![地域に密着し、お客様のパートナーとして快適なカーライフを提案。仲間に支えられながら、営業としてのスタートを切る](https://www.goodstory.jp/wp/wp-content/uploads/2025/01/daihatsu-chiba-st01-01-1024x640.jpg)
地域に密着し、お客様のパートナーとして快適なカーライフを提案。仲間に支えられながら、営業としてのスタートを切る
地域に密着し、お客様のパートナーとして快適なカーライフを提案。
仲間に支えられながら、営業としてのスタートを切る
このストーリーのポイント
- いつも明るく笑顔でお客様と接することができる営業でありたいと願い、ダイハツ千葉販売に入社
- 1年目はわからないことだらけ。上司や先輩だけでなく、お客様からも学ぶ姿勢を貫く
- 営業は成果を導いていくことが使命。今自分にできる最大限のことは何かと考えチャレンジする
千葉県内で軽自動車において保有台数トップシェアを誇る「ダイハツ千葉販売」。同社の最大の強みは、チームワークの良さだ。お客様により良いサービスを提供したいという想いを持った仲間たちが結集し、それぞれがパフォーマンスを発揮している。2024年に新卒入社した平林もその一人。営業職としては、まだまだ「若葉マーク」であるだけに、周囲のサポートを受けながらの日々が続くが、確かな手応えを感じ始めている。
ダイハツ千葉販売株式会社
平林 颯
店舗営業部 習志野店
2024年4月入社
経済学部 経営学科卒
スポーツもクルマも大好き。アクティブに動き回るタイプ。また、人と接する面白さ・楽しさも知っている。コミュニケーションを交わしていく中で、どんな話をしたら相手が喜んでくれるのかと自分なりに想いを巡らしていける。そのキャラクターは、カーディーラーの営業になってからも見事に発揮されている。新卒入社の1年目、営業として正式にデビューしてからずっと目標数字をクリア。さらなる高みを目指している。
接客の楽しさを存分に味わいたいとカーディーラーの営業職を志望
学生時代に打ち込んだのは、アパレルショップや飲食店でのアルバイトとサッカーでした。特に、アパレルショップでは3年間接客として働き続けていたので、商品の陳列や店舗のレイアウトなども担当していました。サッカーに関しては大学のサッカー部に所属したものの、当時はコロナの時期であったので活動は停止していたため、外部の社会人クラブチームに参加していました。ようやく大学に行けるようになったのは、3年生になってからです。当然、サッカー部の中でも先輩や後輩との関わりがほとんどなかったので、交流の場になればと思い、同僚と一緒にフットサル大会を企画し、部員全員に参加を呼び掛けたこともありました。
就職活動で軸としたのは、営業職として働くことでした。ただ、接客の楽しさを知っていたので、法人営業ではなく個人のお客様と一対一で対面する営業スタイルを希望していました。そんな中で第一志望としていたのが、カーディーラーとアパレルだったんです。なので、かなり早い時期から業種は絞り込んでいました。
どちらが良いかと考えた上で、自分が選んだのはカーディーラーでした。大前提として、クルマが大好きだったんです。しかも、アパレルはアルバイトではあるものの既に経験がありました。それを活かすのも一つの選択肢だと思ったものの、むしろ自分にとっては未知の世界であるカーディーラーで働いた方が、ワクワクしてくるに違いないと感じました。それに、扱っている商品の単価も全く違うので、営業としての自分の成績を評価してもらえるので達成感も大きいのではと思いました。ただ、生まれ育った千葉からは離れたくなかったので、地域に密着したカーディーラーで働きたいという気持ちがありました。
それで、千葉県内に拠点を構えるカーディーラー各社の会社説明会に参加しただけでなく、展示場にも足を伸ばし、「どんな接客をしているのか」「どのような客層が多いのか」を見比べてみました。その上で、当社ともう一社が自分にフィットしている印象があったんです。
最終的に当社を選んだ決め手は、二点あります。まずは、選考過程で伝わってきた会社の雰囲気です。当社は、人事の方が就活生を最後まで温かく見守ってくれていました。なので、対応がいつも明るく丁寧だったんです。「会社全体もそうなんだろうな」と判断できました。もう一点が、プライベートを大切にできるかどうかです。カーディーラーであれば土日勤務が基本というのは心得ていましたが、自分の休みたい日に希望が出せるかどうかが気になっていました。先輩からは、「やるべきことができていれば、日曜に有休を取ることもできる」と聞いていました。自分は、今でも社会人チームでサッカーを続けているので、試合に出場するために日曜に休まないといけなくなることもあります。それに、好きなアーティストのライブが日曜日に開催される、ということもあります。休みの取りやすさは、自分にとって大きなポイントとなりました。
先輩のアシストもあり、営業デビューから念願の初契約を受注
入社後、まずは1カ月半ほど本社で新入社員研修を受講しました。社会人としてのマナーにはじまり、カーディーラーの心得や営業ノウハウ、仕事に必要な知識、ロールプレイングの仕方などを学びました。研修がまもなく終わるタイミングで、配属先が発表され自分は習志野店で働くこととなったんです。自宅からの通いやすさを考慮してくれていることを改めて実感しました。
習志野店に初めて出勤した際の第一印象は良く覚えています。「本当に明るい人たちばかりの職場だなぁ」と思いました。部署間の壁がないことが、一瞬でわかりました。心強かったのは、もう一人同期が配属されていたことです。わからないことがあれば気軽に聞くことができますし、POPの作成や値札作り、開店準備など新人に任されている仕事を分担したり、協力して進めていけます。
配属から1カ月間は、OJTでした。色々な先輩の商談に同席してどんなトークをしているのかを聞いたり、店舗内での動きを学ばせてもらい、仕事のイメージを掴むことができました。並行して、先輩から担当を引き継ぐことになる300名近いお客様のうちのどなたかが店舗にいらした際には挨拶に立ち会っていました。
6月の半ばくらいから、いよいよ営業として正式にデビューしました。といっても、最初は隣に必ず先輩がついて何かと商談をアシストしてくれていました。その頃はクルマの情報も知識も未熟でしたので、先輩方にはいつも助けてもらっていました。
それだけに、初契約となった案件は今でも忘れられません。入社から3か月が経ったころです。その方は、ご新規のお客様でした。地元・千葉にお住いになっている40代の女性で、今までは他メーカーの車を運転されていらしたのですが、「ダイハツ車に乗り換えたい」ということでご来店されていました。初めてのダイハツ車ということもあって、気になることが沢山あったのかもしれません。お会いした瞬間から、クルマの性能や安全機能、燃費、運転方法などに関する、事細かな質問が次々と寄せられました。
疑問点が解消された後は早かったです。2回目の商談の最後に、「決めました」とおっしゃっていただけたんです。嬉しかったですね。思わずガッツポーズを取りたくなる気分でした。後々になって、「平林さんが本当に親身になってくれました。私の質問に嫌な顔を一切せず、丁寧に受け答えしてくれたことがとても有難かったんです」と言っていただけました。そんな風に、お客様から感謝された経験は、アルバイトの頃を含めても初めてであったので、すごく新鮮でした。
顧客満足度と効率性のバランスをいかに取るかが難しい
素晴らしいスタートを切れたことが弾みとなったのか、それ以降も先輩にサポートしてもらいながらではあるものの、月ごとの目標販売台数を何とか達成することができています。
もちろん、順風満帆というわけでもありません。仕事上では難しさや苦労を常に感じています。例えば、クルマに関する新しい情報が次々と出てくるので、それらをキャッチしておかないとお客様からのお問合せに対して正確にお答えできません。また、お客様にどう対応するかも大きな課題です。お一人おひとりで性格や好みが全く違います。それぞれに合った接し方、話し方をする必要があります。
しかも、それをテーブルを挟んでお客様と1対1で進めていかないといけません。対応時間も5分、10分ではなく、もっと長い時間になります。どうやって話をすすめていけば良いのか、どのように受け答えをすべきか、そのあたりは毎回難しかったです。「まずは目の前のお客様に向き合うこと」と先輩からアドバイスいただいてはいたのですが、最初の頃は混乱してばかりでした。
心がけたのは、知ったかぶりを絶対にしないことです。お客様から聞かれてわからないことがあれば、その旨をお伝えした上で一旦下がり、営業の先輩やサービス部門の方に教えてもらってから再び商談の場に戻っていきました。時には、昔のクルマについての質問をされるお客様もおられます。しかし、自分にはその当時のクルマに関する知識は全くないので、むしろ「教えてください。どうなっていたんですか」とお客様にお願いするようにしていました。
また、お客様のご希望に合致したクルマをご提案する際には、その特徴とメリットだけでなく、デメリットもしっかりとご説明するようにしています。決してお安い買い物ではないので、お客様には納得してお買い求めていただきたいからです。
他にも、営業として大切にしていたのは、お客様とのちょっとした約束であっても守ることです。例えば、点検の予約です。それを忘れてしまうとお客様にご迷惑をお掛けしてしまいますし、自分の仕事にも影響が生じます。あくまでも、お客様の担当は自分しかいないので常にお客様目線を持つように意識しています。
それと、効率良く仕事をすることも自分に課しています。色々な仕事が溜まって来る中、何を先に片づけた方が良いかと考えて臨んでいます。最も優先順位が高いのは、書類の処理です。その日のうちに処理することを基本としています。当然ながら、商談では効率性だけを追い求めるわけにはいきません。かといって、取り止めのない話ばかりをしていても成果は上げられないので、顧客の満足度と効率性のバランスをいかに取るかを工夫しています。
こうしたことをコツコツと続けてきたこともあって、営業を始めた頃に比べて最近はかなり心の余裕を感じられるようになりました。最初は思い描いていた通りに商談が進まず、慌ててしまうことが数多くありました。ただ、最近は仕事の段取りや商談の流れを自分主導で持って行けているので、事前に思い描いていたポイントを簡潔、かつ確実に抑えられるようになってきました。その辺りは、先輩からの学びが大きいです。実際、店内を歩くふりをして、先輩が商談を進めている様子を横目で見たりしていました。
ただ、自動車メーカー同士の競争はますます加速しています。そんな中、ダイハツとして現状ご提供できるカーラインアップの魅力を最大限に伝えることはもちろんですが、営業スタッフ自体も評価してもらい、「平林さんが担当してくれているから購入しよう」というお客様を増やしていかないといけません。そこの掛け合わせをどうするかが、最近自分の課題になってきています。
最高のチームで主力メンバーとして活躍できるようになりたい
入社の決め手に、自分は会社の雰囲気を挙げましたが、それは思っていた通りでした。とにかく、皆さんとても仲が良いんです。部署が違っても、仕事の話はもちろん、プライベートなこともきさくにやりとりされています。仕事でも何かがあれば、皆で協力し合って解決していける、最高のチームだと感じています。
特に自分の場合は、入社当初から社内のフットサル部に所属しているので、習志野店以外の店舗や本社の方々との接点も多数あります。年次や職位が離れた方もメンバーとして在籍されています。そうした皆さんとの繋がりを持っていると仕事をしやすいですし、励みになります。
もう一点、会社の魅力として挙げたいのは地域に密着していることです。急にお客様が来店されて、旅行のお土産を届けてくれたり、店舗ごとに開催しているイベントにも地域のさまざまな年代の方が喜んで参加してくれるので、地域とのふれあいを感じられます。また、店舗異動がほとんどない会社なので、「この地域のために頑張ろう」という想いを叶えることができます。
そんな中で、自分が今後目指していきたい目標は、まずは習志野店の主力メンバーになることです。いつまでも先輩に助けられてばかりではいけませんからね。ゆくゆくは、全社トップの営業マンを目指したいです。ただ、上司や先輩には数多くの優秀な方が揃っているので、越えるべき壁はかなり高いと言わざるを得ません。学ぶべき点を学ぶのは当然ですが、それだけではいつまで経っても追い抜くことはできません。自分独自のアプローチも見い出して、課題であるお客様とのコミュニケーション力や提案力を高めていきたいと思っています。