変わる証券ビジネス、変わらないビジネスマインド。

変わる証券ビジネス、変わらないビジネスマインド。

このストーリーのポイント

  • 学生時代は法学を学び、生涯の仲間と出会えた
  • 社会人となって上京し、リテール営業でスタート
  • 新しい時代の証券会社の姿をお客さまにアピール

「人のためになる仕事がしたい」との思いで、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株に入社。リテール営業としてスタートする。現在は新宿支店に勤務。三菱UFJ銀行との協働体制のもと、リテール営業としてお客さまの資産運用のサポートを行う。

-profile-

岩田 沙織

三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社

新宿支店フィナンシャル・アドバイザリー部 課長代理
2015年入社/人間社会学域法学類卒

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愛知県出身。金沢市で学生時代を過ごした後、東京で社会人生活をスタート。恵比寿支店を経て、入社2年目より新宿支店。2020年に結婚。休日はジムに行って汗を流したり、資格試験のための勉強をしたりと、充実した日々を送っている。

「教養を身につけてください」という言葉を心に

金融の専門知識を何も持たないまま入社した三菱UFJモルガン・スタンレー証券。今私は、お客さまの生涯のパートナーとして共に歩む、新しい時代の証券ビジネスの喜びを感じています。
就職活動では「人のためになる仕事がしたい」「人の役に立ちたい」との思いで、さまざまな業界のさまざまな会社を訪問しました。そんな中で出会ったのが、三菱UFJモルガン・スタンレー証券だったのです。金融の知識はありませんでしたが、説明会で、総合証券会社として企業の資金調達を担う役割や、日本では個人の莫大な金融資産が眠っており、資産運用を提案することで多くの人のお役に立てることを知り、企業としての将来性も高いと感じました。

印象に残っているのは、最終面接で私が「入社まで何をしたらいいですか」と質問したところ、女性の面接官が「教養を身につけてください」とアドバイスしてくれたことです。ここで言う「教養」とは、経済など社会情勢から、芸術・スポーツなど様々なことに対し自発的に情報収集することを指しています。勉強しなさいでもなく、思い出をつくりなさいでもなく、教養を身につけなさいというアドバイスをしてくれた人は初めてで、感激しました。この言葉は今も私の宝物です。

入社後配属されたのが、恵比寿支店でした。私にとっては社会人としてのスタートと同時に、東京での生活もスタートしたことになります。電車の路線図に目を白黒させながら、営業としての仕事を始めました。

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銀行との連携のもと、総合力を活かした提案をする

恵比寿支店での新人時代に思い出深いのが、あるお客さまとの出会いです。六本木の飲食店のオーナーさまで、私のような地方出身者でも名前を知っているほどの有名店でしたから、そのオーナーさまならば絶対にお客さまになっていただきたいと一方的に決心し、何度も足を運んでお取引に至りました。もちろん簡単に会っていただけるわけがありません。オフィスまで何度も訪問し、時には気持ちを手紙に託して面会の機会を求めました。そんな私を見かねたのか、役員の方が間を取り次いで下さり、ようやくお目にかかることができ、ご契約もいただきました。
この経験から私は、一生懸命頑張る姿は必ず誰かが見てくれていることを学びました。同時に、手を差し伸べてくれる方やお取引をして下さる方へ誠実に向き合うことで、末長いお付き合いをして頂きたいと感じました。

2年目に私は新宿支店に異動となりました。所属は、未上場法人、個人のお客さまを中心に資産運用のお手伝いをさせていただくフィナンシャルアドバイザリー部(FA部)です。三菱UFJ銀行との連携のもと、銀行紹介のお客さまに対し最適の金融サービスを提供することです。例えば銀行の口座に長い間眠っている預金等について、お客さまにより魅力あるご提案を行っていきます。このように三菱UFJ銀行のもつネットワークを活用し、協働ビジネスを推進していく点が、当社ならではの特徴です。そしてグループの総合力を活かした提案を行っているのが私の所属するFA部なのです。

日々の営業活動では、三菱UFJ銀行からご紹介いただいたお客さまのもとへ、銀行の担当者と一緒に訪問。お客さまの資産運用などについてお困りのことなどをヒアリングし、商品の説明やポートフォリオのご提案などを行います。当然のことながら金融商品のマーケットは日々変わっていきますから、モルガン・スタンレーのグローバルネットワークを通じた情報を活用して提案に結びつけていきます。このようにジョイントベンチャーである当社の強みを存分に活かした営業活動が可能です。

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お客さまに寄り添いながら提案する喜び

日本人の個人金融資産の50%超、金額にして1000兆円以上が現預金として滞留していると言われている通り、「銀行に預金を預けっぱなし」というお客さまは依然多いものです。同時に、資産運用の必要性は認識しているものの、何から始めればよいかわからないという方も多数いらっしゃいます。三菱UFJ銀行との連携でそうしたお客さまを掘り起こし、お客さまとの会話を通じて人生の潜在的なニーズやお困りごとなどをヒアリング。その上で最適な解決策を提案していきます。その過程では、お客さまとの信頼関係づくりがとても重要になるのは言うまでもありません。お客さまに、大切な資産を任せてもいいと思っていただけるような信頼関係を築くことに注力しています。

お客さまの中には、証券会社は株式だけを売っていると思っている方がいまだにいらっしゃいます。私も「証券会社は“株屋”」「株の話だけしてくれればいい」と直接いわれたことがあります。しかし、いま私たちが目指しているのは、お客さまに末永く寄り添い、大切な資産を守り、増やし、そして次世代へ繋いでいく、プロのアドバイザーです。そのためにまずは、お客様の叶えたい夢(ゴール)についてじっくり時間をかけて詳細にお伺いすることから始まります。そして、その夢を実現するために必要な商品や配分比率を検討し、ポートフォリオを構築していきます。
具体的には、資産の大部分を現預金のままお持ちのお客さまへは、債券やラップサービスなどをご提案。日本株しかお持ちでないなどポートフォリオが偏っているお客様へは、米国株などで米ドル資産を組み入れて頂くことでリスク分散ができることなどをお伝えします。

その結果、よりよい資産運用のお手伝いに結びつけられ、お客さまからお褒めの言葉を頂いた時には、最高の喜びを感じます。

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働く女性を応援する風土が根づいている

2020年に結婚しました。
学生時代から、社会人になったらできるだけ長く働き続けたいと考えていたので、就職活動でも、女性が長く活躍できる会社かという点は重視していました。産休・育休をはじめ、各種の制度が整っていることは今では当たり前であるものの、実際に女性の働きやすさという点も、三菱UFJモルガン・スタンレー証券を選んだ決め手の一つでした。

私の職場では、例えば子どもの急な発熱等でどうしても仕事を切り上げなくてはならくなった社員がいた際も、周囲がサポートする体制が整っていますし、そして職場の誰もがそのことを当然のこととして受け止めています。こうした風土はとても素晴らしいものです。制度は大切ですが、会社のカルチャーはもっと大切だと思います。

今後も新しい証券ビジネスの最前線で、リテール営業の実績を積んでいきたいと思います。後に続く後輩の皆さんにとって、よきロールモデルになれたらと考えています。将来的に、成長を続けた結果としてマネジメント職になれるチャンスがあったら、ぜひ挑戦したいですね。 プライベートでは、平日は家事に追われていますが、土日には資格試験の勉強や、趣味の時間を作っています。仕事と家庭、どちらも私にとってはかけがえのないものですから、ぜひしっかりと両立させていきたいと思います。

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