
【例文10選】ガクチカ400文字で平凡なテーマから王道テーマまで紹介!書き方も分かりやすく解説!
ガクチカとは?
ガクチカの書き方5ステップ
【例文10選】ガクチカ
ガクチカの書き方で好印象を得る方法
ガクチカが本当にない…見つけ方や対処法8選
自己分析をして自分の強みやどんな価値が生み出せるかをイメージさせよう
ガクチカの書き方まとめ
ガクチカとは?
ここではガクチカについて詳しく解説していきます。
ガクチカと自己PRの違い
企業がガクチカを聞く理由
それでは解説していきます。
ガクチカと自己PRの違い
ガクチカでは、「学生時代に力を入れたこと」の略で、学生時代にどんなことに取り組み、どのように行動し、その結果何を得てどのように成長したのかを具体的に説明するものです。
自己PRは、あなたの能力や強み、個性をアピールするものです。
企業は自己PRを通して、あなたがどんな能力を持ち、どのように会社に貢献できるのかを知りたいと考えています。
具体的な違いは以下の通りです。
アピールする内容
ガクチカは具体的なエピソードを通してあなたの経験や行動をアピールする
自己PRはあなたの持ち合わせている能力や強みをアピールする
目的
ガクチカは経験を通して得られた能力や成長をアピールすることで、入社後に活躍できるポテンシャルを示すことが目的
自己PRはあなたの能力や強みが企業の求める人物像とマッチしていることをアピールすることが目的
重点
ガクチカはプロセスやどのように課題に取り組み、行動し、結果を出したのかを重点的に説明する
自己PRは結果、つまりあなたはどんなことができるのかを重点的に説明する
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企業がガクチカを聞く理由
採用側は企業理念や人材像にマッチしている人を選びたいと考えているので、就活生の志向性や性格が見えるガクチカ聞くのです。
そのため、ガクチカを通して「行動力」「問題解決能力」「成長力」などを評価します。
他にも、モチベーションの維持方法なども読み取ろうとしてくるでしょう。
ガクチカを効果的に伝えるためには、企業の理念や求める人物像を理解し、それに合ったエピソードを選び、具体的な行動や成果を盛り込むことが重要です。
また、入社後をイメージできるような話や、再現性のある話をすると印象が良くなります。
そのため、事前の企業研究は欠かせません。
以下に企業研究について詳しく解説している記事があるのでぜひご覧ください。
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ガクチカの書き方5ステップ
ここではガクチカの書き方を解説していきます。
【ガクチカ書き方】1.結論から書く
【ガクチカ書き方】2.取り組んだ理由
【ガクチカ書き方】3.目標達成での困難
【ガクチカ書き方】4.取り組んだ結果
【ガクチカ書き方】5.学んだことを社会でどのように活かすか
それでは紹介していきます。
【ガクチカ書き方】1.結論から書く
結論を話さずに長々と前置きを話してしまうと、面接官は話に身が入りません。
しかし、先に結論を端的に話すことによって、この先の話の内容をイメージしやすくなります。
また、ただ結論を話すよりもインパクトのある言葉を冒頭に使うことで、より印象付けることができます。
「泥臭く努力する」「誰にも負けないリーダーシップ」「どんなことでもやり切る忍耐力」などの言葉は印象に残りやすいです。
自分のエピソードに合った言葉を探してみてください。
【ガクチカ書き方】2.取り組んだ理由
なぜそのことに取り組んだのか理由を説明しましょう。
「誰かに進められて」というよりは自発的に始めたことを話せた方が印象は良いです。
しかし、その物事に取り組み続けられたのかを話すことができれば印象が良くなるでしょう。
【ガクチカ書き方】3.目標達成での困難
ガクチカにおいては最初からうまくいったことを話すのではなく、目標達成までの間に起きた困難を書くのが無難です。
目標に対してどれだけ努力できる人なのかや、モチベーションの維持方法をアピールすることができます。
また、困難だと感じたことを具体的に話してどのくらい困難だったかを伝えましょう。
【ガクチカ書き方】4.取り組んだ結果
困難だったことを乗り越えた結果を伝えましょう。
結果はどうであれ、努力したことや試行錯誤したことが大切で、面接官もそこに重きを置いています。
取り組んだ内容や困難に立ち向かった時の具体的なプロセスを書きましょう。
また、取り組みの中で自分の性格が生かされた場面を伝えることで、いかに自分は企業にマッチしている人物なのかアピールすることができます。
【ガクチカ書き方】5.学んだことを社会でどのように活かすか
最後にこれまでの経験から入社後に自分はどのようなことができるのかを伝えましょう。
そして、その企業に入社してからも活かせるような学びを話すと自社にマッチしていると思われます。
次の章では例文を紹介しているので、ここで紹介したテンプレを思い出しながら見てみてください。
【例文10選】ガクチカ
ここではガクチカの例文を紹介していきます。
【例文】部活のガクチカ
【例文】サークルのガクチカ
【例文】長期インターンシップのガクチカ
【例文】ゼミ活動のガクチカ
【例文】アルバイト経験ガクチカ
【例文】研究活動のガクチカ
【例文】留学経験のガクチカ
【例文】旅行をテーマにしたガクチカ
【例文】自炊経験をガクチカ
【例文】早寝早起きをガクチカにする
【例文】部活のガクチカ
私が学生時代に最も力を入れたのは、〇〇部での活動です。
(結論) 当時、部員数が少なく、大会で結果を残せていない状況でした。
(状況)そこで、新入部員の獲得とチーム全体のレベルアップを目指し、部長として活動しました。(行動の目的)
まず、新入部員勧誘のために、魅力的な体験入部の企画や、先輩部員との交流会を積極的に開催しました。(具体的な行動1)
また、練習メニューの見直しや、個々の能力に合わせた指導を行うことで、チーム全体の技術向上に努めました。(具体的な行動2)
これらの活動は、当初は思うように進まず、部員からの反発や、モチベーションの維持に苦労しました。
(課題)しかし、諦めずに部員一人ひとりと向き合い、目標を共有することで、徐々にチームはまとまり始めました。(課題への取り組み)
結果として、新入部員が大幅に増加し、チームの成績も向上しました。
地区大会で優勝できたことは、大きな達成感でした。(成果)
この経験を通して、目標達成のために、計画性と実行力、そして周囲を巻き込むコミュニケーション能力の大切さを学びました。
これらの経験は、貴社で働く上でも必ず活かせるものと確信しています。(学びと将来への展望)
以下にもガクチカの例文や「本当にガクチカがない人への対処法」を紹介している記事があるので、のでご覧ください。
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【例文】サークルのガクチカ
私が学生時代に最も力を入れたのは、大学〇年時から所属する〇〇サークルの活動です。
(結論) 当時、サークルは会員数が減少し、活動資金も不足していました。(状況)
サークルの存続を危ぶむ声も上がる中、私は「会員増加によるサークル活動の活性化」を目標に、広報係として活動しました。(行動の目的)
まず、大学祭でのパフォーマンスを充実させ、サークルの魅力をアピールすることを計画しました。(具体的な行動1)
具体的には、新入生にも積極的に役割を与え、練習の質を高めました。
また、SNSや大学内の掲示板を活用し、サークルの活動内容を広く発信しました。(具体的な行動2)
しかし、当初は思うように新入生が集まらず、広報活動も効果が出ないことに焦りを感じました。(課題)
そこで、新入生のニーズを把握するため、アンケートを実施しました。
その結果、活動内容よりも、先輩会員との交流機会が少ないことを懸念していることが分かりました。(課題への取り組み)
そこで、歓迎会や懇親会を企画し、新入生と先輩会員が親睦を深められる機会を設けました。(具体的な行動3)
その結果、新入生が前年比〇%増加し、サークル活動も活気を取り戻しました。(成果)
この経験を通して、目標達成には綿密な計画と行動力に加え、相手を理解するコミュニケーションが重要であることを学びました。(学びと将来への展望)
【例文】長期インターンシップのガクチカ
私が学生時代に最も力を入れたのは、大学〇年次の〇ヶ月間、〇〇株式会社で経験した長期インターンシップです。(結論)
当時、私は将来のキャリアについて深く考えており、実際のビジネス現場での経験を通して、自身のスキルや適性を確認したいという強い思いがありました。(インターン参加の目的)
インターンシップでは、営業部のメンバーとして、新規顧客開拓の業務に携わりました。(具体的な業務内容) 顧客リストへの電話営業や、提案資料の作成、訪問同行など、多岐にわたる業務を経験しました。(具体的な行動)
しかし、最初は営業経験がなく、顧客とのコミュニケーションに苦労しました。
提案資料の内容も、顧客のニーズを捉えきれていないと指摘されることが多く、自信を失いかけました。(課題)
そこで、先輩社員の営業方法を参考にしたり、顧客との会話内容を記録し、分析したりすることで、顧客のニーズに合わせた提案を心がけるようにしました。(課題への取り組み) また、提案資料作成のスキルを向上させるため、マーケティング関連の書籍を自主的に読み込みました。(具体的な行動)
その結果、顧客との信頼関係を築けるようになり、契約獲得にも貢献することができました。最終的には、目標としていた契約件数を達成することができ、大きな達成感を味わいました。(成果)
この経験を通して、目標達成には、継続的な努力と、課題に真摯に向き合う姿勢が重要であることを学びました。また、顧客とのコミュニケーションを通して、相手の立場に立って考えることの大切さを実感しました。(学びと将来への展望)
【例文】ゼミ活動のガクチカ
私が学生時代に最も力を入れたのは、大学〇年時から所属する〇〇ゼミでの活動です。(結論)
当時、私たちのゼミは、発表の質が低く、他のゼミに比べて評価が低いという課題を抱えていました。(状況)
そこで私は、ゼミ長として「発表の質向上によるゼミ全体のレベルアップ」を目標に、メンバーをまとめ、議論を活性化させることに取り組みました。(行動の目的)
具体的には、事前準備の徹底、議論における役割分担、発表資料作成の工夫など、様々な改善策を実行しました。(具体的な行動1)
特に、議論が停滞した際には、メンバーそれぞれの意見を尊重しながら、議論を深掘りするための質問を投げかけるように心がけました。(課題と具体的な行動)
これらの取り組みは、当初はなかなか受け入れられず、反発もありました。(課題)
しかし、諦めずに、メンバー一人ひとりと向き合い、目標を共有することで、徐々にゼミ全体の意識が変わっていきました。(課題への取り組み)
結果として、発表の質が向上し、学内の発表会で優秀賞を受賞することができました。(成果) この経験を通して、チームをまとめ、目標達成に導くリーダーシップと、周囲と協力して課題を解決するコミュニケーション能力を培うことができました。(学びと将来への展望)
【例文】アルバイト経験ガクチカ
私が学生時代に最も力を入れたのは、大学〇年次から〇年間続けている〇〇でのアルバイトです。(結論)
当時、私は接客経験を積むことでコミュニケーション能力を向上させたいと考えていました。(アルバイトに取り組んだ理由)
しかし、アルバイトを始めた当初は、お客様への声かけや商品の説明がうまくできず、お客様に満足いただける接客ができていないことに悩んでいました。(課題)
そこで、先輩スタッフの接客方法を観察し、良い点を積極的に真似するようにしました。
(具体的な行動1)
また、お客様との会話の中で、どのような質問が多いのか、どのような説明が分かりやすかったのかをメモし、次の接客に活かしました。(具体的な行動2)
さらに、商品知識を深めるために、商品カタログを熟読し、商品の説明練習を繰り返し行いました。(具体的な行動3)
これらの努力の結果、お客様から「ありがとう」「分かりやすかった」といった言葉をいただけるようになり、自信を持って接客できるようになりました。(成果)
この経験を通して、お客様の立場に立って考え、行動することの大切さを学びました。
また、コミュニケーション能力や課題解決能力を向上させることができました。(学びと将来への展望)
【例文】研究活動のガクチカ
私が学生時代に最も力を入れたのは、大学〇年次から取り組んでいる〇〇に関する研究活動です。(結論)
私は〇〇という現象に興味があり、そのメカニズムを解明したいと考えて研究を始めました。(研究に取り組んだ理由)
しかし、研究を進める中で、当初の予想とは異なる実験結果が出てしまい、原因を特定することができませんでした。(課題)
そこで、私は実験結果を再検証し、実験条件や測定方法に問題がないか徹底的に調べました。(具体的な行動1)
先行研究を〇本読み込み、実験手法や分析方法を参考にしながら、実験計画を見直しました。(具体的な行動2)
さらに、教授や先輩に相談し、アドバイスをいただきながら実験を繰り返しました。(具体的な行動3)
これらの努力の結果、最終的には実験結果の矛盾点を解消し、〇〇という新たな知見を得ることができました。(成果)
この経験を通して、仮説と検証を繰り返しながら、論理的に思考する力を身につけることができました。
また、困難な状況に直面しても諦めずに粘り強く取り組み、解決策を見つけることの大切さを学びました。(学びと将来への展望)
【例文】留学経験のガクチカ
私が学生時代に最も力を入れたのは、大学〇年次に〇年間経験した〇〇への留学です。(結論)
当時、私は〇〇を専攻しており、専門知識を深め、異文化理解を深めたいと考えて留学を決意しました。(留学に取り組んだ理由)
しかし、留学当初は、言葉の壁や文化の違いから、現地での生活や学習に苦労しました。特に、〇〇の授業では、専門用語が多く、議論についていくのが大変でした。(課題)
そこで、私は毎日〇時間、辞書や参考書を使って予習復習を徹底しました。(具体的な行動1)
また、現地の学生に積極的に話しかけ、コミュニケーションを取るように心がけました。(具体的な行動2)
休日には、現地の文化に触れるイベントに参加したり、ボランティア活動に参加したりするなど、積極的に異文化理解を深める努力をしました。(具体的な行動3)
これらの努力の結果、徐々に現地の生活に慣れ、授業にも積極的に参加できるようになりました。(成果)
また、現地の学生と深い友情を築くことができ、異文化理解を深めることができました。
この経験を通して、困難な状況にも諦めずに努力すること、積極的にコミュニケーションを取ることの大切さを学びました。(学びと将来への展望)
【例文】旅行をテーマにしたガクチカ
私が学生時代に最も力を入れたことは、大学〇年次に計画・実行した〇週間の〇〇旅行です。(結論)
幼い頃から海外に興味があり、異文化に触れ、見聞を広げたいという思いから、大学入学後すぐに旅行資金を貯め始めました。(旅行に取り組んだ理由)
しかし、初めての海外旅行ということもあり、計画段階では、予算管理、ルート選定、情報収集など、慣れない作業に苦労しました。(課題)
そこで、旅行ガイドブックやウェブサイトを参考にしながら、費用を抑えるための航空券や宿泊先の比較サイトを活用しました。(具体的な行動1)
また、安全面にも配慮し、外務省の海外安全ホームページで渡航先の最新情報を確認しました。(具体的な行動2)
現地でのコミュニケーションを円滑にするために、旅行会話帳を活用し、簡単な単語やフレーズを覚えました。(具体的な行動3)
その結果、限られた予算内で充実した旅行を実現することができました。(成果)
この旅行を通して、計画性や実行力、情報収集能力を身につけることができました。
また、異文化への理解を深め、柔軟性やコミュニケーション能力を高めることもできました。(学びと将来への展望)
【例文】自炊経験をガクチカ
私が学生時代に力を入れたことは、大学〇年次から始めた自炊です。(結論)
きっかけは、食生活の乱れから体調を崩し、健康的な食生活の必要性を実感したことです。(取り組みの理由)
しかし、料理初心者だった私は、栄養バランスを考えた献立作りや、限られた予算内でやりくりすることに苦労しました。(課題)
そこで、レシピサイトや料理本を参考に、栄養価の高い食材を積極的に活用したレシピを考案しました。(具体的な行動1)
また、食材を無駄にしないよう、作り置きや冷凍保存を工夫し、食費の節約にも取り組みました。(具体的な行動2)
さらに、友人を招いて食事会を開き、客観的な意見を取り入れながら、味や盛り付けの改善にも努めました。(具体的な行動3)
その結果、健康的な食生活を維持することができ、体力向上にも繋がりました。(成果)
この経験を通して、計画性や実行力、創意工夫、そして継続することの大切さを学びました。(学び)
これらの経験は、仕事においても目標達成に向けて粘り強く取り組み、周囲と協力しながら課題を解決していく際に活かせると考えています。(将来への展望)
【例文】早寝早起きをガクチカにする
私が学生時代に力を入れたことは、大学〇年次から始めた早寝早起きです。(結論)
きっかけは、日中の集中力不足に悩んでいたことです。(取り組みの理由)
私は、生活リズムの乱れが集中力低下の原因だと考え、早寝早起きによる生活リズムの改善に取り組みました。(課題)
最初は、なかなか早起きができず、二度寝してしまうことも多々ありました。(課題に対する具体的な説明)
そこで、寝る前にスマホを見るのをやめ、代わりに読書をするようにしました。
また、朝起きるのが楽しみになるように、朝食に工夫を凝らしました。(具体的な行動)
さらに、早朝に運動する習慣をつけ、体力向上にも取り組みました。(具体的な行動)
その結果、日中の集中力が向上し、勉強やアルバイトにも意欲的に取り組めるようになりました。
また、規則正しい生活習慣によって、体調も改善しました。(成果)
この経験を通して、目標を達成するためには、計画性と継続的な努力が必要であることを学びました。(学び)
ガクチカの書き方で好印象を得る方法8選
ガクチカの書き方で好印象を得る方法について紹介していきます。
1.成果よりも取り組んだ内容が重要
2.企業の求める人材に合わせる
3.オリジナル性
4.論理的
5.数字で表す
6.困難の克服
7.経験を活かせることをアピール
8.第三者からフィードバックをもらう
それでは解説していきます。
1.成果よりも取り組んだ内容が重要
企業は努力したプロセスに重きを置いているので、何か素晴らしいことを成し遂げていなくても良いのです。
そのため、取り組んだ内容を具体的に話しましょう。
「何が大変で」「課題を解決するためにこんなことをした」などを詳しく話すことができれば好印象を得ることができます。
企業の求める人材に合わせる
嘘をついてまで合わせる必要はありませんが、その会社に所属している先輩の考え方に似ている所や共感した企業理念があれば、全力で寄せていきましょう。
企業の求めている人材に当てはまっていなければどんなに優秀でも、良いガクチカを書いても受かることはありません。
企業の求める人材像を正しく判断し、自分の強みを交えて話しましょう。
オリジナル性
何人もの面接をしていると、大体話が似てきてしまい、面接官も「またバイトの話か…」などとなってしまいがちです。
そうすると、面接官の印象に残りづらくなってしまいます。
そのため、他の人が話さないようなインパクトのある話ができると印象付けることができます。
例えば「アイドルの追っかけ」「ゲームの大会で努力した」「部屋が汚いのが許せない」など周りの人とは少し違うことだけど頑張ったことがあればぜひガクチカにしてみてください。
論理的
論理的に話すには、伝えたいことを明確化して、正しい道筋を立てて話しましょう。
そのためには、事前にガクチカを考え、面接で上手く話せるように練習する必要があります。
トークに自信がある方でも、必ず事前に文章や読み方は練習し、論理的に話せるようにしましょう。
そうすることで、突発的に質問をされて困ったときにも論理的に話す癖がついていれば、答えることができます。
数字で表す
具体的にエピソードを話すコツとして数字で表すことが大切になります。
数字を用いて定量的に表すことで、具体性が増し、どのくらいの規模や期間のプロジェクトに取り組んだ経験があるのか、採用担当者もイメージがしやすくなります。
「〇〇年続けている」「〇〇時間」など数字を使って表すようにしましょう。
ガクチカ記入例
・私は中学1年生のころから大学4年生までの10年間、硬式テニス部に所属していました。中でも中学高校の6年間は部長を努め、部員約30名のメンバーをまとめあげ…
困難の克服
ガクチカでは「困難を克服した話」をするようにしましょう。
就職してからも仕事上で困難にぶつかる場面は多くあります。
その時に、どんな形で困難や課題に取り組む人なのか採用担当者もイメージしやすくなります。
また、課題解決のプロセスを数字や具体的なエピソードを交えて話せると好印象を残すことができます。
ガクチカ記入例
・学園祭で出展した「おしるこ販売」の露店で、売り上げ目標を前年度比150%を掲げ、結果的には200%を達成し、目標を大きく上まわることができました。特に事前準備に力を入れ、3か月前から販売戦略チーム6人で週1回の打合せを行いました。一度、販売戦略チームと仕入れ担当チームで意見が対立したことがあり、行いたい販売戦略の実行が危ぶまれましたが…
経験を活かせることをアピール
最後にガクチカで学んだ経験をもとに、会社でどう活かせるのかを話しましょう。
入社後のビジョンが明確にある学生は少ないので、そこまでセットで考えることができれば面接官の好印象は間違いないです。
第三者からフィードバックをもらう
自分の作ったガクチカを第三者からフィードバックをもらいましょう。
分かりにくい言いまわしや一般の人には伝わりづらい専門用語は、表現を変更し、あなたのことを初めて知る採用担当者にも分かりやすい文章にしましょう。
自分では良いものを作っていると思っていても、第三者が見た時に違和感のある文章になっているときがよくあります。
また、新しい目線のアドバイスももらうことが出来るので、ブラッシュアップすることができるので、教務課やゼミの教授などに頼んでみましょう。
ガクチカが本当にない…見つけ方や対処法
本当にガクチカがないと思っている方は「無意識に自分には何も無い…」と思い込んでいる場合があります。
しっかり自分の過去を振り返って、やってきたことをまとめてみると必ず頑張ったことがあるはずです。
どうしてもガクチカが思いつかない方には以下に、本当にガクチカがない人向けの記事を用意しているので、ぜひご覧ください。
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自己分析をして自分の強みやどんな価値が生み出せるかをイメージさせよう
ガクチカ=「学生時代に力を入れたことはなんですか?」
この質問の答えから採用担当が知りたいことは、「この人はどんな行動特性を持っていて、どんな価値を生み出せる人だろうか?」ということです。価値=強み、と考えても良いかもしれません。
ガクチカを端的に表すエピソードや体験談を示せるのであれば、アルバイトでも、部活動でも、サークル活動でも、ゼミや研究室の活動でも、インターンでも、何でも構いません。
例えば、
一番力を入れたことは陸上部で取り組んだ短距離走です。個人の目標として「地区大会で公立高校一位」を目指し、部活動の練習時間以外にも、毎日1時間、自分でメニューを考え、基礎トレーニングを行ったり、フォーム改善のために自身の動画を撮影し、改善点を分析し、それが自分の体で再現できるように練習に取り組みました。それを2年間毎日続けた結果、200m走では自身の記録を1.33秒、100m走でも0.37秒短縮することができました。地区大会では惜しくも公立高校一位は取れませんでしたが、日々の努力を重ねることで自己ベスト更新という成果につながったと思います。
ということガクチカが書いてあれば、「なるほど、この人は長い期間、コツコツと地道な努力が必要な業務も途中で投げ出さず頑張れる人のようだな。自分で課題点を見つけて改善につなげるという思考力もありそうだ」と採用担当は考えます。
あるいは、同じ部活動の経験でも、
学生時代に力を入れたのはテニス部の活動です。私たちのチームには特別良い成績の人も経験のあるコーチもいませんでしたが、団体戦で「地区大会で公立高校一位」をチーム全体で目指すことを決め、全員で一丸となって取り組めるようなチーム作りに力を注ぎました。全部で23人いるメンバー内で、意見が対立することもありましたが、対立しているそれぞれの意見を丁寧聞き、妥協できる点はどこか、譲歩できる点はどこかを整理して最終的に全員で納得できる形で意見をまとめることができました。トレーニング方法もそれぞれが勉強し、自分たちで練習メニューを練りました。その結果、目標を達成することができました。
こういったエピソードがガクチカに書かれていると「この人はチーム運営に能動的に関わったことがあり、チームワークの大切さを良く分かっていそうだな。」と思ってもらうことができます。採用担当者には、あなたが「意見がまとまらない時も落ち着いて議論を整理したり、コミュニケーションをとる力もありそうな人だ」といった印象が残りますね。
同じ部活動でも、ガクチカに書くエピソードによって「その人がどんな人なのか」という点において採用担当が受ける印象は全く異なります。
採用担当はまだあなたのことを何も知りません。新卒採用ですから仕事の経験もない人も多いので、ガクチカとして書かれた過去のエピソードを見て、この人はこんな人なのかな、この人を雇ったらうちの会社でもその価値を発揮して成果をだしてくれそうだな、それなら面接で会ってみたいなあ、と思わせられるとGOODです。
ガクチカ書き方まとめ
自己分析、企業研究、業界研究などを踏まえて、採用担当者に活躍イメージを持たせられるよう、よく考えて、「ガクチカ」を書いてみてくださいね。就活生のみなさんを応援しています。
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