ちょっとだけ背伸びをさせてもらえる。だから「ベイシア」では、人が育つ。
ちょっとだけ背伸びをさせてもらえる。
だから「ベイシア」では、人が育つ。
このストーリーのポイント
- 地元のベイシアのワクワクした空間を見て入社
- 店舗を経て、自己申告制度を利用して3年目に本部へ
- 背伸びしながら頑張る姿を、必ず誰かが見てくれている
1年目から、少しだけ背伸びの必要な仕事にチャレンジ。「頑張ればできる」という成功体験を重ねる。3年目には本部に異動し、新たなステージでの挑戦が始まった。これからも「ワクワクする空間づくり」に関わっていきたいと考えている。
株式会社ベイシア
齋藤 明日香
人財戦略部 新卒採用グループ
2021年入社
総合教養学科卒。群馬県出身。入社後「ベイシア前橋みなみモール店」に配属となる。2年目に「ベイシアひだかモール店」に異動。3年目に自己申告制度を利用して人財戦略部に異動。新卒採用の担当として現在に至る。
ワクワクする空間は、実は身近にあった
学生時代は文化祭の実行委員をしていました。
思い出深いのは3年生の時に実施した高校生クイズです。それまでの催しでは出演者だけが楽しんで、観客不在だったという反省から企画したもので、高校生クイズなら母校の応援という形で多くの人が楽しめるのではないかと考えました。狙い通り会場は大変盛り上がり、好評でした。
そんな私の就職活動の“軸”は、「人をワクワクさせる空間づくり」。文化祭の体験にも通じることで、大勢の人を喜ばせ、笑顔にする仕事がしたいと思い、最初に考えたのがアミューズメント施設などのエンタメ系の仕事でした。
ただ当時はコロナ禍の真っ只中。エンタメ系企業は軒並み採用を抑制し、私自身も、二次選考まで進んでいたアミューズメント施設の倒産をニュースで知るという経験をしたほどです。将来に暗雲が立ちこめ、先行きが見通せない状況でした。
そんな中、いつも買い物で立ち寄っている大学近くのスーパーに行った際、ふと「ここもワクワクする空間では」と気付いたことで人生が大きく変わりました。
そこは「ベイシア 前橋みなみモール店」。衣食住のすべてがそろうスーパーセンターで、食品売場が買い物客でにぎわっている一方で、おもちゃ売場では子どもたちが歓声を上げていました。そうした光景を見て、人をワクワクさせるのはアミューズメント施設だけではないのだと、目から鱗が落ちた思いでした。実際、流通業界で選考を受けたのはベイシアだけで、最後まで選択を迷った対象も地方のアミューズメント施設でしたが、あの時に見た光景を忘れることが出来ずにベイシアへの入社を決めました。
期待に応えることで、成長していく
最初に配属となったのは「ベイシア 前橋みなみモール店」でした。まさに私が就活中に、ワクワクにあふれていると感じた、あの店舗です。ここで私はオーラルケア商品から始まって、化粧品やシャンプーなどのヘルス&ビューティの売場を担当しました。
私はやると決めたことは絶対にやり切りたいし、目の前のことから逃げ出すのが嫌なタイプ。まずは新入社員の中で一番目立ち、積極的に業務に取り組み、多くの人に顔と名前を覚えてもらおうと、がむしゃらに仕事に取り組みました。もちろん最初から上手くできた訳ではなく、入社当初は自分の担当売場のことだけで頭がいっぱいで、他部門を担当しているパート社員からの応援依頼に的確に対応できず、悔しい思いをすることもありました。
ただ、その反省から売場全体に目を配ろうと意識するようになり、そうしたことで、なぜこれだけの広さの売場が必要なのか、一つひとつの商品が引き立つように売場全体でどんな工夫がされているのか、といった部分まで次第に感じ取れるようになっていきました
そして2年目には、店長からの指名で新入社員の教育担当も務めました。「ベイシア 前橋みなみモール店」の新入社員は10人。手を取り足を取りベイシアでの働き方を教えたり、1日を振り返ってフィードバックをしたりと、2年目の私には「私が教育担当でいいのかな」と不安に思うこともありましたが、ちょっとだけ背伸びをさせて成長を促すのがベイシアの考え方です。もちろん無理だと思われることは絶対にやらせないし、逆に言えば「頑張ればできる」と判断したからこそ、背伸びをさせてもらえるのです。
あのときの新入社員が今は各地の店舗の第一線で活躍していて、たまに会うと「齋藤さんに教えてもらってよかったです」と言ってくれます。その言葉を聞くだけでも、頑張ってよかったなと思います。
インスタグラムやイベントなどを通じた、モール活性化事業にも取り組みました。印象深かったのは、地元のご当地キャラを活用したイベントです。
初めての社外の方とのやり取りには苦戦しましたが、お客様には大変好評でした。やっぱり私は人がニコニコと楽しそうにしている様子を見るのが大好きで、そんなワクワクを自分で仕掛けられたことに、大きなやりがいを感じました。
ベイシアへの“愛”を伝えたい
3年目の直前に埼玉県の「ベイシア ひだかモール店」に異動しました。地元を離れて生活することになったのですが、駐車場完備の借り上げ独身寮を格安で借りられるなど、生活面でのバックアップがしっかりしていることはベイシアの大きな魅力です。引っ越し等の費用も会社が負担してくれました。
「ベイシア ひだかモール店」で取り組んだのが、一般食品と住関連の横断化です。労働人口減少が叫ばれる中、便利で快適な買い物ができる売場環境を維持していくためにはより効率的な働き方が必須で、そのために部門の垣根を越えて働く体制を実現しよう、という試みです。例えば一人のパート社員が午前は食品、午後は住関連という具合に、複数の売場を兼務することになります。
簡単なように思われるかもしれませんが、人は新しい挑戦を前にすると、つい腰が引けてしまうものです。そんな抵抗感を減らし、部門の垣根を越えて協力する体制・環境を構築していくことが私の使命でした。
電子マニュアルを用いた指導を対象の全パート社員に行ったり、一緒に業務に入りながら徐々に慣れてもらったりと、前向きに仕事に取り組んでもらえる環境づくりに努めました。
ベイシアの将来を左右しかねない非常に重要なミッションで、これも私にとって、ちょっとした背伸びとなりました。最初は自分の力不足により、新しい取り組みをパート社員のみなさんに上手く伝えることが出来ず、落ち込んだこともありました。そんなとき、共に部門横断化を進めていた食品部門のマネジャーが一番に気付いてくれて「最近元気ないけど大丈夫?相談乗るよ」と声をかけてくださいました。自分の頑張っている姿を誰かが見てくれていると実感できて、とても嬉しかったです。
3年目の途中に、人財戦略部に異動しました。これには驚きました。というのも、いつかは人事関連の業務に就きたいと思って自己申告制度でその旨を伝えてはいたのですが、まさかこんなに早く希望が叶うとは思っていなかったからです。部門の横断化を成功させることに一生懸命だったため、その希望を出したことすら忘れていたほど、想定外のことでした。
私はベイシアのことが心の底から好きです。頼りになる上司も、素晴らしい仲間もたくさん働いており、多くのお客様に支えられて地域に溶け込んでいます。そんなベイシアへの私の“愛”を就活生の皆さんに伝え、1人でも多くの新しい仲間に出会いたいと思っています。
人財戦略部 新卒採用グループでの私の主な業務は、説明会やインターンシップを企画・開催したり、採用ホームページのリニューアルを行ったり、といったものです。就活生のみなさんとの面談やエントリーシートの添削なども行っています。
一緒に働いている先輩は中堅社員の方が多く、就活生のみなさんと年齢的に一番近いのは私です。同じ目線、近い感性を忘れずに情報を発信していきたいと考えています。ベイシアの仲間を1人でも多く増やすこと、そして将来一緒に働きたいと思ってもらえるような素敵な先輩社員になることが、現在の私の一番の目標です。
女性の活躍するシーンを増やすために
現在、一緒に働いている先輩は、私が就職活動をしていたときに対応してくれた方です。この先輩は、自分の進路について迷っていた当時の私に優しく寄り添って、前向きに背中を押してくれました。“いつかこの先輩のようになれたら”と思っていたので、今一緒に働いていることを嬉しく思っています。目標とする先輩がすぐそばにいることは、モチベーションにつながっています。
今後の長期的な目標は、売場企画部で特設コーナーの売場づくりに挑戦することです。ワクワクした空間をつくりたいという志はこの先もずっと変わらず、これまでの経験を活かして、お客様をさらに笑顔にしていけたらと考えています。
若手の挑戦を応援してくれるのがベイシアです。例えばお子様やサンタさん達がプレゼントを決めるであろう時期に、お取引先様と協力しておもちゃの体験会をやってみたい、というアイデアを出したところ、店長は背中を押してくれました。また、SNSでバズっている動画を見つけて、関連商品を多めに発注、レジ前の平台コーナーで展開したいと提案したときも前向きな言葉をもらい、後押ししてくれました。若手のうちからチャレンジさせてくれ、仮に失敗しても前向きなものであれば決して責められることはないし、むしろ一緒になって失敗の原因を分析し、次にどうやって挽回すればいいかを考えてくれます。
挑戦するから成長できるというのが、ベイシアの考え方です。
3年目に私は「女性のためのリーダーシップ研修」に一期生として参加しました。これは文字通り、女性の次期リーダーを育成しようという研修です。ママさん社員も含め、ベイシアで活躍する多くの女性社員が一堂に会し、コミュニケーションをとれたことで、私ももっと頑張りたいと大きな刺激を受けました。
ベイシアの女性社員は若手が多く、管理職はまだまだ少数。今後、その割合を増やしていくことが会社としての大きな課題になっています。この研修が女性の活躍する場を広げることにつながっていったら嬉しいですし、私自身も挑戦を続けていきたいと考えています。