リモート×スーパーフレックスが実現する、ワーク・ライフ・バランス。NTTファイナンスなら地方を拠点として働ける

リモート×スーパーフレックスが実現する、ワーク・ライフ・バランス。NTTファイナンスなら地方を拠点として働ける

リモート×スーパーフレックスが実現する、ワーク・ライフ・バランス。NTTファイナンスなら地方を拠点として働ける

このストーリーのポイント

  • 結婚をきっかけに、地方を拠点とした生き方を選択
  • 地元企業で長年活躍するが、経理・会計の専門性を高めたいと転職を決意
  • リモートワークが当たり前の環境だから、働きながら家庭も大事にできる

コロナ禍明けに再び出勤スタイルに戻りつつある企業が増えている中、NTTファイナンスは一貫してリモートワークを推進している。それだけに、地方に在住しながらも専門性の高い業務に従事できている社員が多い。2023年に中途で入社した木村もその一人。これまでのキャリアで培ってきた自身の強みを活かして、成果をあげている。リモート勤務やフレックス勤務を活かして、仕事と家庭の両立を実践している。

PROFILE
NTTファイナンス株式会社

木村 勇介

財務事業本部 アカウンティング部
財務会計部門 単独決算担当
2023年12月中途入社
法学部卒

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東京出身だが、現在は妻の故郷・富山にて家族とともに暮らす。子供は二人。妻と家事や保育園への送り迎えを分担し、子育てにも励んでいる。それができるのも、地方からのリモート勤務や、コアタイムのないスーパーフレックス勤務が可能な環境だからこそ。家族のため、そして自分のためにも、NTTファイナンスでさらに専門性を高めていきたいと考えている。

結婚を機に、妻の故郷・富山に移り住む

新卒で入社した大手都市銀行では、支店で法人へのリレーションシップ・マネジメント(渉外)を2年半ほど担当しました。ただ、結婚を機に生まれ育った東京を離れ、妻の故郷である富山に住むことになったんです。両親からは「富山でどんな仕事をするのか」とかなり心配されましたが、地元の転職エージェントを通じて県内のケーブルテレビ会社に転職しました。地域の通信事業者として重要なインフラを担っていて公益性もあるし、銀行とは違うストック型のビジネスモデルであることに興味を覚えたのです。

それでも、企業規模は全く異なります。まさに、カルチャーショックを感じました。ただ、転勤がないことが何よりでした。せっかく妻のために富山に移り住んだのに、全国転勤となったら何の意味もありませんからね。

配属先は経営管理部でした。経理決算・予算管理業務を中心に総務・人事などバックオフィス全般を担うことになりました。経理の経験は全くなかったのですが、「銀行出身だけに数字には強いはずでは」ということで任されたのかもしれません。

おかげで、会社の全体像や流れが良く把握できました。「自分が動かないと会社が回らなくなってしまうのでは」という気持ちを持って日々臨んでいたので、醍醐味を味わえました。銀行にいた頃は組織が大きすぎて、「今自分は何をやっているのかわからない」と感じてしまう場面があっただけに全く違いました。

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すべての希望条件がマッチ。NTTファイナンスへの転職を決断

転職を考えたのは、ケーブルテレビ会社に在籍して10年ほど経過した頃です。その間、ずっとバックオフィスのゼネラリストとして業務をすべて担ってきて、やり切ったという想いが込み上げてきたんです。「吸収できるものはある程度吸収できた。自分としては、一区切りができた」「今後はもう少し経理・決算の専門性を伸ばしていきたい」といった想いが徐々に芽生えてきたタイミングでした。年齢的にも、ちょうど35歳。「転職するなら最後のチャンスかもしれない」と考えました。それで、スカウト型の転職サービスに登録するとともに、地元の転職エージェントにも相談してみたんです。

まずは、希望する年収や報酬、会社の規模感などを伝えてみたものの、地場の会社だとかなり上位のポジションにならないと難しいことがわかり、現実を見た印象がありました。却って、「前職が県内では割と給与水準が高い会社であった」と気づかされたほどでした。それでも、幾つかの会社の面接を受けに行った帰りに、スカウトメールが届いたのがNTTファイナンスだったんです。

最初に件名を見たときに、「これは東京勤務の案件だよな。絶対無理な話」だと思ったものの、NTTファイナンスに声を掛けてもらえたのが嬉しかったことを覚えています。それでも、すぐに本文を読むことはありませんでした。

自宅に戻り少し落ち着いたところで、コロナ禍の中、NTTグループでもリモートワークをスタートさせていたことをふと思い出しました。「もしかしたら、NTTファイナンスもその対象かもしれない」と考え調べてみたところ、社名があったので「リモートワークが可能なのでは」ということでメールの本文を開いてみたんです。実際、その通りの内容でした。ならば、全く問題はありません。すぐにカジュアル面談を受けてみました。面談ではリクルーターの方と意気投合してしまうほど、とても良い雰囲気でした。後日選考に進み、内定をいただくことができました。前々職も前職も、すべて一発決め打ち。「決まったらそこに入ろう」というスタイル。今回も同様でした。

最終的な入社の決め手は、私が希望した条件にすべて合致していたことです。「経理・会計にフォーカスした事業会社で専門性を高めたい」「富山から離れたくない」「より良い待遇を得たい」など、いずれも叶えることができました。さらには、面接を通じて伝わってきた職場の印象がとても良かったです。私に対する期待感も伝わってきました。

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NTTファイナンスの決算会計担当に

入社後は財務事業本部に在籍し、自社の単独決算会計を担当しています。中でも私が受け持っているのは、通信サービスなどの料金請求・回収業務を行うビリング事業や、国内外のNTTグループ各社に対する金銭の貸付業務や投資業務を行うグループファイナンス事業の決算会計に関する最後の取りまとめ対応、経理課題の抽出、経理処理に対する各種対応などです。もちろん、各事業内にも会計を日々取りまとめているメンバーはいます。彼らから上がって来る会計に関する相談事項への対応や、監査法人と彼らの間を繋いで適切な方向性を指し示していくのも、私の仕事です。

正直、最初はかなり難しかったです。何しろ、ビリング事業は社内で最も売上の多い事業であり、責任重大なポジションだったからです。わからないことだらけで、不安で一杯でした。一人で考えていてもらちが明かないので、色々な方に「これはどう進めたら良いですか」「これってどういうことですか」とチャットや電話で聞くしかありませんでした。中には、誰に聞けば良いのかさえわからないケースもありました。改めて情報収集の大切さを知るとともに、それを見事に実践されている先輩方の凄さをいきなり実感しました。

今も苦労しているのが、会計システムの大幅な改修への対応です。従来使っていた会計システムを新たなものに変えるための要件定義は完了していたものの、現場での運用処理を進めるとなるとさまざまな困りごとを解決していかないといけません。改修から既に8カ月が経過しましたが、そうした対応は今も続いています。

例えば、「以前のシステムではこうだった。新しいシステムではこうなっている。どうしたら良いのか」と聞かれたりするのですが、それに答えるには新旧両方のシステムを理解していないといけません。私もまだ勉強中なだけに、そこを深掘りしていくためにも「誰に聞けばこの状況を解決できるか」と試行錯誤を繰り返しています。

そうした状況の中、「これは自分の強みだ」と改めて気づけたスキルがありました。それは状況観察力であり、コミュニケーション能力です。元々、自分にとって必要な情報を持っている方の懐に入り、話を引き出すのは苦手ではありませんでした。特に、NTTファイナンスという大きな組織だと、多くの情報が溢れています。それを効率良く収集しないといけないと入社早々理解したので、「数ある情報を誰が一番知っているのか」「情報に精通しているのは誰か」「自分が持っている情報をギブアンドテイクすることで、もっと仕事がやりやすくならないだろうか」などという点には、今も常に気を配っています。

NTTファイナンスの一員になれたからこその醍醐味も味わえています。一番そのように感じたのは、社債発行に会計面から関われたことです。具体的には、監査法人への対応や社債発行に当たっての手続き対応などに携わらせていただきました。自分がフォローした業務が社債という形で、世の中に何らかの影響をもたらすことができる面白さを初めて味わえました。

また、ゼロからイチを作っていけるのも仕事のやりがいに繋がっています。新たなシステムが導入された段階で帳票やデータの仕様も大きく変わりました。そのため、自分たちで考えて作らなくてはいけないものも数多くあり、それらが形になっていく様子を目にできたときは嬉しさがありました。

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リモートワークが前提なので、ワーク・ライフ・バランスを実現しやすい

リモートスタンダード制度やスーパーフレックス制度を活用して、ワーク・ライフ・バランスを上手く維持できているのも、高い満足感に繋がっています。ちなみに、前者は人事異動による転居を不要とする制度で、リモートワークを基本とした働き方を実現できます。
また、後者は5:00〜22:00の間で自主的かつ自由に勤務時間を設定できる仕組みです。

それらの制度が構築されているおかげで、私は会社から託された重要なミッションに挑みながらも、富山に居住し妻と一緒に3歳と5歳の子供を育てることができています。まさに、仕事だけでなく充実した人生を送ることができています。

やはり、リモートワークのメリットは仕事に集中できる環境を自分の中で持てることです。仕事に対してすごくリラックスしながら没頭できます。なので、デメリットは感じませんね。「対面であれば相手に気さくに声掛けして聞けるが、ネット越しだとそれができない」という指摘もよく耳にしますが、色々なツールが揃っているので困ることはないです。基本的には、リモートで何不自由なくやっていけます。

NTTファイナンスに入社して思いましたが、この会社には青天井でチャレンジできる風土や制度が用意されています。それに加えて、NTTグループという巨大な組織の一員でもあるので、会社が安定しています。なので、自分のライフスタイルとしては余裕を持って日々を過ごすことができています。

もう一点追加するなら、優秀なメンバーが揃っていることです。例えば、私が在籍する財務会計部門には公認会計士や税理士などの資格を持つメンバーも多数います。本当に、会計のスペシャリストが結集しています。会計を突き詰めたい方にとっては、これ以上ない環境だと思います。

そうした職場環境の中で、私自身はまずNTTファイナンスの決算全般を把握し、会計処理や、決算に関する一定レベルの知識と経験を身につけたいと思っています。その次のステージはまだ具体的には思い描けていないですが、連結決算も興味がありますし、チャンスがあるならば他のグループ会社の財務部を経験するのも面白いと思っています。そのためにも、もっと専門性を磨いていかないといけません。

転職をお考えの方の中には、現在地方にお住まいの人もいるはずです。「地方だと自分が納得できるチャレンジの場が見つからない」と思ってしまうことがあるのではないでしょうか。でも、決して諦めないでください。NTTファイナンスならば、地元で暮らしながらも、スキルを高めていけますし、希望する年収も得られる可能性があります。興味がある方は、ぜひご応募いただきたいと思います。価値ある人生への新たな一歩を踏み出してください。

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