![「この組織で働く人は一流に違いない!」その仮説通りの職場環境。さらなる自己成長を予感する](https://www.goodstory.jp/wp/wp-content/uploads/2025/01/ntt-finance-st01-01-1024x640.jpg)
「この組織で働く人は一流に違いない!」その仮説通りの職場環境。さらなる自己成長を予感する
「この組織で働く人は一流に違いない!」
その仮説通りの職場環境。さらなる自己成長を予感する
このストーリーのポイント
- 理系のバックグラウンドを活かして、事業会社や監査法人で経験を積む
- 新たなキャリアステージをめざして、NTTファイナンスに転職
- 圧倒される業務の幅広さとレベルの高さ。財務会計の知見を発揮できる会社だと痛感
日本の通信インフラを支える「NTT」グループの金融中核企業である、NTTファイナンス。社会に果たす役割が大きな企業であるだけに、そこで働く社員たちは自らの能力や技量の向上に余念がない。そのため、どの部門にもエキスパートが揃っている。そんな仲間たちと共に働くことで、自らの財務会計の専門性に磨きを掛けていけるのではないかと星川は判断した。その狙いは見事的中。浜松からのリモートワークの環境下でも、日々知的な刺激を満喫している。
NTTファイナンス株式会社
星川 慶祐
財務事業本部 アカウンティング部
財務会計部門 資産管理担当
2024年3月中途入社
電子制御工学科卒
生まれは九州。新卒で大手鉄道会社に電気系技術者として入社。その後、金融や財務会計に興味を抱き監査法人に転職。「これまで得た知見を次は事業会社で活かしたい」と判断しNTTファイナンスに中途入社。現在は、浜松に在住しながら資産管理担当として活躍する。リモートワークなので、家族との時間も十分に確保できている。
技術者から会計監査人へと転身
学生時代は、電子制御工学を専攻しました。就職活動で軸としたのは、社会貢献です。「仕事を通じて、何らかの形で社会を支える一翼を担えたら」と考えました。思い浮かんだのが、鉄道会社です。自分自身も実家から電車で通学していたこともあって、その有難さを実感していました。
中でも興味を持ったのが大手鉄道会社でした。その会社なら、学校で学んだ知識を活かして多くの人々の移動を支える面白い仕事ができるのではと考え入社しました。電気システム関係の部署に5年間在籍し、工事の設計者・監督として保全工事や新設設備の導入工事を担当し、技術調査研究にも関わりました。
仕事そのものは楽しかったのですが、個人的に株式投資・資産運用に徐々に関心を持つようになり、勉強を始めました。企業の財務諸表を見ているうちに、財務会計や金融、経済は、まさに世の中を動かしている根幹であり、「面白そうだ」と思えてきたんです。それで、次のキャリアの軸に据えようと考え、未経験ながら監査法人に転職しました。
仕事内容は有資格者の方々とチームを組んで行う、企業の会計監査業務でした。プレッシャーは大きかったですね。クライアントから見たら、公認会計士の資格を持っていなくても、一人の先生であったからです。
もちろん、仕事をしながら公認会計士の取得に向けた勉強はしていました。結局、5年間在籍し、短答式試験と論文式試験も5科目中2科目をクリア。あと一歩というところまでは行ったのですが、最終合格に至ることはできませんでした。
資格を取得できていたら、選択がかわっていたのかもしれませんが、そこで決心しました。会計については一通り学ぶことができましたし、色々な企業の監査も経験したので、今後は事業会社で会計数値を作る側に立ちたいと思ったんです。
ただ、間違いなく貴重な経験や知識が得られたと思います。何しろ、監査法人は会計処理だけではなく、その会社の中の業務プロセスや内部統制も見ているので、幅広い知見を得られます。それらは、今の仕事でも活かせています。
上司の理論的な説明ぶりに驚愕。レベルの高さを知る
二度目の転職活動では、転職エージェントを活用しました。実は、前職時から静岡県内の浜松市で家族と共に暮らしていました。浜松は、気候が温暖で人も優しい方ばかり。すごく住みやすい街であったので、私を含めて家族全員がこの街を気に入っていました。なので、「浜松を拠点に勤務できる会社で働きたい」という気持ちが強かったです。
基本的に、エージェントからは地元企業の求人案件を紹介されることが多かったのですが、「リモートワークを前提にすればもっと選択肢が広がるのでは」と考え、それに該当する企業がないかと自分で探してみました。それで見つけたのが、NTTファイナンスだったんです。早速、面接を受けてみました。
「想像以上にレベルが高い会社だ」と痛感しました。他社選考においても資料を用いての企業・事業の概要説明はありました。しかし、NTTファイナンスでの概要説明は、理路整然とされていて非常にわかりやすかったんです。しかも、会社の良い点も悪い点もすべてオープンに説明されたので誠実な印象を受けました。その説明力の高さには驚くばかりでした。「組織で働く社員のスぺックもきっと凄いに違いない」と思えました。それで、一気に入社意欲が高まりました。
最終的な入社の決め手としては、さらに三点を挙げたいと思います。一つ目が、NTTグループの財務業務に携われるやりがいです。国内を見渡しても、900社以上を束ねる会社業務に携われる企業はなかなかありません。NTTグループの大きさは魅力です。しかも、主要なグループ企業の決算業務や制度業務も受託しており、その業務の幅広さは比類がありませんし、求められる会計スキルのレベルも高いです。「ここなら色々なことができるのでは」という面白みを感じられました。
二つ目が、社会貢献・地域貢献に繋がることです。就職活動でも軸として位置付けていましたが、NTTグループは日本の通信インフラを整備する役割を担っています。その一員である会社として社会に対して強い貢献意欲を持っている点にも惹かれました。
そして、三つ目が条件面です。年収を含めた金銭面、家族の住環境を変えずにやりがいのある仕事ができるという働き方。いずれも満足のいくものでした。
NTTが保有する、国内有数の規模である固定資産を管理
入社後は、アカウンティング部財務会計部門に所属し、資産管理を担っています。実は事前にポジションが幾つか提示されていました。その中で上司からの勧めもあり、自分でも興味があった資産管理に落ち着いたという流れです。それこそ、固定資産と言われた時に1社目の経験が頭に浮かんできました。当時は、電気システム系や通信関係の仕事をしていて、ケーブルや伝送装置などを扱っていましたのでNTTのインフラ設備に関する理解はある程度ありました。それが今度は、会計と繋がる仕事に就けたということです。
しかも、NTTが保有している固定資産の規模は国内有数です。物凄いボリュームがあります。少しニッチな世界ではあるものの、グループ主要会社の収支計画に基づいた財務戦略の実現にも関われるので、やりがいがあるだろうと感じられました。
資産管理担当には10数名のメンバーがいて、3つのグループに分かれています。その中で私は、制度業務を所掌するチームに属しており、固定資産に関する会計処理規程の整備や改正、問い合わせへの対応などの業務に従事しています。監査法人に在籍していたとはいえ、固定資産に限定して深く、かつ多様な観点から見る経験はなかったので、最初は難しさを感じました。問い合わせを受けた時に「一般的な会計基準ではどうなのか」という知見はあったのですが、求められるのはそれ以上のレベル感。奥深い世界であることに驚いてしまったというのが正直なところです。
例えば、「財務的な戦略を立案・実行していきたいが、社内の制度や一般的な会計基準にも逸脱しないような形で進めていくことができますか」という問いかけがあったとしても、絶対的な答えはありません。それでもいかに法令や会計基準を逸脱せずに合理的なストーリーを立てていくか、何がベストなのかを考える最後の砦なので、どうすれば実現できるのかを一緒に導き出していかないといけません。当然ながら、監査法人による会計監査でも否定されないような形で運用に落とし込む必要があるので、悩みは尽きません。
そうしたケースでは、まずは自分が持っている知識や経験を総動員して仮説を立てます。また、部内の色々な会議に参加させてもらい、優秀なメンバーに囲まれながらディスカッションを交わしています。特に私が所属するチームのリーダーは、資産管理の経験が豊富な上に税務や連結決算にも精通しているオールラウンダーなので、日々学ぶことが多いです。それも、仕事の醍醐味となっています。
立場は変わっても財務会計の知識は必ず活かせると確信
これまで監査法人にいた私は、あくまでも監査する側でした。しかし、NTTファイナンスに入社したことで、その裏側には沢山の工程があることを知りました。本当に、企業の財務部の方々が、どれだけ会計の知識を駆使してストーリーを作り上げているのか事細かに見ることができました。また、私に監査の経験があるということが、会社として監査を受ける際に、相手がどういう視点で見て来るのか、何を重視して判断しそうかをイメージできる強みとなっています。その上で、会社としてどうしていきたいのかというストーリーを作っていくところで、自分の経験をもっと活かせていけるのではと思っています。立場は変わったとしても、財務会計という領域では全く一緒です。その意味では、前職での経験がストレートに活かせる気がしています。
とはいっても、培ってきたものだけでいつまでも通用するといったレベルの会社ではありません。さらに、ブラッシュアップしていく姿勢が求められますし、だからこそさらに成長していくことができます。
監査法人で色々なクライアントを見てきましたが、NTTファイナンスのレベルの高さは抜きん出ています。会計処理を厳密に行っていますし、算定の仕方も高度です。通常であれば監査法人に相談するような案件も、自分たちで考えてやり抜いてしまいます。ただただ、「すごい」としか言いようがないです。
それと、働きやすさについても触れておきたいです。NTTファイナンスではリモートワークが基本的な働き方です。会社によっては、制度はあっても使いづらいケースがあるようですが、当社はますます推進しているという印象があります。しかも、フレックスタイム制を活用して自主的・自律的な働き方ができますし、有給消化率も非常に高いです。それでいて、コミュニケーションには全く支障がありません。すべてが当たり前になっています。特に私のように「自由に働きたい」タイプにとっては、有難い話です。だからこそ、日々のモチベーションが維持できています。
そんなNTTファイナンスで私自身は今後、資産管理に留まらず、財務会計の分野を幅広く経験していきたいと思っています。ジョブローテーションも活発なので、そのチャンスは十分にあるはずです。財務会計とは少し毛色が異なりますが、NTTグループの資金調達等を担うグループファイナンス部にも興味があります。財務会計、財務報告から実際に資金を動かすところまで一通りを手掛けてみたいというのが、私が描いているひとつのキャリアパスです。
中途入社をお考えの方には、それぞれに特有のスキルがあると思います。NTTファイナンスには色々な活躍の場があるので、「今持っているスキルを存分に発揮したい」「自分のレベルをさらに上げていきたい」という方にとっては、最適な会社であると信じています。ワーク・ライフ・バランスも確保しながら、自分らしく働いていけることをお伝えしたいです。