働きながら理想のキャリアを探していく。エンジニアとして成長し、社会人として輝くために。

働きながら理想のキャリアを探していく。エンジニアとして成長し、社会人として輝くために。

働きながら理想のキャリアを探していく。
エンジニアとして成長し、社会人として輝くために。

このストーリーのポイント

  • 平凡だった学生時代、設計の面白さに気づきエンジニアを志す
  • ビジネスパーソンとしての理想像に近づくためにDPTへ入社
  • エンジニアとして、社会人として成長できる環境への感謝

狭い分野の技術を追求するよりも、幅広い技術を身に着けていきたいという思いを持って就職活動をスタート。技術アウトソーシングという働き方に、自分が理想とするキャリアの可能性を見出しDPTへ入社。入社直後から困難な壁に直面しながらも、周囲のサポートに支えられながら一人のエンジニアとして成長していく。

PROFILE
ディーピーティー株式会社

古川 亮太

エンジニアリング事業部 西日本技術課
2019年4月1日 新卒入社
大同大学/工学部

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友人や家族からはよく「純粋な性格」と評されます。先輩や友人から教えてもらった事を素直に受け取り、自身の行動に反映している事からそのように思われているようです。

道を一つに絞り切れないから、
技術アウトソーシングという業界での働き方に理想を見出す

少年時代を振り返ってみると、自分はどこにでもいるような平凡な子どもだったと思います。小学校・中学校はサッカーをやっていましたが、サッカーだけに明け暮れていていたというわけでもなく、家で友達とゲームをして楽しんだり、夏は昆虫採集に出かけたり…どんな場所にでもいる平凡な子どもですよね。特に際立って何かに熱中していたということはありませんでした。強いて言えば文系科目よりも理系科目の方が得意でした。国語よりも数学などが自分には向いていたのだと思います。高校は普通科に進学しましたが、2年生の時に理系コースを選択しました。

進学先は総合機械工学科を選択しました。この学科では、機械系エンジニアになる為の設計・加工・材料・4大力学などの基本技術に加えて、電子・情報について幅広く基礎を学んできました。自宅から通いやすかったという理由もありますが、高校時代の先輩がこの学科に進学したと聞き、オープンキャンパスに参加したのがきっかけでした。そこで受けた体験授業で図面を引くという課題に取り組んだところ「これは楽しい、もっと学んでみたい!」と思いました。実際に入学して機械系のさまざまな分野を学ぶ中で、やはり図面設計を仕事にしたいと確信しました。

就職活動の時期に差し掛かり、地元の愛知県で学んできたことを生かして設計に携われる仕事を探し始めました。愛知県は製造業が盛んな土地なので、多くの選択肢があったのですが、最初から技術アウトソーシングには高い関心を持っていました。理由は、メーカーのように一つの製品や技術をとことん追求するよりも、プロジェクトごとにさまざまなクライアントと協力して多種多様な技術を学び、エンジニアとして成長できる環境に魅力を感じていたからです。

また、本音を言うと就職活動の段階では自分の興味やキャリアの方向性をひとつに絞り切れなかったという理由もあります。そんな自分にとって、働きながら自身のエンジニアとしてのキャリアや可能性を広げていくことができる技術アウトソーシングとしての働き方は理想的でした。

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自分が思い描く「理想の大人」として成長できる場を求めて

就職活動中にさまざまな企業の説明会に参加したのですが、DPTは人事の方が一生懸命に元気よく、楽しそうに仕事の話をされている姿が印象に残りました。正直、私は「社風は入社してみないと分からないだろう」と考えていたのですが、それでもDPTの持つ熱量が伝わってきた程です。

また、私はエンジニアとして成長できる環境を求めていたのと同時に、人として成長していきたいという気持ちを強く持っていました。その視点で考えた時に、就職活動中に出会ったDPTの社員の方は、ビジネスパーソンとしても、エンジニアとしてもマナーや立ち振る舞いが適切でしっかり対応してくださったので、自分の希望を両方叶えることができると感じました。スペシャリストとして仕事はできても、一人の大人としてだらしなければエンジニアという仕事に憧れを持っていただくことはできません。ですから、社会人として両方身に着けていくことを意識して会社を選ぼうという思いを持っていました。実際、入社後に接した先輩社員の方は皆さん社会人としてしっかりされていて、新入社員で分からないことの多い自分の状況に思いやりを持って接してくれました。そのような先輩たちの姿を見て学ぶことも多くあり、自分も見習って行動するように努力しています。

就職活動時は5、6社エントリーして、内定もいただいたのですが、最後まで気持ちは変わらずDPTが第一志望でした。内定の連絡が届いたときにはうれしかったですね。入社時の同期は100人前後いて、自分よりも知識が豊富な人だったり、高いヒューマンスキルを持っているようなメンバーも多くいました。入社後、研修を終えるといよいよプロジェクトに携わる事になるのですが、最初のプロジェクト先でさっそく大きな壁に直面することになります。

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見たことも聞いたこともない機械の開発設計プロジェクトに参加

入社後に初めて担当したプロジェクトは『段ボール製造機』における開発設計および調整という内容でした。まず、『段ボール製造機』という単語を聞くこと自体も人生初でしたし、そこにどのような技術が使われているのかも全く想像できませんでした。自動車やパソコンという普段自分が触れている製品とは異なり、見たことも聞いたこともない機械なわけですから単純なものなのか複雑なものなのかすら分かりません。このプロジェクトの話をいただいた時には正直かなり動揺しましたが、同時に自分が仕事に求めていた「多種多様な技術に触れる機会」がいきなり巡ってきたな、という思いを持ちました。

このプロジェクトには同期と2名で参加することになりました。当然ながら最初は分からないことだらけです。先行してプロジェクトに参加していたDPTの先輩が5名いました。基本的なことを教わりながら、CADを使って図面の作成に携わっていくことになります。その中で段ボール製造機にはさまざまな技術が使われていることが分かり、想像の何倍も奥が深い世界であることに驚きました。また、CADは大学でも使ったことがあるソフトではあるものの、大学の授業と現場で求められるスキルとでは雲泥の差がありました。部品の名前すら分からないような素人だったので、焦りはありましたが、まずはCAD初心者でもできる図面の制作から先輩たちに教わりながら必死に食らいついていきました。

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ここで心が折れずに済んだのは、先輩たちがしっかりフォローしてくれたことと、分からないことは丁寧に教えてくれたからだと思います。相談できずに抱え込んでしまっては、仕事はすべてがうまくいかなくなってしまいます。先輩方はそうならないように、新人として配属された私たちをしっかり見てくれていたのだな、と思うと感謝しかありません。技術アウトソーシングの業態では孤独を感じやすいともいわれますが、DPTではチームやエンジニア同士の縦横のつながりが強いので、相談できる環境が充実しています。私自身、仕事のことだけではなくプライベートな部分も上司に相談してしまいます。ちょっと甘えすぎなのかもしれませんが(笑)。おかげでふさぎ込むことなく仕事に前向きになれています。また、スキルアップしたい社員の意欲や、自発性に合わせてさまざまな研修を受講できる制度があります。私はその研修のおかげで技術的に追いつけるか不安だった部分も、徐々に払拭することができました。

DPTでは、エンジニアの配属先を決定する事前面談で「どのような技術を身に着けて、どのようなキャリアを形成していきたいか?」をヒアリングしてもらう機会があります。また、営業担当者はエンジニアとクライアントの双方にとって最適なマッチングとなるよう調整をしてくださるので、自分の意思を反映したキャリア形成を叶えることができるという点も、心強く感じています。私が段ボール製造機の開発設計プロジェクトにアサインされたのも、若いうちから様々な経験を積んでおきたいという希望を踏まえての配属でした。

今ではお客様から直接「あの製品を作ってくれてありがとう、助かったよ」と声をかけていただくこともあり、仕事を通して確かなやりがいと成長を実感できています。とはいえ、まだまだ未熟な面もありますので、困難に直面した時にはまずは落ち着いて、周りの先輩方に相談しながら一つずつ問題をクリアしていくことを心がけています。将来的にはクライアントから「古川さんにずっといてほしい」、「古川さん、あなたに任せたい」と言っていただけるようなエンジニアになりたいと思っていますが、そのためには身に着けるべき知識や技術がたくさんあります。努力し続けて、少しでも早く理想のエンジニア像に近づいていきたいですね。

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チャレンジを後押してくれる環境に感謝

DPTではプロジェクト参加型や受託型、自社開発など複数のチームがあるため、DPTの社員が全員同じ場所で仕事をするという機会はありません。だからこそ、社員同士が交流できるイベントは皆積極的に参加しますし「やりたい」といえば入社年次に関係なく主催できます。私も入社三年目の頃、私の発案で大規模な「リモートボーリング大会」を開催しました。これは、コロナ禍でエンジニア同士の対面での交流が図れない日々が続いていたので、浜松、名古屋、大阪をリモートでつなぐイベントはできないだろうかと思い立ち、自ら手を挙げて主催したイベントです。

子どもの頃から学生時代まで目立った行動をとるタイプではなかった私ですが、DPTに入社して積極的な行動をとるようになったと思います。これはDPTに社員が「やりたい」と思った挑戦を積極的に後押ししてくれる風土があり、その風土が私を成長させたからだと思います。私だけではなく、他の社員もこのような挑戦を積極的に行っています。学生時代に明確にエンジニアとしてキャリアの方向性を固めるのは難しいでしょうし、決められないというのは当たり前のことだと思います。私もそんな学生の一人でした。実際に入社して働いてみないと仕事内容を理解することもできないでしょうし、社会に出た後にキャリアに対する考え方も方向性も変わることは自然なことだと考えています。だからこそ、エンジニアとして多様なキャリアに挑戦できる風土と環境が揃っているDPTを選んで良かったです。

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