仕事も、生活も、しっかり支えられながら、地元・北海道で確かな一歩の積み重ねを。

仕事も、生活も、しっかり支えられながら、地元・北海道で確かな一歩の積み重ねを。

仕事も、生活も、しっかり支えられながら、
地元・北海道で確かな一歩の積み重ねを。

このストーリーのポイント

  • 充実のワークライフバランスに惹かれて入庫を決める
  • 研修や社宅など、公私にわたる確かな支援が心強い
  • お客様から個人名で呼んでいただける存在を目指す

金融の専門知識ゼロで入庫。不安はあったものの、手厚いサポートのおかげで無理なく溶け込めた。現在は支店の最前線で活躍中。自身の成長に大きな手応えを感じている。

PROFILE
稚内信用金庫

元山 友佑

札幌支店
2023年入社

wakashin-st02-02.jpg

札幌市出身。未来デザイン学部メディアデザイン学科卒。小学校2年生の頃から野球に打ち込んできて、野球部の活動が活発であることから稚内信用金庫に興味を抱くようになり、入庫に至る。入庫後は本店に配属され、2年目に札幌支店に異動。現在は得意先担当として充実した日々を送る。

ヒッチハイクで人見知りを解消

学生時代の一番の思い出は、友人と2人で挑戦したヒッチハイクです。
スタートは九州の福岡。友人が行くというのでなんとなく着いていったことが始まりでした。ゴールを札幌駅前に設定し、予算は合計1万円以内というルールを決めてスタート。夏休みでしたから夜はサービスエリアや公園で過ごし、駐車しているドライバーにお願いして乗せてもらうようにしました。行き先を書いたボードを掲げて親指を立てれば車が停まってくれるなどというのは映画の中の話で、現実にはまったく目に留めてももらえません。直接交渉が最も効果的でした。

札幌に帰るためには知らない人に声をかけ、頭を下げてお願いするしかありません。必死でした。私は人見知りでしたので、このヒッチハイクのおかげで、だいぶ度胸がつきました。
結局2週間弱で日本列島をヒッチハイクで縦断することに成功し、無事に札幌駅前にゴールできました。人見知りを解消できたという点でも、思い出深いイベントになりました。

大学の専攻はデザイン系の学科で、映像制作やゲーム制作、Webデザインなどに携わるクリエーター志望の仲間が大勢いました。私も美術系の創作が好きだったので、グラフィックデザインを楽しみながら過ごすことができました。
ここで学んだデザイン力や表現力、プレゼン力などはビジネスの現場でも通用するスキルです。

wakashin-st02-03.jpg

充実したプライベートを楽しみたいから

デザイン系を専攻したものの、仕事とするには自分には向いているとは思えなかったので、就職活動では改めてゼロベースで企業選びに臨みました。業界も職種も決めず、様々な説明会に足を運んでみることにしたのです。
稚内信用金庫も、そうして出会った企業の一つ。金融業界を志望していたわけではなかったので、自分でも想定外の出会いではありましたが、幅を狭めずに就職活動に臨んだ結果だったのは間違いありません。

稚内信用金庫のセミナーに参加して最も惹かれた点は、残業がほとんどないなど、ワークライフバランスが充実している点でした。しっかりとプライベートも楽しめると思ったのです。特に野球部が活発に活動していることには、大いに興味を抱きました。
私は小学校2年生の頃から野球を続けており、大学でも軟式野球部に入って活動していました。ポジションはピッチャー。週に2回は練習をし、大会にも参加していました。稚内信用金庫に入庫すれば、社会人になっても大好きな野球が続けられることは、とても魅力的でした。
また、お祭りや雪まつり、マラソン大会といった地元のイベントに積極的に参加していることや、地域の方にもっと信金を身近に感じてもらうために始めた「しんきんフェスタ」を主催しているといった点も、楽しそうだと思いました。

とはいえ、不安材料がなかったわけではありません。特に金融とはまったく関係のない学科で学んでいたので、専門知識がゼロだったことは一番の不安でした。それこそ、信用金庫と銀行の違いもわからなかったほどです。
しかし、どんな業界に入っても、勉強しなければならないのは当たり前ですし、スタートは誰だって同じです。学生時代の専攻によって多少の差が生じるのは仕方ないことと割り切り、大切なのは入庫してから頑張ることだと覚悟を決め、一歩を踏み出すことにしました。

wakashin-st02-04.jpg

一人暮らしのスタートは社宅で

入社後の約一週間の研修で印象に残っているのは、札勘(さつかん)練習です。模擬紙幣を使ってお札を数える練習をするもので、いかにも金融機関ならではの研修です。やってみたら想像以上に面白く、家でも模擬紙幣を手作りして練習したほどでした。
その後、稚内市の本店に配属され、出納係を担当。それまで目にしたこともないほど大量の現金を管理する仕事で、毎日、緊張しながら取り組みました。ATMのトラブルでお金の計算が合わないときなどは、その原因究明に汗を流したものです。金融機関の仕事の責任の重さを感じました。

本店への配属と同時に、人生初の一人暮らしもスタートしました。私はずっと札幌で暮らしていたので、稚内は見知らぬ土地です。親のありがたみを再確認しつつも、初めての一人暮らしを満喫しました。
私は社宅に入居しました。驚くほど安い家賃で入居でき、福利厚生の手厚さを改めて実感。こうした点も企業選びでは重要であることは間違いありません。

その後、定期預金窓口を担当しました。ここで初めてお客様と直接顔を合わせてお話しすることになったのですが、やはり間違ったことを言ってはいけないというプレッシャーは大きく、いつも汗だくでした。それでも経験を重ねるうちに知識と自信もつき、自身の成長を感じながら取り組めるようになりました。
心強いのは、サポート体制でした。自分より少し先に入庫した先輩がミドルコーチ、ベテランの先輩がスーパーコーチとなり、私を含めた3人でミーティングを重ねながら私の成長を後押ししてくれたのです。
野球に例えればスーパーコーチが監督で、ミドルコーチがその名の通りコーチ。選手である私の成長を振り返りながら、監督とコーチの支えのもと、次の目標を立ててさらに学んでいく仕組みはとても心強かったです。

wakashin-st02-05.jpg

野球部で人間関係も広がる

2年目に札幌支店に異動し、得意先担当として法人・個人のお客様を訪問し、主に預金関係での提案などを行っています。担当エリアは、札幌市内の半分ほど。営業車で訪問を重ねる日々です。
例えば定期預金は自動継続のお客様がほとんどですので、満期が近づいたらお客様に直接お知らせするようにしています。こまめに情報をお伝えすることでお客様のお役に立てればと思っていますし、それこそが地域に密着した信用金庫ならではの姿勢だと感じています。
もちろん私という人間を知っていただくのも大切ですから、プライベートの話もします。お客様の年齢層は幅広く、日々の何気ない会話を通じて関係を築いていくことは、とても心地よいものです。
学生時代に学んだデザインのスキルを活かし、札幌支店内に掲出するポスターやパンフレットなどを制作させてもらっている点も、自分の貢献が感じられて嬉しいです。

入庫前に希望していた通り、野球部に入部しました。その他にゴルフも始めました。夏はキャンプにも行きます。話に聞いていた通り残業がほとんどなく、とても充実したプライベートを送っています。
野球部にはいろんな支店の先輩が所属していますので、庫内の人間関係も広がりました。この先、どの支店に異動しても、顔見知りの先輩がいると思うので、心強く感じています。

今後の目標は、お客様とのさらなる関係構築です。先輩を見ていると、どうやってそんなにお客様との距離を縮められたのかと驚くほど、親密な関係を築いている方ばかり。私がお客様に伺うと「信金さん」と呼ばれることがほとんどですが、先輩は名前で呼ばれています。その姿に、ぜひ自分もお客様から名前で呼ばれるようにならなければと思っています。
北海道は食べ物が美味しいし、四季折々の自然も素晴らしいです。北海道以外で暮らしたいと思ったことは一度もありません。だからこの先、どこの支店に異動してもずっと北海道での生活を楽しんでいけることを嬉しく感じています。
そして異動で支店を去ったあとでも、お客様がずっと私の顔と名前を覚えてくださるような、そんな存在を目指していきます。

wakashin-st02-06.jpg

TAGS
SHARE

Related Stories|関連ストーリー

関連ストーリーはありませんでした。