スギ薬局の魅力は人の温かさ。専門性を磨き、さらなるキャリアアップを目指す

スギ薬局の魅力は人の温かさ。専門性を磨き、さらなるキャリアアップを目指す

スギ薬局の魅力は人の温かさ。専門性を磨き、さらなるキャリアアップを目指す

このストーリーのポイント

  • どの店舗もフレンドリーな雰囲気で、温かく受け入れてくれる
  • 近隣エリア店とのコミュニケーションが活発で、お互い助け合える環境がある
  • 実践的な研修や業務に役立つ通信教育制度が豊富で、働きながら専門性が身に付く

若手からキャリアアップを望める環境や、専門性を身につけられる研修制度が用意されているスギ薬局。ドミナント出店により、店舗内にとどまらず、近隣エリアの従業員とコミュニケーションが取りやすいのも特徴だ。今回は、若手の店長・管理栄養士・ビューティアドバイザーの3人に、印象深い仕事や社内の雰囲気、今後のビジョンについて語ってもらった。

PROFILE
株式会社スギ薬局

齋藤 雅史

関東営業一部
2020年入社

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店長候補で入社し、2年目から店長を経験。今年から新規オープン店の店長を任されることが決まり、オープンに向けて着々と準備を進めている。休日は、近隣エリアの店長同士で飲み会やサウナに行くことも。


篠塚 あこ

関東営業三部
2022年入社

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ビューティアドバイザーとして入社。3店目で千葉から埼玉エリアに異動し、化粧品売り上げの高い店舗を経験。コスメが好きで、雑誌やWebサイト、動画コンテンツで常にトレンドをチェックしている。


山中 歩

所沢地区
2020年入社

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管理栄養士店長候補として入社し、これまでに3店舗を経験。一緒に働く従業員には普段から積極的に話しかけてコミュニケーションの醸成をはかっている。現在の店舗には趣味が共通している従業員が多く、プライベートで遊びに行くことも多い。

様々な商品を通して人の健康を支えられるのが決め手

──就職活動中はどのような企業を検討していましたか?また、スギ薬局に入社した決め手を教えてください。

齋藤 大学では栄養学を中心に学んでいて、就職活動中は健康に関わる商品を幅広く取り扱うドラッグストア業界に関心を持ちました。数あるドラッグストアの中からスギ薬局への入社を決めた理由は、若手が挑戦できる環境が用意されていること。新卒で入社した後、早くから店長に昇格して活躍している先輩が多いため、頑張り次第でキャリアアップを望めると感じました。

実際に私も入社2年目から店長を経験できているので、年功序列ではなく、成果をきちんと評価してくれる会社であると実感しています。

篠塚 元々はホテル業界を志望していました。しかし就職活動中がコロナ禍と重なり、気になっていたホテルが次々と新卒採用を取りやめていったんです。ホテル業界は諦めて、改めて自分のやりたいことを見直すことに。そこで興味を持った職業がビューティアドバイザーでした。普段からトレンドのコスメをチェックしていましたし、高校時代の部活動で、後輩にメイクをしてあげたのが楽しかったことを思い出したからです。

なかでもドラッグストアのビューティアドバイザーなら、様々なメーカーの商品を取り扱えるので、お客様の肌の悩みやニーズに寄り添った提案ができると思いました。スギ薬局を選んだのは、人事担当者やリクルーターから伝わる人柄の良さ。コロナ禍で面接はすべてオンラインで行われたのですが、画面越しからも伝わる和気あいあいとした雰囲気に惹かれて入社しました。

齋藤 山中さんは、管理栄養士の資格を持っていますよね。どうして管理栄養士に関心を持ったんですか?

山中 小学生の時に、父が高血圧で一時期体調を崩しました。その時に栄養を見直せば高血圧を予防できることを知って、初めて栄養の価値を知りました。同時に、病気の人に栄養指導をして健康を支える職業である管理栄養士に関心を持ったんです。

また、私が高校生の時に祖母が嚥下障害を起こしてしまい、食事をほとんど食べられないまま亡くなりました。その当時祖母が言っていた「介護食はおいしくないから食べたくない」という言葉が今でも忘れられません。おいしくて栄養もしっかり取れる介護食を作りたい。そのためには、栄養に関して専門的に学ぶ必要があると思い、管理栄養士の資格を取ることに決めました。

就活中は、介護食の開発ができる食品メーカーと、身近な存在で病気の予防に貢献できるドラッグストア業界を見ていました。スギ薬局に内定をいただいた時、希望通りお客様の健康を支える仕事ができることをうれしく思ったものの、一方で介護食の開発を諦めきれていませんでした。そこでリクルーターに相談したら、「スギ薬局には商品開発部があって、キャリアを積んだら介護食の開発にも挑戦できる」と教えてもらえて。どちらかを諦めることなく、やりたいこと全部にチャレンジできる環境に魅力を感じて入社しました。

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顧客や社員同士で信頼関係を築いていけるやりがい

──現在の仕事内容と、日々の業務で意識していることを教えてください。

齋藤 私たち店長・管理栄養士・ビューティアドバイザーは、接客、品出し、発注、レジ業務など、店舗を運営するにあたって必要なことすべてに対応します。

プラスアルファで店長が責任を持つべき仕事は、売り場の管理。お客様がいかにお買い物しやすい売り場を作れるかが重要です。たとえば冬のシーズンは、風邪予防のマスクやのど飴をレジ横に置いたり、年末の大掃除に使える掃除用品を目立つ位置に配置したり。お客様のニーズを先読みしながら商品を展開します。

もう一つ、店長としての大事な仕事は従業員のマネジメントです。一緒に働く社員やアルバイト、パートの方は、それぞれスキルや知識のレベルが違うので、一人ひとりのレベルに合わせた指導を心がけています。

山中 通常業務のほかに、自身の勤務する店舗では管理栄養士主導で企画をし、月1、2回店舗内で健康相談会を開催しています。体組成計や骨密度測定器などを使って数値を測定し、お客様の健康状態についてアドバイスをしています。

相談会にいらっしゃるのは、健康に不安のあるご高齢の方をはじめ、ダイエットの方法を知りたいという20代、30代の方も。お客様のお悩みを丁寧に聞きながら、食生活や生活習慣のアドバイスができるようにしています。

篠塚 ドラッグストアには、本当に幅広い年代のお客様が来られますよね。私もビューティアドバイザーとして、年齢によって変わるお肌の悩みにアプローチできるような商品を提案するよう心がけています。最近は、スマホを片手に持ったお客様から「この商品はありますか?」と聞かれることが増えました。そんな声にもすぐ答えられるよう、こまめにSNSや動画コンテンツをチェックして、トレンドを押さえるようにしています。

──これまでに印象に残っている仕事はありますか?。

山中 「ご飯が食べられないのだけれど、どうしたらいい?」と相談に来られたご高齢のお客様が印象に残っています。話を伺うとその方は摂食障害になっていて、顔色が悪く雰囲気もどんよりしていて。まずはお客様のメンタルを支えなければと思ったので、一方的に商品の提案や栄養のアドバイスをするのではなく、その方の話をよく聞き、寄り添うような声かけをしていきました。

そのお客様は定期的にご来店くださったので、私ももっと知識を付けようと、摂食障害に関する専門書を読んで勉強もしました。およそ2ヶ月後、別人のようにパッと顔が明るくなったお客様から「ご飯が食べられるようになったの!」と感謝の言葉をいただいた時は、胸がいっぱいになりました。

篠塚 一度接客したお客様に再び来てもらえると、うれしくなりますよね。ドラッグストアは一期一会のイメージがあるかもしれませんが、こちらの接客次第で関係性を深めていけるのもやりがいの一つだと思います。

最近印象に残ったことは、自分が良いなと思った商品を、一緒に働くパートの方を通してお客様におすすめできたことです。とある新商品のハンドクリームが気に入ったので、一緒に働くパートさんにおすすめしてみたら「いいね!」と共感してもらえて。それだけでもうれしかったのですが、パートさんがお客様にも勧めてくれて、いくつも購入につながりました。

齋藤 それは、パートさんとも関係性が深まったでしょうし、店舗の売上にも貢献できて、まさに良いこと尽くしですね。私は、自分の教えをもとに成長する部下の姿を見ると、この仕事をしていて良かったと思えます。

以前、同じ店舗で働く新入社員から「なかなか商品が売れない」と相談を受けました。そこで私は「何人のお客様に声をかけた?」と聞いたら、1、2人とのこと。これまでの経験から、声をかける人が多いほど売上につながることがわかっていたので「まずはもっと多くのお客様に声をかけてみよう」とアドバイス。また、接客スタイルを見ていると、お客様に商品の知識を一方的に伝えようとしているので「『疲れにきく』などのキーワードを使いながら、メリハリを付けて話をしてみたら」と提案してみました。

私のアドバイスをさっそく実践した新入社員から「以前より話に興味を持ってくれるお客様が増えました」と言ってもらえた時は、マネジメントのやりがいを感じましたね。

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実践的な研修と、働きやすさを支える仕組みが充実

──社内の雰囲気や特徴について教えてください。

山中 社員は店舗間の異動が多く、新しい環境でその都度人間関係を築かなければならないことを不安に思うかもしれません。でも、心配しなくて大丈夫です。どの店舗も、異動してきた自分をよそ者扱いせず、温かく受け入れてくれました。

齋藤 私もこれまで4店舗を経験してきましたが、山中さんと同じくフレンドリーな方が多い印象です。私は肩書きこそ店長ですが、一緒に働く従業員から下の名前で呼ばれることもあるくらいで、厳しい上下関係のイメージはありません。

篠塚 スギ薬局は特定のエリアに集中して出店する「ドミナント出店」の方針を取っているので、近隣エリアの従業員との横のつながりが強いのも特徴です。ビューティアドバイザーは店舗に1人しかいませんが、横のつながりを活かして同じエリアのビューティアドバイザー同士、内線やチャットでコミュニケーションを取り合っています。仲間がいると思うと心強いです。

──皆さんがキャリアを形成していくうえで役に立った研修制度を教えてください。

齋藤 店長になりたての頃に受講した新任店長研修が役に立ちました。店長になって増える業務の一つに、従業員の勤務シフトの作成があります。最初はどうシフトを作れば良いか全くわかりませんでしたが、集合研修でシフトの組み方を手を動かしながら学べたので、店舗ですぐに活かすことができました。ほかにもスギ薬局には、役職やレベルに応じた研修が豊富に用意されています。

山中 レベルに応じた研修といえば、3段階のレベル別で行われたウェルネスアドバイザー研修が印象に残っています。お客様の健康を支えるために、適切なご提案を行うスキルを身につけるための研修です。1つ上のレベルを受講する前には、テストがあります。テストで研修内容を理解できているかを実感したうえで次のレベルの内容を学べたので、無理なく着実にスキルアップができました。

篠塚 受講できて良かったのは、入社1年目に開催された新人ビューティアドバイザー研修です。私は美容系の専門学校出身ではなく、知識もお客様へのタッチアップ経験もなかったので不安でした。ですが、研修では基礎的な知識のほか、メイクアップの技術も実践を通して教えてもらえたので、自信を持って店頭に立つことができました。

また、スギ薬局は業務に役立つ資格を取るための支援にも積極的です。最近、通信講座で日本化粧品検定1級の勉強をして合格しました。通信講座はリーズナブルな金額で受講できて、合格したら受講費用の補助が受けられます。働きながら専門性を身につけたいと思っている人にはピッタリな環境が用意されています。

──ワークライフバランスはいかがですか?

齋藤 店長は忙しいイメージがあるかもしれませんが、決して残業が多いわけではありません。残業してしまった分、別の勤務日に早く退勤する調節ができるので、先月の残業は8時間に抑えられました。山中さんの残業時間は何時間でしたか?

山中 月内で調整をしたら、先月の残業はゼロでした!

篠塚 良いですね!私も先月は8時間くらいでした。私たちだけでなく、スギ薬局全体の平均残業時間は10時間以内。おかげで無理なく働けています。

齋藤 希望する日の休みや、有給も取りやすい環境です。私はシフトを作る立場ですが、店舗の従業員にはできるだけ公平に休みを取ってもらえるよう配慮しています。休みの関係で店舗の人手が足りなくなってしまった場合は、同じエリアの他店舗の従業員に応援に来てもらうことも。このような柔軟な対応ができるのは、ドミナントの横のつながりがあるからです。

山中 私は舞台鑑賞が趣味で、公演日の数ヶ月前に販売されるチケットも、希望休のおかげで申し込みやすいです。土日は混み合うテーマパークや観光地も空いている平日に行けるので、充実したお休みを過ごせています。

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現場でのキャリアアップも、本部への挑戦もできる

──最後に、今後の目標を聞かせてください。

齋藤 新しくオープンする店舗の店長に就任することが決まりました。以前、社内公募制度で新店舗の立ち上げメンバーを募集していて、挑戦したいと手を挙げていて。その時は選考からもれてしまいましたが、今回会社が私の希望を汲み取ってくれて、念願が叶いました。

売り場作りも、従業員の教育も一から行う必要がありますが、これまでの経験を集約できるチャンスだと思っています。店長として一人ひとりが責任を持って働けるようサポートして、着実に売上を伸ばしていけるような店舗にしていきたいです。

山中 ドラッグストアに薬剤師がいるイメージを持っている方は多いですが、管理栄養士がいることはあまり知られていないと感じています。今でも薬剤師に栄養相談をしているお客様を見かけるからです。日々の接客や健康相談会でより多くのお客様に存在をアピールして、管理栄養士に気軽に話しかけてもらえる雰囲気を作っていきたいです。

店舗でキャリアを積んだ後は、商品開発部で介護食の開発をすることが目標です。毎年、自己申告制度を使って希望を伝えています。スギ薬局は、店舗以外に本部でキャリアを積むチャンスも開けています。目の前の仕事を頑張って、就職活動の時に思い描いていた夢を叶えたいです。

篠塚 私は、ビューティアドバイザーのお手本となる存在「モデルBA」を目指したいです。モデルBAは、各店舗のビューティアドバイザーを束ねるエリアマネージャーのような存在です。業務に役立つ情報発信をしたり、たくさんのビューティアドバイザーの相談を受けたりしています。今は先輩のモデルBAにお世話になっているので、先輩のようにいつでも頼ってもらえるような存在になれるよう頑張ります。

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