面接練習の効果的な仕方について!1人でできる練習方法から上達するポイントまで解説!

面接練習の効果的な仕方について!1人でできる練習方法から上達するポイントまで解説!

ここでは面接を上達させる方法を紹介していきます。

1.質問の予測をする
2.回答を用意しておく
3.声に出して実際に回答してみる
4.動画で撮影してみる
5.模擬面接をする
6.入室退室から始める
7.振り返りをする
NGな面接練習3選ぶ

それでは解説していきます。

1.質問の予測をする

面接を上達させる方法1つ目は「質問の予測をする」です。

あらかじめ、面接官が質問するであろう質問を予測し、対策しておくことが重要です。

大多数の人がいきなり質問されて、完璧に答えることはできないので「自分は面接が下手だ…」と落ち込まないでください。

事前に想定される質問とその意図を把握していることができれば、しっかり回答できるでしょう。

また、自己分析で自己理解を深めておくことで、突発的な質問にも対応できます。

以下に自己分析について詳しく解説している記事があるので、気になる方はぜひご参照ください。

関連記事
▶︎自己分析のやり方8選!志望動機の作り方から例文まで一挙公開!

2.回答を用意しておく

面接を上達させる方法2つ目は「回答を用意しておく」です。

先程の内容に付随して、質問が予想することができたら、回答も用意しておきましょう。

面接官の意図に沿った回答をあらかじめ用意しておくことで、面接の際に慌てずに発言することができます。

また、回答する内容は「第三者に見てもらい添削してもらう」「面接が終わるたびに見直す」などしてブラッシュアップしましょう。

3.声に出して実際に回答してみる

面接を上達させる方法3つ目は「声に出して実際に回答してみる」です。

文字にすることができ、回答内容が整理できたら次は、実際に面接で話すスピードで文章を読み上げましょう。

チェックするべきポイントは「回答の長さ」「声の大きさ」「話すスピード」です。

これが一つでも悪いと面接官に良い印象を与えられません。

回答の長さは約1〜2分程度にとどめましょう。

声の大きさと話すスピードは他人にとって聞きやすい声が好ましいです。

4.動画で撮影してみる

面接を上達させる方法4つ目は「動画で撮影してみる」です。

声に出す練習をしていると第三者からの視点が気になってくると思います。

そこで、自分の話しているところスマートフォンやビデオカメラで撮影してみましょう。

自分の顔を録画しながら面接練習をすることで、声の大きさやスピードだけでなく表情や癖までチェックすることができます。

納得いくのようなところまで何度も練習を繰り返しましょう。

5.模擬面接をする

面接を上達させる方法5つ目は「模擬面接をする」です。

1人での練習に慣れてきたら次は練習相手を用意してください。

身近な人やキャリアセンターに行けば模擬面接を実施してくれます。

面接が終わった際に「良かった所」「悪かった所」を教えてもらい、さらにブラッシュアップしていきましょう。

6.入室退室から始める

面接を上達させる方法6つ目は「入室退室から始める」です。

面接の一通りの練習が終わったら、面接の基本も練習しておきましょう。

入退室が合否を決める可能性があるくらい重要視している企業もあるので、しっかり押さえておきましょう。

基本の入室
1.ドアを3回ノックする
2.部屋に入り、ドアを閉める
3.面接官に向かってお辞儀をする
4.椅子の横に立ち、名前を伝える
5.着席
基本の退出
1.椅子に座ったままお礼を伝える
2.立ち上がり、椅子の横で再度お辞儀をする
3.ドア前に移動し面接官のほうに向き直してお辞儀する
4.ドアを静かに開閉し、退室する

※ドアを閉めて面接が終わったからといって安心しないように注意してください。

退室後にスマートフォンを見たり、飲食せず建物の出口を目指しましょう。

誰かに見られていてもおかしくないので、最後まで油断しては行けません。

7.振り返りをする

面接を上達させる方法7つ目は「振り返りをする」です。

最後に振り返りをしましょう。

何回も練習をしていくと気づきがあるはずです。

その気づきに目を向けて考え直す時間を作ったり、より良くするにはどうしたらいいかを考えましょう。

また、実際に面接を受けた際にも振り返りを忘れないでください。

NGな面接練習3選

1.回答を丸暗記してしまう
2.友達や恋人は練習相手にしない
3.緊張を隠す

1.回答を丸暗記してしまう

NGな面接練習の1つ目が「回答を丸暗記してしまう」です。

声に出して練習してたりすると、内容を丸暗記してしまうことがあると思います。

しかし、それはやめましょう。

回答が棒読みになってしまうことで面接官は暗記してきたことに気づきます。

面接官が気づかなかったとしても、臨機応変な回答ができなくなります。

万が一にも、緊張で全部忘れてしまうこともあり得るので、部分的に言いたいことを覚えて後は自分の口から説明できるようにしておきましょう。

2.友達や恋人は練習相手にしない

NGな面接練習の2つ目が「友達や恋人は練習相手にしない」です。

友達や恋人に練習を頼むこと自体はいいのですが、仲がいい人に頼んでしまうと緊張感がなく、練習にならないことがあります。

そのためもし、お願いする場合は「緊張感を保って欲しい」とお願いしましょう。

また、キャリアセンターで模擬面接を頼むのも効果的です。

3.緊張を隠す

NGな面接練習の2つ目が「緊張を隠す」です。

どんなに練習しても緊張しやすい人やあがり症な方はいると思います。

その際に無理に緊張していることを隠す必要はありません。

「今自分はとても緊張している」ということを面接官に伝えることは悪いことではありません。

面接官は完璧なスピーチが聞きたい訳ではありません。

会話を通して応募者が「どんな人なのか」「なぜ自社で働きたいのか」を知ろうとしているので、それらを伝えることができれば受かるでしょう。

ここでは面接練習のメリットについて紹介していきます。

1.自然な受け応えができるようになる
2.伝わりやすい言葉選びができる
3.話し方の改善
4.本番で本領発揮できる

それでは解説していきます。

1.自然な受け応えができるようになる

面接練習はメリット1つ目が「自然な受け応えができるようになる」です。

本番想定で何度も練習するので、伝えたい内容を確実に伝えることができます。

また、話の展開や聞きやすいスピードや間合いなどが身についているので面接官からの印象が良くなります。

その上、本番で少し角度を変えた質問が来ても要点や伝えたいことが頭に入っているので対応しやすくなります。

2.伝わりやすい言葉選びができる

面接練習はメリット2つ目が「伝わりやすい言葉選びができる」です。

あらかじめ文章を考えているので、わかりやすく伝えることができます。

言葉選びや話し方を間違えると、良いエピソードでも伝わりづらい場合があります。

限られた中で伝えたいことを話すには練習が必要なのです。

3.話し方の改善

面接練習はメリット3つ目が「話し方の改善」です。

自分では気づかないかもしれませんが、誰でも口癖があるものです。

また、早く話しすぎていることや遅いも自分では気づくことができません。

それらを練習で改善することができます。

4.本番で本領発揮できる

面接練習はメリット4つ目が練習することによって自信がつき、本領を発揮でき流です。

面接は誰しも不安になりますが、今までの練習や対策で自信がつけば不安要素は少しづつ減っていきます。

練習を繰り返すことで成功イメージを持ちやすくなるので、面接に対する苦手意識も払拭できます。

ここでは面接の流れ(対面・オンライン)について紹介していきます。

対面面接の流れ
Web面接の流れ
面接で聞かれる主な内容

それでは解説していきます。

対面面接の流れ

対面面接では以下の流れが一般的です。

1.入室
2.自己紹介(大学名、学科、名前)
3.職務経歴
4.退職理由
5.自己PR
6.志望動機
7.その他質問
8.条件の確認(面接官から)
9.面接官への逆質問
10.締めの挨拶をしてから退室

入室に関してですが「応募者が先に会場に案内され、後から面接官が来る場合」「面接官が先に待っていて応募者を迎える場合」の2つがあります。

どちらの場合でも、入室して最初に面接官と向き合った時には、自ら挨拶するようにしましょう。

話しかけられてからではなく自分から挨拶する方が好印象です。

Web面接の流れ

Web面接では以下の流れが一般的です。

1.面接前に企業からURLを受け取る
2.開始時間3分前くらいにURL先で待機
3.入室時に面接官に挨拶
4.自己紹介(大学名、学科、名前)
5.職務経歴
6.退職理由
7.自己PR
8.志望動機
9.その他質問
10.条件の確認(面接官からの説明)
11.面接官への逆質問
12.締めの挨拶をしてから退室(終了)

Web面接の場合は、接続状況などもあるので、余裕を持って10分前にログインしておくのが好ましいですが、少なくとも3分前にはログインしておきましょう。

対面と違いノックなどの工程がないため、待機している時点で面接は始まっていると考えてください。

面接官が画面に表示されたら、対面と同様に自分から挨拶をしましょう。

「お時間をいただきありがとうございます。よろしくお願いいたします」と伝えます。

それからは通常の対面面接とほぼ変わりません。

面接で聞かれる主な内容

面接で聞かれる主な内容は以下です。

・自己紹介をしてください
・自己PRをしてください
・あなたの強みはなんですか?
・志望動機は何ですか?
・学生時代に頑張ったことは何ですか?(ガクチカ)
・就職したらやりたい仕事は何ですか?
・長所と短所を教えてください
・失敗した経験について教えてください
・他社の選考状況を教えてください

以下に「自己PR」や「ガクチカゼミ」について詳しく解説している記事があるので、気になる方はぜひご参照ください。

関連記事
▶︎就活の自己PR例文30選!書き方からアピールポイントまで一挙公開!
▶︎エントリーシートで必ず聞かれる!ガクチカの書き方

回答の質を上げるポイント3選について紹介していきます。

1.回答は的外さない
2.数字や具体例を交える
3.場数を踏む

それでは解説していきます。

1.回答は的外さない

面接は面接官とのコミュニケーションの場なので、質問の意図や意味を理解して応える必要があります。

それができないと面接官に話の通じない人だと認識され、最悪不合格です。

「自分の強みは何なのか」を認識し、企業の求める人物に合っている物を選びアピールしていきましょう。

そのためには企業研究も必要不可欠になってきます。

以下に企業研究について詳しく解説している記事があるので、気になる方はぜひご参照ください。

関連記事
▶︎【企業研究シート見本例】シート作成のやり方12選から効率良い情報収集まで徹底解説!

2.数字や具体例を交える

面接官は何百と面接してきているので、ありきたりだったり、イメージがつきにくい話には興味が湧かないです。

そこで意識して欲しいのでが「具体的なエピソードや数字」「目標に対しどのくらいの成績だったのか」など、結果を裏付けるエピソードを話すようにしましょう。

面接官は就活生の「経験やスキルでどのように自社に貢献してくれるのか」というところを見ています。

そのため「インターンを2年間ひたすら頑張った」のようにざっくりとした内容ではイメージすることができないのです。

3.場数を踏む

場数を踏むのが一番の面接慣れへのコツになります。

どれだけ練習をしていても本番の経験が少ないと緊張もしますし、うまく話せないこともあります。

なので、あまり志望度の高くない企業で伸び伸びと面接する経験も必要になります。

もし合格することができれば成功体験としてモチベーションも上がるでしょう。

落ちてしまってもそこまで志望度が高くなければ落ち込みにくいです。

ここでは面接練習で意識すべきポイント6選について紹介していきます。

1.笑顔
2.姿勢は正しく
3.話し方スピード
4.声の大きさ
5.口癖
6.回答時間

それでは解説していきます。

1.笑顔

話しているときの表情は意外にも見られていることが多いです。

「自然な表情で話せているか」や「面接官の目をしっかり見て話せているか」がポイントです。

なお、面接官が話している時はしっかり目を見て頷くなど、適度な反応が必要です。

2.姿勢は正しく

姿勢も判断材料の1つになります。

姿勢が悪いと「自信の無い」「だらしない」などのイメージがついてしまいますので、しっかりと背筋を伸ばしてハキハキと話しましょう。

姿勢が良いだけで真面目な印象を与えることができるので、覚えておいてください。

姿勢や座り方のポイント
・椅子に座る際は、体を面接官に向けて浅めに腰掛けましょう。
・背もたれがあってももたれ掛からないようにしてください。
・男性は膝を肩幅くらいに開いて太ももの上に拳を置きます。
・女性の場合は膝を閉じその上に左右の手を重ねます。

Web面接の場合は、カメラの位置が重要になってきます。

正しい姿勢にして、画面内に胸の上から頭頂部まで映る位置にパソコンやスマホを固定して置きましょう。

顔だけがアップで映ると、相手に圧迫感を与えてしまう可能性があります。

バランスよく上半身全体を見せ、目線の高さとカメラのレンズを合わせることがポイントです。

また、適度な身振りも説得力を高めるので、面接官に印象を残すことができます。

3.話し方・スピード

緊張のあまり早く話してしまったり、長々と話し続けてしまうのは面接あるああるです。

緊張していることも肯定的に捉え、落ち着いて話すことを心がけてください。

また、突発的な質問で、考える時間が欲しい場合は、相手の投げ掛けを言い直して話し始めるのがお勧めです。

4.声の大きさ

声が小さいと、良いことを言っていても聞き取れません。

緊張して声が小さくなってしまわないように気をつけ、ハキハキと少し大きな声で話すことを心がけましょう。

5.口癖

自分では口癖に気づきにくい物です。

「ええと」や「あのう」などが多いと面接官は不快な印象を抱く恐れがあるので、気をつけてください。

また、貧乏ゆすりや前髪を触るなども印象が悪いので、気をつけましょう。

6.回答時間

回答時間が長くても短くても面接官に悪い印象を抱かせてしまいます。

そこで大体の目安が1分〜2分程度に収めるということです。

私自身も長く話してしまうのが悩みで苦労しましたが、練習するにつれて簡潔に話せるようになりました。

お勧めの練習方法はストップウォッチで自信の自己PRを計りながら話すことです。


ここでは、面接練習の仕方に関するQ&Aについて紹介していきます。

面接練習は1人でもできるの?
面接練習はいつするべき?
緊張してしまいます。緊張をほぐすには?
面接練習なしで面接に挑むのはダメですか?

それでは解説していきます。

面接練習は1人でもできるの?

結論から言うとできます。

「カメラで自分の面接している姿を撮影する」「鏡の前で練習してみる」「他の人の面接の風景YouTubeで探してみる」など1人でも練習することができます。

特にお勧めなのが、カメラでの撮影になります。

自分のことを客観的に見ることができるので是非試してみてください。

面接練習はいつするべき?

面接日の3日前と言わずに暇さえあればなるべく練習するように心がけましょう

緊張してしまいます。緊張をほぐすには?

何度も練習して行くうちに緊張するのがほぐれていきます。

しかし、それでも慣れないと言う方は面接官に「緊張しています。」と言うことを伝えましょう。

最初に言っておくことで面接官も多少は見逃してくれるでしょうし、自分でも完璧にやろうという意識が薄れるはずです。

完璧なスピーチではなく自分らしさを出せるように頑張ってください。

面接練習なしで面接に挑むのはダメですか?

面接練習をしないで面接に挑むのはお勧めできません。

面接の練習をしないと定番の質問にうまく答えられないどころか、ぐだぐだな面接になってしまいます。

話すのがすごい得意な人でない限り「話すことがなさすぎて無言になってしまう」または「話すぎて長くなってしまう」ことになります。

そのため、念のために1回は練習してみてください。

問題なさそうであれば面接に臨むとよいでしょう。

面接練習は1人でも行うことができます。

ただ、家族や友人、キャリアアドバイザーの方などに手伝ってもらうのも効果的ですので是非頼んでみてください。