ください。

2.コミュニケーション能力

原因
緊張や面接経験が少ない
自信がない
対策
先輩や友人に練習をお願いする
志望企業ではない企業で面接の練習する

インターンに落ちる原因と対策の2つ目が「コミュニケーション能力」です。

面接の場になると、緊張やしっかり話さなければと言う意識から、会話のキャッチボールができなくなる場合がよくあります。

最初から求められていることを的確に回答できる人はほんの僅かと考えていいでしょう。

そのため、何度も練習して自信をつけ面接に慣れることが重要になります。

また、1つの質問に対して1人でずっと話し続けてしまう就活生が多いので、なるべくフランクに端的に話すことを意識すると良いです。

友達や先輩と練習して慣れて来たと思ったら、そこまで志望度の高くない企業で面接をしてみるのも良い経験になるのでおすすめです。

3.ガクチカの内容が薄い

原因
自己分析が足りない
強みと経験が連動するようなガクチカじゃない
対策
今までの人生を細部まで振り返る
どうしても何もない場合は残りの学生生活で頑張れることを見つける

インターンに落ちる原因と対策の3つ目が「ガクチカの内容が薄い」です。

採用側は「〇〇で〇〇した子」とわかりやすくセルフプロデュースしている就活生のことを覚える傾向にあります。

ただ、そのように印象つけられるエピソードがない場合でも、しっかり自分のやってきた経験を0〜100までしっかり語れるようにしましょう。

その後に、自己分析で自分の強みになる経験をブラッシュアップすることで、内容の濃いガクチカを作ることができます。

4.企業側の求める人物像にあっていない

原因
企業分析が足りない
自分本位のアピールになっている可能性がある
対策
企業の求める人物と合うところは寄せに行く
企業が大切にしている理念の把握

インターンに落ちる原因と対策の4つ目が「企業側の求める人物像にあっていない」です。

この項目に関しては「企業の求める人物に完全に寄せよう」と言ってるわけではないので注意してください。

社風や考え方が全然違う会社に、自分の性格を一生懸命合わせに行っても、入社後に苦労するのは目に見えているでしょう。

しかし、企業の求める人物に寄せられそうなところがあるのにも関わらず、それに気付かないのは勿体ないと言うことです。

企業研究をしっかり行い、自分が入社した時に活躍できそうなイメージが湧けば、自ずと企業の求める人物像としてアピールできるはずです。

以下に企業研究について詳しく解説している記事があるので、気になる方はぜひご参照ください。

5.志望動機が曖昧

原因
志望動機が曖昧
具体性が欠けている可能性がある
対策
自己分析・企業分析
第三者からの添削

インターンに落ちる原因と対策の5つ目が「志望動機が曖昧」です。

どんなに志望意欲があっても、志望動機が曖昧だったり伝わりづらいと「ほかの企業でもよいのでは」と思われます。

「なぜ〇〇が良いと思ったのか」「なぜその企業でなければいけないのか」など明確且つ具体的にしましょう。

また、自分ではいい志望動機と思っていても、第三者から見た時に伝わりきれていない可能性があるので、身近な人や先輩に添削してもらうのもおすすめです。

6.身だしなみやマナー

原因
身だしなみマナー
対策
先輩に聞く
調べる

インターンに落ちる原因と対策の6つ目が「身だしなみやマナー」です。

身だしなみやマナーが守られていないと印象が良くないのは、分かると思います。

ただ、まだ社会人としての経験がないので、何が悪いのか分からないという人も多く、無意識に良くない行動をしている可能性があります。

例えば、「靴が汚れている」「シャツがシワシワ」「寝癖がある」などが第一印象に大きく影響を与えます。

このようなことがあると「仕事も適当なのでは」と思われかねません。

7.逆質問をしていない

原因
逆質問をしていない
対策
企業研究

インターンに落ちる原因と対策の7つ目が「逆質問をしていない」です。

インターンの面接の最後に必ず逆質問があります。

ここで「ありません」や「ネット調べたら出てくるありきたりな質問」を言ってしまうと志望度が低いと思われ印象が悪いです。

そのため、企業研究をしていた際に思った「疑問点」や「不安点」を払拭しつつ好印象を与えられるような逆質問が好ましいです。

以下で一次面接での逆質問例をいくつか紹介していきます。

・〇〇という制度を拝見したのですが、どのような制度か詳細をお伺いしてもよろしいでしょうか?
・役員や管理職として勤務するとなった場合、残業の扱い方はどのように変わりますか?
・御社ではリモートワークを導入しているようですが、考え方や制度について教えていただけますか?
・差し支えない範囲で、残業時間の目安を教えていただきたいです。
・新卒には〇〇を期待されていると考えているのですが、それ以外に期待されていることなどあれば教えていただきたいです。
・本社は〇〇ですが、転勤はどれくらいのサイクルであるのでしょうか?
・御社で成長する人材はどのような人が多いとお考えでしょうか?
・実際に活躍している方の特徴も伺いたいです。
・他部門の人と交流したりできるような社風はありますでしょうか?
・御社の社風に関して、〇〇様はどのように感じておられますか?
・働き方改革として残業時間の削減に注力しているとお伺いしました。
・その成果や生じている課題などを教えてください。
・入社後は即戦力になりたいと考えているのですが、今のうちにしておいたほうがいいことはありますでしょうか?

8.大手にばかり固執している

原因
視野が狭くなっている
対策
幅広い視野で物事を見る

インターンに落ちる原因と対策の8つ目が「大手にばかり固執している」です。

就活生にありがちな大手病になっている可能性が高い場合があります。

大手病とは「大手企業にしか応募したくない」「他の業界は考えられない」などのように一部の就活生が陥ってしまう現象のことを言います。

志望者数が多い有名企業ばかりに応募してしまうと、受かる可能性が狭まってしまいます。

そのため、中小企業やベンチャー企業にも目を向けてみることが重要です。

インターンに落ちてからやるべきこと4選

インターンに落ちてからやるべきことについて紹介していきます。

1.他のインターンや本選考を受ける
2.志望動機の振り返り
3.冷静に自分を振り返る
4.選考のないインターンの参加

順に解説していきます。

1.他のインターンや本選考を受ける

インターンに落ちてからやるべきことの1つ目が「他のインターンや本選考を受ける」です。

お祈りメールを受け取ると「自分は全然ダメだ」となってしまい、就活にネガティブなイメージがつく就活生の方も多いと思います。

しかし、先述したように、インターンでは多くの人が落ちます。

その度に気にしていてはキリがありません。

そのため、どんどん切り替えて他の選考にチャレンジしましょう。

2.志望動機の振り返り

インターンに落ちてからやるべきことの2つ目が「志望動機の振り返り」です。

面接に「落ちた」「受かった」に関わらず、面接後は自分の志望動機の振り返りをすると良いです。

受かった時は「なぜ受かったのか」を追求し、落ちた時は「なぜ落ちたのか」を振り返るようにしましょう。

3.冷静に自分を振り返る

インターンに落ちてからやるべきことの3つ目が「冷静に自分を振り返る」です。

面接全体の振り返りも重要になります。

面接をすることで、少なからず気づきを得ると思います。

こまめに自己分析をして、自己理解を深めていきましょう。

4.選考のないインターンの参加

インターンに落ちてからやるべきことの4つ目が「選考のないインターンの参加」です。

選考に直結していない、インターンの選考を受けることも視野に入れましょう。

規定の定員数に達してしまった場合は、参加できないこともありますが、基本的に誰でも参加することができます。

就活の際に、インターンでの経験は生かすことができるので、自分の興味がある業界や企業に申し込んでみましょう。

選考なしのインターンシップでも、さまざまな経験を積むことができます。

きっと、後の就職活動に役立つはずです。

以下にインターンシップについて詳しく解説している記事があるので、気になる方はぜひご参照ください。

インターン落ちたによくある質問

ここでは、インターン落ちた際によくある質問について紹介していきます。

1.お祈りメールに返信するべきか?
2.落ちた理由を聞いても良いですか?

順に紹介していきます。

お祈りメールに返信するべきか?

インターン落ちたによくある質問1つ目が「お祈りメールに返信するべきか?」です。

原則返信しなくて良いのですが、何か心残りがあったり聞きたいことがあれば返信しても良いでしょう。

しかし、連絡が返ってくることは稀なのであまり期待しないようにしましょう。

以下によくある質問について詳しく解説している記事があるので、気になる方はぜひご参照ください。

落ちた理由を聞いても良いですか?

インターン落ちたによくある質問2つ目が「落ちた理由は聞いても良いか?」です。

これも同様に返信が返ってくるかどうかは分かりません。

また、面接の内容や個人の評価はセンシティブな内容のため、記録を残す企業は少ないと思われます。

インターンに落ちた時の気持ちの切り替え方2選

インターンに落ちた時の気持ちの切り替え方について紹介していきます。

1.インターンが全てではない
2.インターン選考以外のことをする

順に紹介していきます。

インターンが全てではない

インターンに落ちた時の気持ちの切り替え方1つ目が「インターンが全てではない」と思うことです。

何社も選考に落ちてしまうと、自分の存在自体が否定されたような気分になってしまうでしょう。

しかし、インターン選考で落ちた経験は無駄にはなりません。

就活の練習と思い、前向きに取り組むことが重要です。

インターン選考以外のことをする

インターンに落ちた時の気持ちの切り替え方2つ目が「インターン選考以外のことをする」です。

インターンや就活のことを上手くいってない時に考えすぎると、ネガティブな思考に陥りやすいです。

「趣味の時間を作る」「しっかり寝る」など、リフレッシュすることも大切です。

就活は長引くことが多いです。

適度にリフレッシュしてモチベーションを維持出来るようにしましょう。


インターンに落ちたのまとめ

インターンに落ちてしまっても、経験だと思い上述したことを試してみてください。

また、インターンに落ちたからといって「全ての終わり」ではありません。

自分に合う企業を見つけしっかり自己分析をしていれば良い会社に巡り会えます。