“人”を育てることを大切にする会社だから、 インターンシップでも“人”との関わりを大切にしたい。
このストーリーのポイント
- 内容や期間の異なる3タイプのインターンシップコースを用意
- 現場体験と社員との対話を重視。仕事をリアルに理解できる
- 個性を大切にする社風の中、一緒に未来の通信インフラを支えたい
インターネット回線という重要な社会インフラを支えるミライト・ワン。その最も重要な資源は“人”であり、育成には特に力を入れている。インターンシップにおいても、社員との対話を重視するなど、“人”を通じた企業理解を大切にしている。
-profile-
茂木 雄司
株式会社ミライト・ワン
NTT事業本部 アクセス事業部
事業運営部門 育成担当 担当課長
1997年入社/工学部電子工学科卒
都内や茨城県などで施工管理を経験した後、FTTH(個人宅への光ファイバー回線敷設)を含む設計業務を担当。その後、都内及び東北支店での工事長を経て、2015年より現職。設計を担当していた2004年には、その仕事ぶりに対して社長表彰に推薦されたことが思い出に残っており、現場に喜んでもらえる設計のできたことを一番の誇りに感じている。
※取材撮影当時
正しい企業理解のためのインターンシップ
通信インフラ建設及び電気設備工事業を通じて社会に貢献を続けてきたミライト・ワン。その実績は70年以上に及びます。その間、通信技術は日進月歩で進化を続けてきましたが、一方で“人材こそが重要な経営資源”と位置づけるスタンスに変わりはありませんでした。
私自身、新入社員の時代から先輩の背中を見ながら育ってきたという実感があります。時には励まされ、時には厳しく叱られ、そのすべてを成長の原動力としてきました。特に地方で仕事をしたときは、お客さまや作業員も含め、私以外のすべてが地元の人々ということがありました。
当時は、その地域の皆さんに育てていただいていると実感したものでした。
そうした育成の姿勢を大切に、当社では学校推薦やインターンシップなどを通じて、新卒採用を中心に取り組んできました。主に首都圏エリアでの採用に力を入れており、多くの学生・学校に対して企業認知の向上と接触機会の増大をテーマに、採用活動を展開しています。
その中で今後特に力を入れていきたいのが、インターンシップです。媒体を通じた企業理解は重要ですが、実際の社風や職場の雰囲気に触れることができるという点で、インターンシップは貴重な機会ととらえています。その結果、入社後のミスマッチも防ぐことができるでしょう。
ぜひ多くの方にインターンシップにご参加いただき、当社への理解を深めると同時に、他大学の学生とコミュニケーションを取り、自己分析に役立てていただければと思います。
作業実習を通じて理解と共感を
現在、予定しているインターンシップは次の3タイプです。
■1Day インターンシップ
自由応募型。若手社員からのプレゼンテーションを中心に、当社に対する企業理解を深めていただきます。1Dayですので、気軽にご参加いただけることが特徴です。
■個別・アクセス事業部のインターンシップ
特定の大学・学校からのご要望に応じて開催するインターンシップ。通常、2~3日かけて行われ、実習にもご参加いただきます。実際に手を動かしてみることで、当社での仕事に対する正しいイメージを持っていただきます。
■業界団体(ITEA)と連携したインターンシップ
2週間かけて行われます。前半1週間は他社からの参加者と机を並べて学習し、後半1週間は当社で実習などをご体験いただきます。地方の方々が夏休みの旅行を兼ねて参加するパターンも目立ちます。
いずれのインターンシップにおいても、時間の許す限り、作業実習を大切にしています。実際の施工現場は危険が伴うなどの理由により足を踏み入れていただくことはできませんが、例えば都内幹線道路の地下に入って巨大な管路を目にしたり、無電柱化の現場を見学したりといった機会は豊富に用意いたします。時には高所作業用のバケット車と呼ばれるクルマのリフトに乗って、地上から10mの高さを実感していただくようなプログラムもあります。
私たちの仕事は、完成してしまえば目につくことはありません。そのため学生の皆さんを含め、私たちの仕事はなかなかイメージしづらいというのが本当にところでしょう。
そこで実際の現場をご覧いただくことで、私たちが日々どのような仕事を担っているのか、どんな環境で働いているのか、といったことを知っていただきたいと考えています。私たちの仕事の多くは屋外で行われますので、外で働く仕事ならではの醍醐味も実感していただけたらと思います。
社員への質問にNGはありません
インターンシップで特に力を入れているのが「対話会」というプログラムです。
これは、学生の皆さん5~6名と当社の若手・中堅社員1~2名が1つのチームとなって、本音で話し合うという機会です。「働いていて辛いことは?」「給料は?」といった、説明会や面接などでは聞きづらい質問も遠慮なくしていただける場としています。
なるべく堅苦しい雰囲気にならないよう、現場への移動の車中でも行っていますので、気軽に質問していただければと思います。NGは一切ありません。
この「対話会」をきっかけに学生さん同士が仲よくなって、一緒に食事に行くなどということもあるようです。そんな情報交換の場にも活用いただければと思います。
このように当社のインターンシップは、各事業部の育成担当と連携し、若手・中堅社員も積極的に参加して行われます。この協力体制は、“人材こそが重要な経営資源”という考え方が全社的に浸透している表れと言っていいでしょう。
学生の皆さんには、インターンシップを通じて通信インフラ業界に対する社会的信頼の重さなどを肌で感じていただければと思います。同時に、自分自身の適性を模索し、仕事を通じた成長への道筋を見つけてください。
ミライト・ワンの事業領域は幅広く、多様なスキル、知見を持った人材が活躍しています。もちろん個性もさまざまです。多様性があるゆえに、さまざまな個性の活躍の場があるわけです。
ですから皆さんもミライト・ワンに入社したら、思った以上に多彩なことに挑戦できると、驚かれるに違いありません。自分らしさを大切に、ぜひ輝ける場所を見つけて欲しいと思います。
働きながら学び、成長できる環境
私たちは通信インフラを支える事業を展開していますが、その最前線で活躍しているのは“人”です。ですからコミュニケーション力は、大切な能力の一つであることは確かです。現場をまとめていく上で、リーダーシップも重要です。
ただし、話し上手である必要はないですし、リーダーシップに自信がなくてもかまいません。コミュニケーション力もリーダーシップも、仕事をする上で自然と身についていくはずですから、心配は不要です。仕事と真正面から向き合い、社会的使命感を自覚していれば、先輩や上司が的確にサポートし、フォローしてくれます。前向きであれば、そしてチャレンジングであれば、入社後に必ず成長できるでしょう。
これから就職活動を経て社会に出ようという方は、ぜひどんなことにも挑戦する姿勢を大切にしてください。
通信インフラ業界は社会に不可欠の業界ですので、今後も安定的な成長が期待できます。5GやIoTといった新しいトレンドは間違いなく私たちにとって追い風となっています。その中でミライト・ワンは、皆さんが安心して生活設計できる、安定した会社です。ぜひご自分の将来をイメージし、そこに向かってまっすぐに進んでいってください。
これからは、通信インフラを構築するだけにとどまらず、利用者に満足を提供できるようなインフラサービス業を目指していきます。そしてより豊かな社会の実現に貢献していきます。
ミライトで、そんな快適な社会づくりに一緒に取り組んでくれる人材を、私たちは歓迎いたします。