常に見守り、背中を押してくれる。それがナイスの先輩たち。
常に見守り、背中を押してくれる。
それがナイスの先輩たち。
このストーリーのポイント
- お客様との人間関係づくりが営業の基本
- どんな質問にもじっくりと答えてくれる先輩
- “自分らしさ”を大切にしながら成長できる環境
“人の魅力”は、ナイスの70年以上の歴史を通じて受け継がれてきた。営業の最前線においても、先輩が後輩を見守り、後輩が先輩の背中を追いかける、そんな育成環境を大切にしている。同じ営業所で活躍する6年目の先輩と2年目の後輩に、仕事のやりがいや会社の魅力などについて話してもらいました。
ナイス株式会社
先輩:清松 顕紀
資材事業本部
首都圏第二ブロック 横浜営業所
2018年4月入社
経済学部 地域システム学科卒
入社6年目。学生時代はワンダーフォーゲル部に所属し、今も登山を楽しむ。お客様はもちろんのこと、社内での信頼も非常に厚い人材。
後輩:藤田 雄大
資材事業本部
首都圏第二ブロック 横浜営業所
2022年4月入社
経済学専攻
入社2年目。学生時代の一番の思い出は、ニュージーランドへの留学体験。何事に対してもコツコツと努力できる人材として、成長が期待されている。
※内容は、2023年8月取材時点のものになります。
営業はナイスの“顔”
──お仕事について教えてください。
清松 私たちは資材事業本部に所属し、建築資材の営業を担当しています。例えば建物の壁や天井の内装材である石膏ボードや断熱材、フローリング、ドア、お風呂、キッチン、トイレなどをメーカーから仕入れて、販売店や材木店に供給しています。
藤田 横浜営業所の担当エリアは広くて、横浜市だけでなく川崎市や湘南エリアなどを含め神奈川県広域を担当しています。私は、図面を見ながら見積もりを作成したり、お客様からのお問い合わせに対応するといった業務が多いですね。電話している時間もかなりあります。
清松 とはいえ、競合他社も多いため、シェアを獲得するためにはお客様に自分を売っていくことが大事です。お客様にとってはナイスから購入しても、他社から購入しても、同じメーカーの同じ製品だったら違いはないので、どこで差がつくかというと人間関係になります。そのために何をするかというと、こまめに訪問して自分を売り込む必要があります。
藤田 私もそれを実感しています。商品が必要になったとき、お客様が最初に私の顔を思い浮かべてくれるようになりたいなと思っています。
清松 特に新入社員の場合、先輩からお客様を引き継ぐわけだから、ゼロからの関係づくりが求められます。“ナイス=藤田雄大”というぐらい、文字通り会社の顔になることを目指していけたらいいね。
藤田 とはいえ、新入社員なので経験も知識も不足している中で、何を武器にして人間関係をつくっていくかというと、やっぱり誠実さ、真面目さといった基本的なところに立ち返るような気がしています。
清松 そうだね。約束を守るとか、時間に遅れないとか、そうした当たり前のことの積み重ねだと思います。私が普段から心がけているのは、 “お客様と共に成長する”ということです。例えばある商品についてのお問い合わせをいただいた場合も「カタログに載っています」で終わらせるのではなくて、「カタログの何ページに載っています」と一歩踏み込んだ答え方をしています。するとお客様も次からはそのページを開いてくれるようになる。特に若手のお客様に対しては効果的で、自然と私を頼りにしてくれるようになります。
藤田 今はお客様との関係性を構築しているところですが、これからは商品知識でも勝負できるようになっていきたいと思っています。しっかりした人間関係を築きつつ、さらに豊富な商品知識を身につけられれば、営業担当として次のステップへと成長できるのではと感じています。
“人”の魅力が入社の決め手に
──ナイスへの入社理由について教えてください。
清松 私は実家が九州で工務店を経営しており、卒業後、1年間ほどその手伝いをしていました。ナイスと取引関係もあったため、ナイスという会社の存在については、実家にいた時から知っていました。そこから入社することになったのは、2016年の熊本地震がきっかけです。被災地の復興に向けて200棟の仮設住宅が建てられたのですが、その際に地元の工務店などを取りまとめたのがナイスでした。これを聞いた私はナイスの社会への貢献度の高さに驚き、自分もこの会社で活躍したいと思い入社を決めました。
藤田 私は特に業界を絞らず、営業として活躍できる会社を探して就活しました。ナイスに関心を持ったのは、メーカーと販売店の間に立つ仕事ということで、建設業界について深く学べるのではと思ったことがきっかけでした。最終的にナイスに入社することになった決め手は、やはり“人”が一番の決め手でした。特に人事の担当者の人柄に惹かれ、一番素直に話をすることができました。自分を飾らずに色々と話すことができたんです。こういう方に採用という責任ある仕事を任せていることに、この会社なら信じていいと思ったんです。入社後もギャップを感じず、この印象は間違っていなかったと、自信をもって言い切れます。
どんなに忙しくても向き合ってくれる先輩
──職場での先輩・後輩の関係について教えてください。
藤田 入社して1年間、私は清松さんの隣の席に座って、仕事を教えていただきました。清松さんは私にとっては“師匠”のような存在です。新入社員の頃はわからないことだらけでしたから、何かあるとすぐに清松さんに質問していました。清松さんは一番忙しい方なのに、一番丁寧に教えてくれるのです。今私は新入社員から質問されると、清松さんに教わったことを思い出しながら答えているのですが、実はそれがちゃんと体系立てられて、わかりやすく整理されていることに気づきました。だからあんなに丁寧に、時間をかけて教えてくれたんだなあと、今になって納得しています。
清松 忙しい時に質問されて、待たせてしまったこともあるけど、その場合も後になって時間をかけて説明していたよね。ちゃんと理解してもらいたいから、どうしても時間がかかるんだよ。それに教えたことは実際にやってもらって、その結果をもとにフィードバックもしてあげなければならないので、そこまでやることが先輩としての責任だと思っています。
藤田 すごく面倒見のいい先輩なのは間違いありません。
清松 今の藤田くんは、2年目だった当時の私より営業としてずっと優秀だよ。
藤田 そう言っていただけると嬉しいです。でも自分ではまだまだ知識不足を痛感するので、もっと勉強しなければと思っています。
清松 藤田くんはとても真面目で、お客様に気に入られている点が強みですが、これからはメリハリをつけることも覚えてほしいと思います。
藤田 がむしゃらに取り組むだけでなく、ときには少し休んで仕事のペースを見つめ直すことも大切ですね。
清松 私は3年目に頑張りすぎた時期がありました。その時に、ある先輩が気分転換のために私をサーフィンに連れていってくれたのです。そのおかげですっかりリフレッシュでき、落ち着きを取り戻すことができました。
藤田 常に誰かが誰かのことを気にかけているのが、当社の良い所だと思います。横浜営業所は売上規模が大きい営業所なので、繁忙期にはみんなが忙しく動き回っているのですが、清松さんをサーフィンに誘ってくれた先輩はそんな時に関係ない話をして笑わせて、雰囲気を和らげてくれます。こうやって営業所全体に目配りをして、常に雰囲気づくりをしてくれることには感謝しています。
清松 ほかにも、言いたいことが言えないなんていう雰囲気とは無縁だよね。
藤田 自分の考えを言いづらいと感じたことはありません。やっぱり“人”に恵まれていることが、ナイスの一番の魅力だと思います。
自分だけの強みを大切にしてほしい
──将来に向けて、お互いに期待することは何ですか。
清松 藤田くんにはぜひスーパー営業マンになって、横浜営業所を支えてほしいと思います。
藤田 ありがとうございます。清松さんは横浜営業所のエースですから、これからもずっと輝く星として我々若手の目標であり続けてほしいです。
清松 何か自分ならではの足跡を残したいという思いはあるよね。
藤田 私も「藤田ならやってくれるだろう」という期待に応えて、常に高い結果を残せる営業を目指していきます。
清松 あとは、建築資材や住宅設備だけでなく、木材の事業にも携わってみたいという気持ちがあります。そうすれば視野が今以上に広がって、自分の可能性も一緒に広がっていくのではないかと思っています。幅広い領域で事業を展開していることは当社の大きな強みなため、その広いフィールドで活躍してみたいですね。
──どんな人と一緒に働きたいですか。
藤田 何事に対しても柔軟に取り組める人がいいですね。
清松 自己肯定感も大切だと感じています。人と比べて優れているとか劣っているとか考えるのではなく、自分ならではのいいところがあると思える人がいいですね。
藤田 確かにナイスの社員は、人それぞれで持ち味が違うという印象があります。求められるスタイルに当てはめていくのではなくて、自分らしさを大切に伸ばしていくことができるからだと思います。
清松 誰でも自分ならではの強みを持っているから、自信をもって強みを発揮してほしいと思います。ナイスは、それぞれの個性を受け入れ、強みを伸ばし成長させてくれる環境がある会社だと思います。